東京は12月上旬並みの冷え込みに 明日22日(水)は暖房の出番も
公開日：2025.10.21 更新日：2025.10.21
22日(水)は全国的に気温が上がらず、東京都心では最高気温が15℃に届かない予想です。上空に冷たい空気が流れ込み、日中も冬のような肌寒さを感じる一日となりそうです。西日本でも広く20℃未満となる見込みで、朝晩は冷え込みが強まります。厚手の上着を用意するほか、室内では暖房の準備をしておくと快適に過ごせそうです。
関東は一気に冷え込み 東京都心は14℃予想<
12月上旬並みの寒さで厚手の上着が必要に
22日(水)の東京都心は、最高気温が14℃前後と予想されています。これは平年よりおよそ5℃低く、12月上旬並みの寒さに相当します。朝晩だけでなく、日中も冷たい北風が吹くため、外出時はコートやマフラーなど冬支度が欠かせません。気温が急激に下がることで、体調を崩しやすい時期でもあります。 特に冷えやすい朝は、暖房を少し早めに入れるなど室内の温度管理を意識しましょう。エアコンのフィルターにほこりが溜まっていると暖まりにくくなるため、稼働前の点検もおすすめです。
西日本も広く20℃未満に 雨でさらに体感温度低下
近畿や東海でも厚手の上着を
22日(水)は、西日本の広い範囲でも20℃を下回る見込みです。上空の冷たい空気に加え、南の海上を通過する前線の影響で、午前中を中心に雨が降る地域もあります。雨によって地面からの熱が奪われ、体感温度はさらに下がるでしょう。名古屋市や大阪市でも最高気温は17℃前後となり、今日より3℃ほど低くなりそうです。 通勤・通学時は冷たい雨に濡れることのないよう、レインコートや防水靴を準備しておくと安心です。冷え込みが続く前に、エアコンやヒーターの暖房機能を確認しておくと、急な寒さにも対応しやすくなります。
北海道は一桁台の気温も 北日本は冷え込み続く
札幌は11℃前後 冬の装いが必要に
北日本では21日(火)に続き、寒気の影響が続きます。北海道の多くの地域では最高気温が10℃を下回り、札幌市でも11℃の予想です。日差しが出ても気温の上昇は鈍く、風が強まる時間帯は体感的に一桁台まで冷え込むこともあります。 道内では紅葉が進む一方、朝晩の冷え込みでストーブを使い始める家庭も増えています。暖房機器の使用が本格化する前に、燃料残量やエアコンの暖房フィルターなどを確認し、安全に備えておきましょう。
冷え込みの原因は上空の寒気と前線
全国的に寒気が流入し、気温が低下
日本列島の上空には、真冬並みの寒気が流れ込んでいます。気象衛星の解析によると、5000メートル付近でマイナス20℃以下の冷たい空気が関東や西日本上空に広がっており、これが地上の気温を押し下げています。さらに、南の海上を進む前線に沿って湿った空気が流れ込み、雨雲を発生させているため、日射しが届かず気温が上がりにくい状況です。 寒気の影響は23日(木)にかけても続く見通しで、しばらくは朝晩の冷え込みに注意が必要です。
冬に備えて今から暖房点検を
寒波前にエアコンを確認しておくと安心
今週は全国的に気温が低く、季節が一気に進んだような体感となります。こうした寒暖差の大きい時期は、暖房設備の点検を早めに行っておくことが大切です。エアコンのフィルター清掃やリモコンの動作確認を済ませておくと、いざという時にすぐ使えます。 もし暖房の効きが弱い、異音がするなどの不調を感じた場合は、早めに専門業者への点検予約を。寒波が本格化してからの修理依頼は混み合う傾向があるため、今のうちに準備を整えておくと快適に冬を迎えられます。
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