来週の冷え込み本格化 強い風にも要警戒
公開日:2025.11.14
更新日:2025.11.14
来週は、北からの強い寒気が日本列島を包み込み、季節が一段と進む兆しとなりそうです。特に本州の日本海側では、11月18日(火)に雪の可能性があり、同時に風も急激に強まる見通しです。気温低下に加え、冷たい風が体感温度をさらに下げるため、暖房機器の準備や点検は早めに済ませておきたいところです。さらに、住宅設備の中でも意外に見落とされがちなのが、冷房から暖房へ切り替わるこの時期のエアコンです。来たる厳しい冷え込みに備え、安心して暖かく過ごせる環境づくりを考えておきましょう。
全国的な寒気の流れと気温の動き
平地でも冬の気配、最高気温15℃未満へ
来週は、平地でも最高気温が15℃に届かない地域が多くなりそうです。特に関東から九州にかけて、北西風による冷え込みが強まるため、秋のコートが必要なレベルと予想されています。
北海道や東北北部では、マイナス12℃前後の寒気が流れ込む見込みで、平地でも積雪の可能性があるほど厳しい状況です。
この寒気がもたらす影響は、単に「寒い」だけにとどまりません。住まいの中にこもる寒気、隙間風、そして暖房効率の低下は、体感以上に冷えを感じさせる要因となります。暖房を毎日使い始めるこのタイミングだからこそ、住宅設備のチェックを怠らないようにしておきたいところです。
日本海側は雪・風ともに強まる見込み
吹雪・交通への影響・準備のすすめ
日本海側では、冬型の気圧配置が強まることで、山沿いはもちろん平地でも雪の降る可能性があります。18日(火)には上空1500m付近で‐6℃以下の寒気が流れ込む見込みです。
風も全国的に強まり、特に北日本の沿岸部では瞬間風速が30 m/s前後に達する可能性もあるため、吹雪による視界不良や交通機関の乱れに要注意です。
寒さ対策だけでなく、雪や風対策も含めて住宅内の防寒を強化しておきましょう。例えば窓やドアの隙間をチェックして冷気の侵入を防ぐこと、暖房の運転状況を確認しておくことが有効です。
暖房機器の稼働前に確認したいポイント
エアコンの暖房切り替えと点検のタイミング
寒気の襲来を前に、暖房機器の準備を進めておくことが大切です。中でも最近設置したばかりではないエアコンについては、暖房用フィルターの清掃、エアフィルターの詰まり、運転音・風量のチェックなどを今のうちに行っておきましょう。冷房運転から暖房運転に切り替えた際、初期設定のままでは暖まりが悪かったり、冷気が残っていたりすることもあります。さらに、風が強まる時期には室外機まわりの清掃も重要です。屋外機に雪や落ち葉が溜まっていると暖房効率低下の原因となります。早めの点検・清掃によって、急な寒波到来にも慌てずに対応できます。
今週末までに準備しておきたい住まいの対策
冷え込み到来前のチェックリスト
寒気到来と強風の予兆が出ているいまのうちに、住まいの温度環境を整えておきましょう。まず、窓・ドア・サッシの隙間からの風の侵入を防ぐために、簡易的な養生シートや断熱テープの利用を検討してください。次に、暖房機器の動作確認とフィルター清掃、室外機周辺の除石・落ち葉除去も忘れずに。さらに、風の強まりに対応するため屋外物の固定や補強も視野に。これらの対策を講じることで、寒さ・強風の日でも室内を快適に保ちやすくなります。そして、もしエアコンの暖房性能に不安がある場合は、信頼できる専門業者への点検予約を検討することをおすすめします。
安心して冬を迎えるためにエアコン点検予約を
予約が安心につながる理由と行動の一歩
この寒気の流れを受けて、今回の対策は「今すぐ」の行動が肝心です。特にエアコンについては、暖房運転のスムーズさ、効率性、そして安全性を確保するために、専門業者による点検予約を早めに押さえておきたいところです。点検を済ませておくことで、冷え込みが本格化する直前にトラブルを防げる可能性が高まります。また、暖房開始後に異音や異臭を感じた場合でも、事前点検をしておくことで安心感が大きく変わります。住まいを快適に保つためにも、ぜひこの機会にエアコンの暖房モードへの切り替え・点検予約をご検討ください。
寒さが本格化するこのタイミング。服装や持ち物の準備に加え、住まいの環境づくりも今一度確認しておきましょう。エアコン点検を予約しておけば、冬の暮らしがグッと安心に変わります。
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