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台風22号ハーロン発達中 伊豆諸島に暴風高波の脅威 関東全域警戒

公開日:2025.10.7 更新日:2025.10.7
台風22号ハーロン発達中 伊豆諸島に暴風高波の脅威 関東全域警戒

台風22号(ハーロン)は10月7日現在、日本の南海上で勢力を強めながら北西へ進んでいます。8日以降は高気圧の縁を回るように進路を変え、9日には伊豆諸島や関東地方に影響が及ぶおそれがあります。
伊豆諸島では暴風や高波が強まる見通しで、関東全域でも風雨の影響に注意が必要です。屋根や外壁の点検など、家の備えを早めに行いましょう。

台風22号の現在位置と勢力

日本の南で発達しながら北上

日本列島に接近する台風のイメージ画像

7日午前9時現在、台風22号は日本の南海上にあり、西北西へ時速15kmほどで進んでいます。中心気圧は約985hPa、最大風速は30m/s、最大瞬間風速は45m/sと強い勢力を保っています。
今後は高気圧の縁を回りながら進路を北寄りに変え、8日から9日にかけて伊豆諸島付近を通過する見込みです。進む速度が遅く、湿った空気を長時間送り込むため、太平洋側を中心に大雨が続くおそれがあります。
予報円の範囲が広いため、影響の出るタイミングや強さには地域差があります。最新の台風情報を確認し、備えを早めに進めてください。

伊豆諸島を中心に暴風・高波の危険

海上を中心に風雨が強まる見通し

押し寄せる高波の写真

8日から9日にかけて、伊豆諸島では台風の中心が接近するタイミングで非常に強い風が吹く見込みです。瞬間的には35m/sを超える暴風となり、海上ではうねりを伴った高波が発生するおそれがあります。
また、前線の影響も加わり、台風本体の外側でも雨雲が活発化しています。東京都心部でも強い風や断続的な雨が見込まれ、交通機関の乱れや停電への警戒が必要です。
特に船舶の運航、釣りやマリンレジャーなどは非常に危険な状況になるため、不要不急の外出や海岸付近への接近は避けましょう。

関東全域で強風・大雨・高潮に警戒

広範囲で悪天候となる可能性

屋根にたたきつける大雨の写真

9日から10日にかけては、関東全域で強い風と雨が予想されています。特に太平洋側の地域では、1時間に50mmを超える激しい雨が降るおそれがあり、都市部でも冠水や道路の浸水に注意が必要です。
また、台風の進行方向や風向きによっては東京湾周辺で高潮が発生する可能性もあります。川沿い・低地・地下施設を利用する場合は、早めの避難準備が重要です。
強風により飛来物や看板の落下が起こる危険もあるため、外にある植木鉢や自転車などは屋内に片づけておきましょう。

台風前に行うべき家庭の備え

安全確保のための行動リスト

防災対策のイメージ画像

台風接近の2日前までに
・最新の台風情報を定期的に確認する
・懐中電灯、電池、モバイルバッテリーなどを準備
・ベランダや庭の飛びそうなものを片づける
・窓に養生テープや飛散防止フィルムを貼る

前日〜当日
・雨戸やシャッターを閉める
・排水溝や雨どいの掃除をして詰まりを防ぐ
・車を安全な場所へ移動させる
・避難場所や避難経路を家族で共有しておく

屋根や外壁に劣化が見られる場合は、台風通過前に専門業者へ点検を依頼しておくのが賢明です。小さなひび割れやズレでも、強風や大雨で被害が拡大することがあります。

屋根修理業者への早期相談が被害を防ぐ

事前点検で家を守る

屋根の点検を行う作業員の写真

台風通過後は修理依頼が集中し、業者がすぐに対応できないケースが多く見られます。被害を最小限に抑えるためには、台風前の点検・補修が効果的です。
信頼できる業者を選ぶ際のポイントは次の通りです。

・地元対応で、現場に迅速に駆けつけられる
・見積もりや作業内容が明確で説明が丁寧
・火災保険の適用や申請サポートに詳しい
・雨漏り修理や屋根材交換の実績が豊富

屋根は住宅の中でも最も風雨の影響を受けやすい部分です。今のうちに点検を行い、必要な補修を済ませておくことで、後々の大きな出費やトラブルを防ぐことができます。

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まとめ:被害を最小限にするために

最新情報の確認と早めの備えを

・台風22号(ハーロン)は日本の南で勢力を強め、8〜9日にかけて伊豆諸島や関東に接近する見通し。
・伊豆諸島では暴風や高波、関東全域でも強い風や激しい雨に警戒が必要。
・早めの備えと屋根の点検が、被害を抑える重要なポイント。


気象庁やウェザーニュースなどの最新情報をこまめに確認し、安全を最優先に行動しましょう。