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シロアリ予防の費用相場は?費用を安くするポイントも紹介します

公開日:2024.4.22
シロアリ予防の費用相場は?費用を安くするポイントも紹介します

大切な家を守るためには、シロアリ予防は欠かせません。しかし、シロアリ予防にかかる費用は、事業者やサービス内容などによって大きく異なります。

今回は、シロアリの予防の費用相場や、費用を安くするポイントなどを詳しく解説します。

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1.シロアリ予防の費用相場はいくら?

自宅の構造や依頼先によって、費用は前後する

丸の中に描かれたシロアリに斜線が点いているイラスト

一般的にシロアリ予防にかかる費用は、一坪当たり6,000円~8,000円程度が相場です。つまり、30坪のご自宅であれば、180,000円~240,000円ほどかかる計算になります。

ただしこの金額はあくまでも平均的な相場であって、実際の費用は様々な要素によって大きく変動します。
シロアリ予防の費用は、シロアリ被害の有無や建物の構造、使用する薬剤・保証期間の長さなど依頼する事業者によって価格が変わるのが特徴です。

・シロアリ被害の有無
もしすでにご自宅がシロアリ被害に遭っている場合、対応に必要な費用が変わってきます。
広範囲にわたる被害や、建物の主要な構造部分に重大な影響がある場合、単に予防措置を施すだけでは不十分です。被害箇所の修復や補強が必要となるため、その分費用は高くなります。
予防だけでなく修復作業を含めたすべての費用を把握しておくことが重要です。

・建物の構造
建築の構造はシロアリ予防にかかる費用に大きく影響します。床下が広く、作業員がアクセスがしやすい住宅は、シロアリ予防作業が円滑に進むため、通常は費用が割安になることが多いです。
反対に、床下空間が狭かったり、構造が複雑だったりすると、作業に余計な時間がかかってしまうため費用が増加する傾向にあります。

そのほか、建物に使用されている木材の種類や建築材料によっても適用すべき予防措置が異なり、これらの要素がシロアリ予防にかかる費用に影響を与えることになります。

・依頼する事業者
シロアリ予防の見積もりは、サービスを提供する事業者によっても変わります。サービスの品質、使用される薬剤の種別、保証の期間などが費用の決定に影響を与える要因となります。
たとえば、長い保証期間を設けている事業者は、初期の費用が高くなることがあります。ただし、保証期間中にシロアリが再発しても無償で駆除・予防作業をやってくれるので、その分長期的にみるとコストパフォーマンスがいいことが多いでしょう。また、一部の事業者は定期的なアフターフォローを無料で行うなどのサービスを提供しています。
これらのサービスを総合的に評価して、自分のニーズに最も合致したサービスを選ぶことが賢明です。

■シロアリ予防費用を確認する際は、「坪」と「平米」の価格表記の違いに注意
シロアリ予防の費用には、価格表記が「坪」で提示されている場合と「㎡(平米)」で提示されている場合があります。
これを見たときに、1坪は約3.3平米なので、平米で表記されている場合は金額が安いように思ってしまう方も多いので注意が必要です。

金額を比較する際は、あらかじめ同じ単位の単価に統一しておきましょう。平米表記と坪表記が混在してしまっている、平米表記を3.3倍にしてください。

シロアリ予防の費用表記には、「坪」と「㎡」の2種類が混在しているので、よく注意して価格を確認しましょう。

2.シロアリ予防の事業者別費用相場

依頼する事業者によって費用相場が異なる

電卓と家とシロアリが並んだイラスト

シロアリ予防の費用は、依頼する業者の規模によっても相場が異なります。事業者別のシロアリ予防消毒にかかる費用相場を詳しく見ていきましょう。

・大手上場企業&JA系(一坪あたり6,600円~)
規模の大きな上場企業やJAなどでは、費用が高額になりがちです。大手なので、宣伝や中間マージンにかける費用が多くなるためと考えられます。
その分、サービスや保証内容などは充実している傾向にあり、安心して工事を任せることができるでしょう。

・ホームセンター、ネット集客業者(一坪あたり4,000円~)
ホームセンターやネット集客型の業者は、割安な価格が魅力です。
しかし、ホームセンターやネット集客業者が請け負っているのは宣伝や受付業務のみで、実際の工事は小規模な下請け業者が行うことが多いでしょう。
どの程度の技術や資格を持っているのかわからず、工事の基準やルールなども業者任せになっているのが現状です。

・地域密着型中規模業者(一坪あたり5,500円~10,000円前後)
地域密着型の中規模業者は地域に根差したスタイルで経営しており、シロアリ被害の状況に応じて価格の見積もりを行ってくれます。
地域でシロアリ予防の実績を重ねているため工事品質は安定していることが多く、アフターサービスも充実していることがほとんどです。

・個人経営型(一坪あたり2,640円~)
個人経営者が提供するシロアリ予防消毒は、安価な傾向にあります。しかし、優良な事業者を見分けるのが難しいというデメリットがあるので注意が必要です。

3.シロアリ予防は2種類ある

予防工法によって費用は変わる

懐中電灯で照らされた住宅の床下の写真

シロアリ予防には主に「バリア工法」と「ベイト工法」という2つの方法があります。この工法によって費用相場も異なるのが特徴です。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

・バリア工法(薬剤散布工法)の相場
バリア工法は、床下の土壌や木材に直接薬剤を散布する伝統的な手法で、比較的低コストで効果がすぐに現れるという利点があります。
しかし、薬剤を使用するため、小さな子どもやペットがいる家庭では使用に懸念を感じる場合もあるでしょう。

バリア工法の相場は一坪あたり6,000円ほどで、次に紹介するベイト工法よりも安いケースが多くなっています。

・ベイト工法の相場
ベイト工法は、どちらかというとシロアリの駆除に適している工法です。比較的新しい手法で、家の周囲に毒を含むエサの筒を設置してシロアリを根絶します。
この方法は薬剤を広範囲に散布しないため、健康へのリスクが低く、環境にも優しいとされています。ただし、ベイト工法の費用相場はバリア工法よりも高い傾向があり、一坪あたり8,000円以上かかることが多いでしょう。
ベイト工法と比べるとコストが高めで効果が現れるまでに時間がかかることがデメリットです。

これらの方法を比較し、自分の状況に合った最適なシロアリ予防策を選ぶことが重要です。

4.シロアリ予防にかかる費用を安くするポイント

複数の業者から見積もりを取ろう!

見積もり書と電卓が並んだ写真

シロアリ予防にかかる費用をできる限り安く抑えるには、相見積もりを取ることが有効です。相見積もりとは、複数の業者からサービスの見積もりを取り、比較検討することを指します。
相見積もりを取ることで以下のメリットが得られます。

・費用の安い事業者を選択できる
複数の事業者から見積もりを取ることで、各業者の価格設定を比較し、最もコストパフォーマンスの高い業者を選ぶことができます。

・サービス内容の確認
見積もりでは価格だけでなく、どのようなサービスが含まれているかも詳細にわかります。これにより、必要なサービスが適切に行われるか、追加料金が発生する可能性はないかなどを把握できます。

・価格交渉のツールになる
見積もりを複数持っていると、価格交渉やサービス内容の拡充交渉を行いやすくなります。事業者も競合他社との比較があるため、より良い条件を提示してくれる可能性が高まります。

相見積もりを効果的に活用するためには、見積もりを依頼する際に明確な要望や期待するサービス内容を事業者に伝えることが重要です。
また、単に価格だけでなく、提供されるサービスの質やアフターケアの充実度も考慮に入れることが望ましいです。

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