結婚指輪は売れる?買取の相場や高価買取のコツを解説
公開日:2024.6.17
もう使わなくなった結婚指輪を「売りたい」と考えたことはありませんか?しかし、本当に結婚指輪は売れるのでしょうか。
この記事では、結婚指輪の買取の相場や高価買取してもらうためのコツについて解説します。
もう使わなくなった結婚指輪を「売りたい」と考えたことはありませんか?しかし、本当に結婚指輪は売れるのでしょうか。
この記事では、結婚指輪の買取の相場や高価買取してもらうためのコツについて解説します。
結婚指輪には、刻印やイニシャル、名前などが入っている場合が多く、特別な印を刻んでいるかもしれません。そのため、刻印がネックになり売れないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
結論として、結婚指輪に刻印などが入っていても一般的に売却できます。
なぜなら、刻印は程度にもよりますが、消すことが可能だからです。ただし、刻印を消す作業は時間と手間がかかるので、買取価格が作業分だけ低くなる可能性があることを知っておきましょう。
また、以下のような場合、一般的に買取してもらえないケースがあります。
・刻印を消すと商品価値がなくなる可能性があるケース
・刻印を消すことが困難であるケース
再販売できる価値がなければ、業者は買取を行いません。したがって、ご自身がお持ちの結婚指輪の状況によって変わりますので、まずは見積もりを出してもらうとよいでしょう。
結婚指輪の買取価格を決める重要なポイントの一つが「素材」です。その指輪に使用されている金属や宝石の種類や量によって、買取金額が大きく異なることがあります。
指輪で使われている素材として代表的なものは、金・プラチナ・シルバーなどの貴金属が挙げられます。それ以外にも、ジルコニアやチタンなどの貴金属以外の素材を使っている指輪もあります。
実際、高価買取になりやすい貴金属は「金・プラチナ」です。金とプラチナは、需要に応じて相場が変動するため、売却のタイミングによって価格が変動します。
また、シルバーは貴金属として扱われていますが、金やプラチナに比べて価格はかなり低めになっていますので、それほど高値で買取して貰えない可能性が高いでしょう。
■素材の純度や重量もポイント
使われている貴金属の種類も重要ですが、純度や重量といった素材の質も買取価格に影響します。
純度とは、素材に含まれる金やプラチナの割合です。金であれば「K○○」、プラチナは「Pt○○」、シルバーは「Sv○○」と表します。○○に当てはまる数値が高いほど、含有率が高いことを表します。
当然ですが、金やプラチナの純度が高いほど結婚指輪は高く売れます。
2024年2月時点の素材別の買取相場は以下になります。
▼金
・K18:1グラムあたり7,980円程度
・K14:1グラムあたり5,950程度
▼プラチナ
・Pt950:1グラムあたり4,380円程度
・Pt900:1グラムあたり4,278円程度
▼シルバー
・Sv1000:1グラムあたり110円程度
・Sv925:1グラムあたり99円程度
大抵の場合、お手持ちの婚約指輪の裏側に素材を表す刻印がされています。ただし、すべての婚約指輪にこのような刻印が入っているわけではなく、刻印の有無や内容は、製造元や製品のデザインによって異なります。
もう一つの結婚指輪の買取価格を決める重要なポイントは指輪のブランドです。
ブランドは、ジュエリーの質を示す要因になるもので、購入者にとって保証や安心感を与えます。そのため、結婚指輪が有名ブランドであると高価買取が期待できるでしょう。
一般的に結婚指輪で選ばれるブランドとして「ティファニー」「カルティエ」「ヴァンクリーフアンドアーペル」「ハリーウィンストン」の有名ブランドが挙げられます。
知名度とクオリティーの高さから、高値で取引される可能性が高いと言えます。
その他、海外のブランド「ジラフ・ブルガリ」、日本ブランドの「4℃(ヨンドシー)」「俄(にわか)」などの知名度がある結婚指輪も人気があり、ある程度の価格で買取を行ってもらえるでしょう。
ノーブランドの結婚指輪に関しては、ブランドの付加価値が付かないため、素材の純度や重量で査定額を算出することが一般的です。
また、オリジナルジュエリーを結婚指輪に選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。売却する場合は、こだわりの指輪であっても、ノーブランドと同様、素材として査定額を決めるケースが多いです。
もし、高額でオリジナルの指輪を購入した場合でも、想像した査定額に至らないこともあるので知っておくと良いでしょう。
結婚指輪を高く売るために必要なことは、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。素材やブランドだけではなく、それ以外のことも加えると査定額が引き上がる可能性もあります。
次からは、結婚指輪を高く売るためのコツについて詳しく解説していきます。
1つ目として、付属品と一緒に売却することです。
指輪が入っている箱や保証書、鑑定書などの付属品は、査定の際に持参することをおすすめします。ブランド品であれば、付属品によって査定価格に影響するのが一般的です。
保証書は、素材を明確にする書類になるので、紛失してしまうと、買取額が下がる可能性が高くなります。
具体的には、ダイヤモンドの保証書であれば、カットに関する内容やカラット数などの情報が記載されているため、買取価格の基準になります。
業者によっては、結婚指輪の保証書がないケースだと、買取を行わないこともありますので、気をつけましょう。
結婚指輪を高く売るためのコツの2つ目は、複数の買取業者に依頼することです。
特に買取実績が多い専門業者に依頼することをおすすめします。例えば、日用品から雑貨まで扱うリサイクルショップでも指輪などの買取を行ってもらえますが、対応する鑑定士が十分に知識を持っているとは限りません。
したがって、指輪の価値を低く見積もられる可能性があると言えます。
そのようにならないためにも、貴金属を中心に扱っている専門業者に査定依頼するのが安心です。
そして、買取相場を確認するために、複数の専門業者に査定してもらい、最も高値を付けてくれた業者に売却すると良いでしょう。
また、買取業者は、店頭買取だけではなく、宅配買取や出張買取を実施しているところもあります。近くに売却できる業者がない状態でも、スムーズに売却することが可能です。
具体的には、宅配買取であれば、申込を行うと数日後に宅配キットが届きます。そしてご自身で梱包して郵送します。
査定完了後、業者から連絡があり、査定額が納得できれば、後日現金を振り込んでもらうシステムです。
買取業者の選択は、利用者の口コミなども参考にしながら、ご自身に合った買取方法で業者を選び、納得のできる買取を行いましょう。