春の訪れと再びの寒波:花粉シーズン到来!快適な室内環境を整えよう
公開日:2025.2.26 更新日:2025.2.26
2月下旬、日本列島は寒波から解放され、春の兆しが感じられるようになりました。
しかし、この暖かさとともに本格化するのが花粉の飛散。すでに関東を中心にスギ花粉の量が急増しており、花粉症の方にとってはつらい季節が到来しています。
さらに、気温の乱高下も予想されているため、体調管理や日々の服装選びに注意が必要です。
2月下旬、日本列島は寒波から解放され、春の兆しが感じられるようになりました。
しかし、この暖かさとともに本格化するのが花粉の飛散。すでに関東を中心にスギ花粉の量が急増しており、花粉症の方にとってはつらい季節が到来しています。
さらに、気温の乱高下も予想されているため、体調管理や日々の服装選びに注意が必要です。
2月25日、長期間日本を覆っていた寒波がようやく退き、全国的に気温が上昇傾向を示しています。
特に東京都心では、3月1日と2日に最高気温が20℃を超え、4月下旬並みの暖かさとなる予想です。福岡や大阪でも20℃以上の日が予想され、春の訪れを感じることができそうです。
■日中は春の暖かさ、朝晩との寒暖差に注意
日中は上着がいらないほどの暖かさになりますが、朝晩はまだ冷え込む日が多いため、服装の調整が必要です。
特に、急激な気温変化によって体調を崩しやすくなるため、薄着になりすぎないよう注意しましょう。
気温の上昇に伴い、これまで積雪が多かった日本海側の地域では雪解けが進みます。このため、道路の冠水や雪崩、屋根からの落雪などの二次災害に注意が必要です。
また、暖かさの影響でスギ花粉の飛散がピークを迎えるため、花粉症の方は万全な対策を心がけてください。
気温の上昇に伴い、関東から西の地域ではスギ花粉の飛散が本格化しています。特に東京都心では、2月28日から3月2日にかけて「多い」レベルの花粉飛散が予想されています。
花粉症の方は、マスクやメガネの着用、目薬の使用など、万全な対策が欠かせません。
また、洗濯物を外から取り込む際や、外出先から帰宅した際は、服に付いた花粉をよく払うようにしてください。
■花粉ピークは3月中旬に
スギ花粉のピークは3月中旬とされ、その後はヒノキ花粉が本格化するため、花粉症のシーズンは長引く可能性があります。特に、今年は暖冬の影響もあり、花粉の飛散量が例年より多くなる見込みです。
外で花粉対策をしていても、室内でくしゃみや鼻水が止まらない場合、家の中に花粉が溜まっている可能性があります。特に以下のような環境では、花粉が舞い上がりやすく、症状が悪化しやすくなります。
① カーペット・ソファに花粉が蓄積
花粉は布製品の繊維に絡みつきやすく、掃除機では完全に取り除けないことが多いです。蓄積された花粉が室内に再拡散し、長時間滞在するリビングなどでくしゃみや鼻水が止まらなくなることも。
② エアコン・空気清浄機のフィルターが詰まっている
冬の間に掃除をしていないエアコンや空気清浄機は、花粉を室内にまき散らす「花粉拡散装置」になっている可能性があります。定期的なフィルター掃除が欠かせません。
③ 窓・カーテンに花粉が付着
窓を開けたり、洗濯物を外に干したりすると、カーテンや網戸に花粉が付着し、室内に舞い戻ることがあります。
① 玄関で花粉をシャットアウト
外から帰宅した際は、玄関で服をはたいて花粉を落とすことが重要です。特にツルツルした素材の上着を選ぶと、花粉が付きにくくなります。
② 空気清浄機を活用し、こまめにフィルター掃除
HEPAフィルター付きの空気清浄機を使うと、空気中に舞う花粉をキャッチできます。ただし、フィルターが汚れていると逆効果になるため、定期的な掃除が必要です。
③ 洗濯物を部屋干し&カーテンの定期洗濯
洗濯物を外干しすると、花粉が衣類に付着するため、できるだけ部屋干しにするのがベスト。また、カーテンにも花粉が付きやすいため、こまめに洗うことで症状の軽減につながります。
こまめに掃除をしていても、花粉症の症状が治まらない…そんな場合は、プロのハウスクリーニング業者の力を借りるのが効果的です。
自分で行う掃除機や拭き掃除では取り切れないカーペットの奥深くに入り込んだ花粉や、エアコン内部の花粉・ホコリを、専用機器と技術で徹底除去してくれます。
■ハウスクリーニングでできる花粉対策
・ カーペットやソファの花粉除去で室内の空気をクリーンに
・ エアコン内部の洗浄で花粉の再拡散を防ぐ
・ 窓・換気口の徹底清掃で外からの侵入を防止
・ カーテンや布製品のクリーニングで花粉を根本から除去
特にエアコンの内部や換気口の掃除は、通常の掃除では手が届かないため、プロに任せるのが最も確実です。
春先はハウスクリーニングの依頼が増え、特に花粉症対策のプランは予約が埋まりやすくなります。快適な春を迎えるためにも、早めにクリーニング業者に依頼し、花粉ゼロの住まいを手に入れましょう!
一方、このまま春が定着するわけではありません。最新の気象データによると、3月2日頃から西日本を中心に低気圧が発達し、寒気が南下。3月3日から4日にかけて、全国的に気温が急降下する恐れがあります。東京都心では4日の最高気温が6℃前後と予想され、真冬並みの寒さが戻る見込みです。
■関東平野部でも雪の可能性、交通影響に注意
3月4日前後には関東甲信地方を中心に、雪が降る可能性が指摘されています。特に、東京都心でも降雪の可能性があり、朝晩の冷え込みが厳しくなる見込みです。
急な気温変化により体調を崩しやすくなるため、服装の調整や暖房器具の準備が欠かせません。また、積雪や路面の凍結による交通機関の乱れにも注意が必要です。
このように、気温の乱高下が激しい時期のため、最新の天気予報をこまめにチェックしながら、適切な寒さ対策を行いましょう。