本文へ移動

気象庁が冬の3か月予報発表 気温は平年並み中心に

公開日:2025.11.25 更新日:2025.11.25
気象庁が冬の3か月予報発表 気温は平年並み中心に

気象庁は11月25日、2025年12月から2026年2月にかけての3か月予報を発表しました。今回の予報では、気温は北日本を中心に「平年並か高い」傾向が示され、降水量については東日本太平洋側や西日本、沖縄・奄美で「少ない見込み」とされました。また、海面水温や偏西風の蛇行の影響など、大気・海洋の特徴についても整理されており、この冬の天候を読み解く材料が示されています。本記事では、気象庁の発表内容をもとに、向こう3か月の天候傾向と生活への影響、そして冬を快適に過ごすための準備について解説します。

向こう3か月の気温 北日本は「平年並か高い」傾向

地域ごとの確率予報からみる気温の特徴

日本列島 寒冷気団 架空の天気図(3DCGイメージ)

気象庁によると、向こう3か月の気温は北日本で「平年並か高い」見込みとされています。出現確率は「低20%・並40%・高40%」で、平年並かそれ以上の気温となる可能性が示されました。東日本でも「ほぼ平年並の見込み」とされ、「低30%・並30%・高40%」の分布となっています。西日本は「低30%・並40%・高30%」、沖縄・奄美では「低40%・並30%・高30%」とされ、多くの地域で平年に近い見通しが示されました。いずれの地域でも極端な低温が続く予測ではなく、地域ごとの気圧配置の変化に伴って気温の変動が起こる可能性があります。気象庁は、季節予報は確率で示されるため、最新の1か月予報や日々の天気予報と合わせて確認することを推奨しています。

降水量 東日本太平洋側・西日本・沖縄で少ない見込み

低気圧の影響を受けにくい地域が中心に

降雨量のイメージ画像

向こう3か月の降水量は、東日本太平洋側、西日本、沖縄・奄美で「少ない見込み」と予想されています。たとえば東日本太平洋側では「少50%・並30%・多20%」、西日本太平洋側でも同様の傾向が示され、いずれも平年より降水量が少なくなる可能性が高いとされています。一方で、北日本日本海側では「ほぼ平年並の見込み」とされ、地域によっては低気圧の影響を受ける時期が訪れるとしています。降水量が少なくなる地域では晴れる日が増える一方、空気の乾燥や火災のリスクが高まる場合があります。冬季は気温が下がると暖房の使用が増えやすく、室内の乾燥がさらに進みやすいため、加湿と換気のバランスが重要になります。

降雪量 日本海側は「ほぼ平年並」中心の予報

北日本・東日本・西日本の日本海側での確率予報

寒い冬のイメージ写真

降雪量については、日本海側の地域を中心に確率予報が示されています。北日本日本海側では「少30%・並40%・多30%」で「ほぼ平年並の見込み」、東日本日本海側も同じく「少30%・並40%・多30%」で「ほぼ平年並の見込み」です。西日本日本海側では「少30%・並30%・多40%」とされ、こちらも平年と大きく異なる傾向は示されていません。なお、九州北部地方は降雪量予報の対象ではないことが明記されています。降雪量が平年並ということは、例年どおりの雪対策が必要であることを意味しており、積雪地域では移動手段や除雪準備に備えておくことが求められます。

大気・海洋の特徴 ラニーニャ現象に近い状態の影響も

気温・降水に影響を与える大規模な循環

ラニーニャ現象のイメージイラスト

気象庁は、期間前半を中心に「ラニーニャ現象に近い状態」となる見込みを示しています。太平洋赤道域では中部〜東部の海面水温が低い一方、西部では高く、インド洋熱帯域でも西部で低い状態が続くとされています。この影響で、フィリピン付近では積乱雲の発生が多くなる一方、太平洋赤道域の日付変更線付近では少ない見込みです。また、偏西風は日本付近で南に蛇行し、シベリア高気圧は北東側で弱いながら南東方向に張り出す時期もあるとされています。これらの要因から、東・西日本太平洋側と沖縄・奄美は低気圧の影響を受けにくく、一方で北日本日本海側では低気圧の影響を受ける時期があるとまとめられています。

冬を快適に過ごすために 暖房機器の早めの点検を

気温が平年並でも暖房の使用は増える可能性

故障したエアコンを確認する修理業者の写真

今回の予報では広い地域で「平年並」が中心となりましたが、冬の気温は日々の気圧配置で大きく変わる可能性があります。特に寒気が流れ込む時期は短時間で気温が下がることもあり、暖房機器には負荷がかかりやすくなります。エアコンのフィルター詰まりや内部の汚れがあると暖まりにくく効率が下がってしまうため、冬本番前の点検やクリーニングを行うことが快適性と省エネの両方に役立ちます。また、積雪地域では外気温が低い日が多く、暖房が長時間稼働しやすい傾向があります。寒い日が続く前に設備の状態を確認し、必要に応じて専門業者への点検予約を行うことで、冬の生活を安心して迎えることができます。

≫エアコンメンテナンス事業者を探す
≫エアコンクリーニング事業者を探す