1.スマートフォンを充電してるのに充電できない原因
ケーブルやバッテリーが劣化している可能性がある
スマートフォンを充電しているのに電池が増えない場合は、ケーブルやバッテリーの劣化が原因になっている可能性があります。日常的にケーブルの抜き差しを繰り返すことで、端子の歪みやコネクタ部分の変形が起こり、内部で断線するケースもあります。
また、差し込み口にゴミや埃が付着していると接触不良を起こし、正常に電力が供給されない場合があります。充電ケーブルや電源アダプターに不具合があると、接続していても電池が増えない状態になることがあります。アダプターを交換したときに充電できるようになる場合は、アダプター側の故障が原因の可能性があります。
ケーブルやアダプターを交換しても充電できない場合は、スマートフォン本体の充電口に不具合がある可能性も考えられます。充電口にゴミや埃が付着している場合は、傷つけないよう注意しながら丁寧に取り除きましょう。差し込み口が緩んでいたり、角度によって充電できたりする場合は、経年劣化による部品の摩耗が起きている可能性があります。
また、スマートフォンのバッテリーは使用年数とともに劣化します。長く使用している端末ではバッテリーの寿命が近づいていることもあるため、店舗で状態を確認してもらい、必要に応じてバッテリー交換を検討するとよいでしょう。
さらに、スマートフォン本体が高温になった場合、安全機能によって充電が一時的に停止することがあります。この場合は一度ケーブルを外し、涼しい場所に置いて本体の温度が下がってから再度充電を試してください。
2.iPhoneを充電してるのに充電できない際の対処法
iOSのバージョンや機種によって異なる
お使いのiPhoneで充電してもバッテリー残量が増えない場合は、まず慌てずに充電ケーブルや充電器の接続状態を確認してください。接続に問題がないか確認したうえで、iPhoneを30分ほど充電して様子を見てみましょう。
それでも充電されない場合は、強制的に再起動してからさらに30分ほど充電を試してください。ケーブルを接続しても電池が増えない場合は、接続状態の確認と強制再起動を行うことで改善することがあります。
なお、強制再起動の方法は、iOSのバージョンや機種によって異なります。
■iOS16以降のiPhone、またはiOS15以前でiPhone8以降の機種を使用している場合
音量を上げるボタンを押してすぐ離し、そのあと音量を下げるボタンを押して離します。そのあと電源ボタンを長押しすると、電源を切る表示が表示されます。
■iOS15以前でiPhone7を使用している場合
スリープ/スリープ解除ボタンと音量を下げるボタンを同時に押したままにします。電源を切る表示が表示されたら、両方のボタンを離してください。
■iOS15以前でiPhone6sまたはiPhoneSE(第1世代)を使用している場合
スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に押したままにします。電源を切る表示が表示されたら、両方のボタンを離してください。
これらの操作を行っても充電できない場合は、最寄りの携帯電話会社の店舗やApple Storeなどへ相談することを検討しましょう。
3.Androidを充電してるのに充電できない際の対処法
PCに接続して対応する方法もある
Androidスマートフォンの場合は、PCに接続することで充電トラブルが改善することがあります。まずPCの電源が入っていることを確認し、スマートフォンとPCをケーブルで接続して10〜15分ほど待ってみましょう。
その後、Androidスマートフォンからケーブルを取り外し、10秒以内にもう一度接続します。1分以内にバッテリーアイコンが表示された場合は、端末が充電状態になっている可能性があります。表示された場合は30分以上充電してから再起動を行いましょう。
再起動は電源ボタンを5秒以上押して指を離すと画面に「再起動」が表示されます。なお、「再起動」が表示されない場合は電源ボタンを30秒以上長押しすると強制再起動できます。
また、PCを使わずにスマートフォン本体のボタン操作だけで対処できる場合もあります。スマートフォンを充電器に接続した状態のまま、音量を下げるボタンと電源ボタンを同時に20秒以上長押ししてください。
ここから先は、作業が2つの方法に分かれます。
1.赤色のライトが表示された場合
赤いライトはバッテリーが充電されていない状態を示しています。30分以上充電してから、電源ボタンを長押しして画面上の再起動アイコンを選択してみましょう。
2.矢印で囲まれた箇所に「Start」の文字とAndroidのロボットが表示された場合
まずは「Power off」が画面に表示されるまで音量を下げるボタンを押し続けてください。その後、30分以上充電したうえで、電源ボタンを長押しして画面上の再起動アイコンを選択します。
これらの作業を行っても充電できないときは、最寄りの店舗やメーカーなどへ相談してみましょう。
4.スマートフォンのバッテリーを長持ちさせる方法
スマホの負担を減らすことが重要
スマートフォンが充電できなくなる事態を防ぐためには、バッテリーの消費や劣化を抑えて長く使える状態を保つことが重要です。低電力モードやバッテリーセーバーを利用すると、電池の消費を抑える効果が期待できます。それぞれの設定方法は次の通りです。
■iPhoneの低電力モードの設定方法
「設定」→「バッテリー」の順にタップし、「低電力モード」をオンにします。
■Androidのバッテリーセーバーの設定方法
「設定」→「電池」の順にタップし、「バッテリー セーバー」をオンにします。
低電力モードやバッテリーセーバーを利用すると、スマートフォンの電力消費を抑えられるため、バッテリーへの負担を減らすことにつながります。これらの機能を活用することで、電池の消費を抑えながら端末を使うことができます。
また、使用しているアプリによってもバッテリーの消費量は変わります。バッテリーの消費が激しいアプリや処理に時間がかかるアプリを使い続けると、端末に負荷がかかる場合があります。そのため、不要なアプリは終了させるなど、使用状況を見直すことも大切です。
さらに、充電中にアプリを使用すると端末に負荷がかかる場合があります。急ぎの用事がない限り、充電中はスマートフォンの操作を控えるようにしましょう。
また、画面の明るさもバッテリー消費に影響する要素の一つです。常に画面を明るく設定していると電池の消費が増えるため、画面の明るさは自動調整に設定しておくとよいでしょう。周囲の明るさに応じて画面の明るさが自動で調整されるため、電池の消費を抑えやすくなります。
同様の理由で、スリープまでの時間を短く設定することも効果的です。
5.スマートフォンが充電してるのに充電できない場合は業者に修理してもらおう
すぐに修理をお願いしたいなら非正規の修理事業者がおすすめ
これまでの操作を試しても充電できない場合は、メーカーや最寄りの店舗に修理を依頼することを検討しましょう。故障の内容によって異なりますが、修理にはおよそ1週間程度かかることがあります。
メーカーに依頼した場合、保証期間内で自然故障と判断されれば無料で修理してもらえる可能性があります。一方で、修理完了までに時間がかかる場合がある点は注意が必要です。
最寄りの店舗へ持ち込む場合は、必要なパーツがそろっていれば即日や翌日に修理できることもあります。ただし、メーカーや店舗で修理を行う場合は、個人情報保護の観点からデータが初期化されることがあります。
データを残したまま修理したい場合は、非正規の修理事業者に依頼する方法もあります。非正規の修理事業者は対応が比較的早く、店舗によってはデータを消さずに修理できるケースがあります。
個人情報の取り扱いが気になる場合もありますが、店舗へ直接持ち込めば故障内容によっては即日で対応してもらえることもあります。
依頼する際は、実績の多さや料金、利用者の口コミなどを確認し、信頼できる事業者かどうかを見極めることが重要です。
なお、非正規の修理事業者へ修理を依頼した場合、保証期間内であってもメーカー保証の対象外になる可能性があります。修理を依頼する前に保証内容を確認しておきましょう。