雨漏りのコーキング補修|その方法や注意点を解説!

雨漏り コーキング補修 屋根

雨漏りの原因となる穴やヒビに対してコーキング補修をしたいなら、使用するコーキング剤を用途に合わせて選ぶ必要があります。なぜなら、コーキング剤には使用する場所や用途が違ういくつかの種類があるためです。

この記事では、コーキング剤の種類の特徴や選び方についてご紹介していきます。また、コーキング補修作業をDIYでおこなう手順についても解説していくので、コーキング剤の扱い方が分からない方はこの記事を参考にして補修をしてみましょう。

まずは”コーキング剤”を選ぼう!

雨漏り コーキング

ここでは、雨漏り修理に使えるコーキング剤の種類について解説します。使用用途や適した素材もあわせて紹介していくので、自身の状況に合ったものを選んでみてください。

・シリコン、変形シリコン
シリコンは耐久性と密着性に優れた素材のため、多くの状況に対応できます。中でも水に濡れる機会の多いキッチン・浴室・ガラス窓などに適しているでしょう。また、変形シリコンは古いコーキングの上から塗装可能で、金属やコンクリートのものを補修するのに適しています。

・ウレタン
ウレタン素材は弾性や密着性が高く、シリコンに比べて長く利用できます。ただし紫外線に弱いので、日の当たりにくい場所に使われるモルタルや木材での使用が向いているでしょう。

・アクリル
湿っているコンクリートやモルタルに向いているのがアクリルのコーキング剤です。ただ、耐久性の面を考えるとあまり補修に向かない素材になります。

コーキング補修前に用意しておくもの

コーキング 用意

雨漏り補修のコーキング剤だけでは、うまく仕上げることは難しいです。仕上がりの良さはコーキングの耐久性にも影響するので、以下の道具も用意してから補修作業にとりかかるのがよいでしょう。

・コーキングガン
コーキングを丁寧かつ、効率的に注入するための道具です。コーキングガンにもいろいろな種類がありますが、頻繁に使うわけでなければ、安く取り扱いやすい手押し式を選ぶのがよいでしょう。

・マスキングテープ
このテープは、補修箇所周辺に貼って使用します。コーキング作業時、必要のない場所にコーキング剤が付着するのを防ぎます。

・ヘラ
注入後のコーキングを均一にならし、なじませるために使う道具です。

・カッターなどの刃物
古いコーキング剤をはがすために使います。

・プライマー
コーキング剤をしっかりなじませるための土台として使用する塗料です。

コーキング補修の方法|注意点も知っておこう

コーキング 注意点

コーキング補修に必要なものを準備したら、以下の手順に沿って雨漏りの補修作業をしていきます。

【コーキング補修の手順】
1.カッターを使い、古いコーキングをはがしていく
2.補修箇所周辺にマスキングテープを貼る
3.プライマーを補修箇所に塗布する
4.コーキングガンにセットしたコーキング剤を補修箇所に注入する
5.ヘラで均一になじませていく
6.マスキングテープをはがす
7.乾燥が終わるまでそのまま放置

ちなみに、「4.」の手順でコーキング剤を注入する際は、上から下へなぞるようにしていくと作業がしやすいです。

また、雨漏りのコーキング補修作業時はケガに十分注意しておこないましょう。高所作業で落下の可能性があると感じたら、無理に作業をおこなわずにプロの業者に補修を代行してもらうようにしてください。

コーキング補修を業者依頼した際の費用相場

コーキング 費用相場

雨漏りのコーキング補修作業が面倒、または難しいと感じた場合は業者に依頼してコーキング補修をしてもらいましょう。とはいえ、依頼するときに気になることといえばやはり費用の面ですよね。

コーキング補修の業者依頼相場は、軽度であれば数万円ほどで済むことが多いです。ただし、屋根で作業をおこなうときなど、高所作業をする必要がある場合は「足場代」などの追加料金がかかることもあるので、まずは一度見積りを取って見るとよいでしょう。

また、雨漏りの原因がコーキングの劣化ではなくほかの要因によるケースも考えられます。そのため、雨漏りが発覚したら一概にコーキングの劣化のせいだと決めつけないことが大切。

念のため業者に現地調査を依頼して、雨漏りの原因を詳しく調べてもらうのがよいでしょう。この現地調査の費用は業者によって違い、目視調査などの簡単なものであれば無料でおこなってくれる業者も存在します。

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