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京都府宇治市に木幡駅は二つあります。一方はＪＲ奈良線の駅であり、他方は京阪宇治線の駅です。両駅は漢字での表記は同じですが、読み方が異なります。前者は”こはた”、後者は”こわた”と読みます。ＪＲ木幡駅は六地蔵駅と黄檗駅の間に位置しており、１日あたり２７００人ほどが乗車利用しています。２面２線のホームを持っており、１番のりばからは京都方面への、２番のりばからは宇治・奈良方面への列車を利用できます。京阪の木幡駅も六地蔵駅と黄檗駅の間に位置しており、２面２線のホームを持っています。１番線からは中書島・淀屋橋・中之島線・出町柳方面への、２番線からは宇治方面への列車を利用でき、１日あたり２５００人ほどが乗車利用しています。両線の隣駅である六地蔵駅と黄檗駅は木幡駅のように別々の立地、駅名称ではなく、同一の駅に両路線が乗り入れています。２つの木幡駅は徒歩で５分ほど離れています。両駅間にはいくつか飲食店や小売店が見られ、金融機関の支店や郵便局があります。京阪木幡駅から西は桃山方面にかけて店舗数が多くなっていきます。ＪＲ木幡駅から東は公園が点在する住宅地となっており、宇治陵や藤原基房の松殿跡などの史跡があります。