カラスがうるさいのはなぜ?鳴き声のパターンと対処方法

カラス うるさい理由 害鳥

早朝や昼間から大きな声で鳴き、集中力を妨害してくるカラス。カラスはさまざまな鳴き声を使って仲間とのコミュニケーションを取っているため、鳴き声を聞く機会は多いのです。では、そんなカラスの鳴き声に困らないためにはどうすればよいのでしょうか。

そこでこの記事では、カラスの鳴き声パターンや対策方法についてご紹介していきます。カラスの鳴き声を対策する方法を知って、カラスが寄り付かないように工夫をしてみてください。

覚えておきたいカラスの3パターンの鳴き声

カラスの鳴き声 パターン

カラスの鳴き声パターンには少なくとも40種類はあるといわれており、鳴き方を細かく変えたり組み合わせたりすることによって、仲間との連携を取っているのです。そこでこの章では、カラスでよくある鳴き声を3種類ご紹介していきます。

・仲間との確認
朝や夕方などで「カァーカァー」と長めの鳴き声を聞く機会も多いでしょう。その鳴き声は、おもに自分の縄張りへの安全確認を仲間と取っているときや、ほかのカラスとはぐれないよう、自分の位置を知らせる目的で鳴いているとされています。

・集合の合図
カラスはゴミ捨て場などでエサを見つけると、「カカカカ」といった細かく鳴いて仲間を集めることもあります。ゴミを荒らされてしまうため、ネットを張るなどをして対策したいところですね。

・危機を知らせる
カラスに近づくと「ガァ!ガァ!」と荒い鳴き声で鳴くことも。これは、縄張りに侵入してきた部外者を威嚇するために鳴きます。

カラスの種類によっても鳴き声が細かく違う

カラスの種類 鳴き声

日本に生息している代表的なカラスの種類は「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」です。名前からしてイメージしやすいかと思いますが、これらのカラスは「くちばし」の太さに違いがあります。また、鳴き方にも少し違いがあるのです。ここでは、2種のカラスがどう鳴くのかご紹介しましょう。

・ハシブトガラス
ハシブトガラスはハシボソガラスと比べて「カァカァ」と濁らない声で鳴くのが特徴です。ちなみにハシブトガラスは本来、森に生息していた野鳥なので屋根や電柱などの高い位置にいることが多いのです。

・ハシボソガラス
ハシブトガラスとは対照的に、「ガァガァ」と少し濁ったような声で鳴くのが特徴です。また、ハシボソガラスは頭の出っ張りがなくなめらかな体の形をしています。このように、似た見た目のカラスでも細かい特徴は異なるので、近くにいればチェックしてみるのもよいかもしれません。

最もカラスがうるさい時期はいつ?

カラス うるさい時期

カラスの鳴き声で特に注意しておきたいのが「4月~7月」あたりの時期です。この時期はハシブトガラスやハシボソガラスにとって繁殖期という大事な時期であり、いつもより気が荒々しくなることも多くなっています。そのため、4月~7月はとくにカラス被害に気をつけておきましょう。

とくに注意しておきたいのが、知らずにカラスの縄張りに近づいてしまったパターンです。カラスの多くは普段目立ちにくい木の上に巣を作り、そこから半径数十メートルほどまでを縄張りとする習性を持っています。森や林の中だけでなく、公園や神社などに立った木にも住み着くことがあるので、もし巣を見つけたら近づかないように注意しましょう。

さきほどの鳴き声紹介でも伝えたとおり、カラスは縄張りに危機がせまると「ガァガァ」と荒い声で鳴くため、聞こえてきたらすぐにその場を離れることが大切です。

カラス対策は近づけさせないことが大切

カラス 対策

カラスの鳴き声に困っているのであれば、カラスが近づかないように対策することから始めましょう。カラスは鳥獣保護法で守られている生き物ですので駆除や捕獲はできませんが、光や音でおどろかせて近づけさせないようにすることは可能です。

・強い光を用いた対策
カラス対策には不要となったCDやDVDなどのディスクを用いるのが有効です。ディスクの読み取り面は光を反射しやすいため、反射した太陽の光がカラスを驚かして警戒させることができます。長いヒモなどでぶら下げておくことでディスクが揺れるので効果的です。ただ、カラスが慣れてしまい効果が薄くなる可能性はあります。

・音を用いた対策
カラス対策グッズのなかにはセンサーでカラスを感知し、カラスの嫌がる音を聞かせて撃退させるものもあります。また、業者に依頼してカラスの嫌がる音声を収録してもらい、カラスに聞かせることで追い払う方法もあるのです。

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