台所のシンクを掃除する!シンク汚れの効果的な落とし方について解説
公開日:2023.11.9 更新日:2024.4.22
毎日使う台所だからこそ、シンクにはさまざまな汚れが付着しています。放置しておくと掃除するのが面倒になってきますので、すぐにきれいにしておくようにしましょう。
今回は台所のシンクに付着する汚れの種類や、シンクの汚れの効果的な掃除方法について解説していきます。
毎日使う台所だからこそ、シンクにはさまざまな汚れが付着しています。放置しておくと掃除するのが面倒になってきますので、すぐにきれいにしておくようにしましょう。
今回は台所のシンクに付着する汚れの種類や、シンクの汚れの効果的な掃除方法について解説していきます。
台所のシンクは毎日使用しますので、汚れが溜まっていきます。
きちんと汚れを落とすためにも、まずは汚れの種類について知っておく必要があります。
台所のシンクにつく汚れの種類は、以下の通りです。
・水垢
水周りの汚れでまず思い浮かべるのは、水垢汚れでしょう。蛇口やシンクのステンレス部分に付着していることが多く、水道水に含まれるミネラル成分などが原因です。
シンクの周りの水分をそのままにしておくと、蒸発して白くザラザラと固まった水垢が形成されます。できて間もない水垢汚れはスポンジを使って簡単に落とせますが、しばらく経つと落としにくくなります。
・油汚れ
調理器具や食器に付着している油汚れを落とそうとすると、シンクの周辺に飛び散ることがあります。油汚れは時間が経過するにつれて落としにくくなるばかりか、腐敗して悪臭まで発生させます。
・ヌメリや黒カビ
シンクには見えにくいヌメリや黒カビが付着しています。排水口や三角コーナーといった湿気がこもりがちな箇所は雑菌が繫殖しやすく、ヌメリや黒カビの原因になります。
・石鹸カス
石鹸カスは、食器用洗剤や水道水のカルシウムなどによってできる汚れです。そのままにしておくと落としにくくなりますので、早めの対処が必要です。
水垢やヌメリ、石鹼カスといった汚れはそのままにしておくと落としにくいですが、日々のお手入れを行うことで難なく落とすことができます。
キッチン周りは食品を取り扱う場所ですので、日頃からきちんと掃除しておきましょう。
■日常的に行う掃除方法
日々の掃除には、以下のアイテムを用意しておきます。
・食器用洗剤
・スポンジ
・古い歯ブラシ
・マイクロファイバークロス
はじめにスポンジに食器用洗剤を含ませて、台所のシンクを掃除していきます。なお、スポンジで強くこすると傷がつく原因になりますので、ステンレスの目に沿ってこするようにしましょう。
三角コーナーや排水口の生ゴミは雑菌の原因になりますので、忘れずに毎日捨てましょう。
シンクに付いた水分はマイクロファイバークロスで拭いていきます。毎日しっかり掃除するのが面倒な方は、マイクロファイバークロスで水気を拭き取る習慣だけでもある程度きれいにすることができます。
■1週間に1度は行おう!しっかりと掃除する方法
シンクの掃除には、酵素系漂白剤がおすすめです。酸素系漂白剤は、酸素の泡を利用して汚れを分解し、効果的に取り除きます。 洗浄だけでなく、漂白、除菌、消臭の効果もあり、幅広い種類の汚れに対応できます。
特にキッチンの掃除では、油汚れや食べ物の汚れ(色素、でんぷん、タンパク質など)を効果的にきれいにすることができます。
1.まず、シンクの排水口にふたをして、水の流れを阻止します。ふたがない場合は、水を入れたビニール袋を排水口に取り付けることで代用できます。
2.約60g~120gの酸素系漂白剤を投入します(シンクの容量に応じて調節してください)。
この状態で食器や調理器具を浸けると、同時につけ置き掃除ができます。シンク以外にも洗うものがある場合は、一緒に漬けると効果的です。
3.シンクの容量の約7~8割までぬるま湯を注ぎ、漂白剤を泡立てます。
4.約1時間~6時間放置したら、栓を外してスポンジでこすりながら水で洗い流します。
排水口のパイプ内もスポンジで掃除しましょう。
台所のシンクやその周りを掃除する上では、いくつか気をつける点があります。
主な注意点は以下の通りです。
・シンクの周辺にはものを置かない
食器に付いた油汚れは、2~3mほど飛んでいることはあります。シンクの周りに物があると油やホコリが付着しますので、それらを掃除しなければならなくなります。
そのため掃除の手間を減らすために、なるべく置くものを減らしましょう。
・塩素系漂白剤と酸性の洗剤は一緒に使わない
よく塩素系漂白剤のボトルに「混ぜるな危険!」といった注意書きが記載されています。なぜなら、塩素系漂白剤と酸性の洗剤を混ぜると有毒ガスが生じ、非常に危険だからです。
どちらかの洗剤を使用した際は、水できちんと流しておくことを忘れないようにしましょう。
・アルコールの使用に気をつける
アルコールは揮発性が高いため、火源があると引火するおそれがあります。シンクのすぐそばにコンロがある場合は飛び散らないように配慮することが大切です。
・掃除道具は近くに置いておく
台所のシンクの掃除は毎日行うのは面倒に感じるでしょう。しかし、近くに掃除道具を置いておけば、空いた時間を使って手軽に掃除できます。
台所は日々のお手入れがとても重要ですので、いつでも取り出せる位置に置いておきましょう。
台所のシンク汚れは、落とすのが難しい場合もあります。ただし特定のアイテムを使うことで、頑固な汚れもきちんと落とすことができます。
便利なアイテムは、以下の通りです。
・クエン酸
水垢汚れを落とすのに最適なアイテムが、クエン酸です。水垢汚れはアルカリ性なので、酸性のクエン酸は相性が良いです。さらにクエン酸には抗菌作用もあるので、シンクの雑菌の繫殖も抑えてくれます。
使用する際はスプレーボトルに水200mlに小さじ1杯のクエン酸を配合し、スプレーしていきましょう。
ただしクエン酸はアルミ素材との相性が悪く、そのままにしておくとシンクの錆びつきの原因になります。そのため掃除が終わったら、きちんと拭き掃除をしておきましょう。
・セスキ炭酸ソーダ
酸性である石鹸カスの汚れを落とすのに便利なのが、セスキ炭酸ソーダです。
使用方法はクエン酸と同じく、スプレーボトルに水200mlと小さじ0.5杯のセスキ炭酸ソーダを配合し、スプレーします。
・クレンザー
シンクには錆びつきによる汚れが付いていることもあります。錆び汚れはクレンザーをかけて、メラミンスポンジで磨けば落とせます。
錆が発生してから出来るだけ早めにやっておくと、落としやすいです。
また、軽いサビ程度であれば、重曹の粉をふりかけるだけでも落とすことができます。
このように、台所のシンク汚れは市販されているアイテムで落とすことができます。しかし、いざ自分で掃除しようとしても時間と手間がかかります。
そんな時に頼りになるのが、ハウスクリーニング事業者です。ハウスクリーニング事業者をおすすめする理由は、以下の通りです。
・専用の機材や道具で徹底的にきれいにしてくれる
ハウスクリーニング業者は専門的な洗剤や汚れの原因に合わせた洗剤を使って、シンクを掃除します。そのため、頑固でなかなか落ちなかった汚れまでしっかり落とすことができます。
また、素人ではわかりにくい細かい箇所の汚れまできちんと落とすので、衛生的にも望ましいと言えます。
・スピーディーに対応してくれる
汚れがひどいと、落とすのに多くの時間を費やします。そのような場合には、事業者に依頼すると比較的短時間で作業を終わらせてくれます。
お金はかかるものの、余計な時間と手間をかけずに済みます。
・日々のお手入れが楽になる
素人が手作業で掃除をすると、表面に傷がつきたり汚れが残ったりします。事業者のプランによっては、掃除をした後にシンクの周りのコーティングをやってくれます。
コーティングをしておけば、日々のお手入れがだいぶ楽になります。