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マンションに補助鍵を追加したい! 防犯上のメリットや費用、工事の手順を紹介

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.5
マンションに補助鍵を追加したい! 防犯上のメリットや費用、工事の手順を紹介

「空き巣に入られるのが心配」「マンションの防犯対策はどうすればいいか分からない」そんな方におすすめなのが補助鍵です。
二重に鍵をかけるのは面倒かもしれませんが、玄関から泥棒に入られるリスクを大幅に軽減してくれます。

今回はマンションに補助鍵を取り付ける手順や費用などを解説します。

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1. マンションに補助鍵を追加するメリット

補助鍵とは、マンションの玄関や窓に付いている鍵とは別に、新たに取り付ける鍵のことです。

補助鍵が設置されたマンションの扉の写真

二重に鍵があるのにちなんで、「ワンドア・ツーロック」との名称が名付けられています。

マンションに補助鍵を設けるメリットは、空き巣に入られにくくなることです。例えば玄関の鍵が2つ存在していれば、それだけ自宅へ侵入する時間がかかります。空き巣にとって犯罪をいかに短時間で遂行できるかは最も重要なポイントです。

もし玄関に侵入する時点で時間がかかってしまえば、相当なプレッシャーになりますし、やる気を削ぐことにもつながります。

さらに鍵を手が届きづらいところに設けることによって、ピッキングされにくくなります。高いところの鍵を開錠する際はどうしても全身が目立ってしまいますので、ピッキングをしていると外から気づかれやすくなります。

またしっかりと防犯対策をしているだけで、空き巣に狙われにくくなります。空き巣は実際の犯罪を遂行する前に、前もって偵察を行っています。そこで補助鍵が付いている家だと侵入しづらいと判断し、ターゲットから外すことが多いです。

このようにマンションに補助鍵をつけるのは、空き巣への抑止力になります。そのため、玄関や窓などに取り付けておくといいでしょう。

2. 補助鍵を選ぶ際のポイント

「マンションの玄関を二重鍵にしたいと思っていても、どれにすればいいか分からない 」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。ここでは補助鍵を選ぶ際に抑えておくべきポイントについてご紹介します。

補助鍵が設置された扉の写真

補助鍵選びにおける大切なポイントは次の通りです。

・なるべく取り付けやすい鍵を選択する
・補助鍵を取り付ける場所や目的を考慮する
・鍵の機能性に注目する
・子どもや高齢者のいる家庭ではリモコン式の補助鍵を選ぶ

マンションやアパートのような賃貸物件ですと、オーナーや管理会社の許可なしに玄関ドアに改造を施すことができません。仮に可能であったとしても、大掛かりな工事が必要な補助鍵ですと、費用や手間がどうしてもかかってきます。

こうしたことから、なるべく簡単に取り付けられる補助鍵を選ぶことをおすすめします。最近では簡単に取り付けられて、かつ機能面でも必要十分な鍵が数多くあります。

それに加えて補助鍵を設ける予定の箇所に関しても、改めて確認しておきましょう。玄関ドアのみならず、引き戸に取り付けられるタイプの補助鍵もあります。目的や設置したい箇所に応じて最適な補助錠を設置することで、安全面の強化を図っていくことができます。

鍵の機能にも注目します。小さなくぼみが付いたディンプルキーや、暗証番号入力が必要な鍵など、さまざまなタイプがあります。利便性との兼ね合いも考えて選ぶといいでしょう。

子どもや高齢者がいるお宅の場合、リモコンタイプの鍵が便利です。簡単に開錠できる上、手が離せない場合にも役に立ちます。

3. 取り付ける際の注意点

補助鍵は自宅の防犯性を高めてくれるアイテムですが、取り付けるにあたってはいくつか注意点があります。これを意識していないと、せっかくの補助鍵が無駄になってしまいます。

扉を修理している事業者の写真

まず補助錠を設置される場合は、玄関ドアや窓の表面を出来るだけきれいな状態にしておきます。テープ状になっているものなど比較的簡単に設置できる鍵ですと、取り付け箇所に汚れがあると、上手く設置できなくなる可能性があります。

補助鍵によっては、ネジ等を利用しなければならない場合があります。現在取り付けを考えている鍵の詳細を確認してみて、自宅に設置できるかを確かめておくことが大切です。

工事が必要な補助鍵の利用を検討されている場合は、あらかじめ許可を得る必要があります。先述の通り、賃貸住宅ですと自宅の工事にはオーナーや管理会社の許可ももらわなければなりません。事前に玄関や窓の控除が可能かどうか確認しましょう。

また、補助錠をうっかり失くしてしまった時のことも考える必要があります。そんな時のために身内の誰か、もしくは賃貸住宅の管理人さんにスペア鍵を預かってもらうなどの対策をしておきます。いずれにしても補助鍵のスペア鍵はきちんと用意しておくことが大事です。

4. 補助鍵作成にかかる費用

補助鍵設置にかかる費用についても確認しておきましょう。

費用相場のイメージ写真

一般的に補助鍵を取り付けるのにかかる費用は、10,000円~40,000円が相場になります。鍵本体はもちろんのこと、工事費や業者の出張費なども含みます。

また鍵によっては機能性の高い電子鍵もあります。電子鍵ですと工事の手間が一般的な補助鍵よりもかかってきますので、25,000円~80,000円前後が相場となってきます。さらに電子鍵ですと普通鍵と比べて耐久性が低く、鍵の修理や交換の費用が別途でかかってくることもあります。

もちろんこうしたマンションやアパートの補助鍵は、ご自宅でも取り付けることは可能です。実際に普通鍵ですと1,000円から、電子鍵であれば20,000円から購入することができます。

ただし鍵の設置に慣れていないと、鍵本来の防犯性が発揮しづらくなりますし、素人が設置すると、空き巣に隙をつかれやすくなる可能性もあります。費用はかかるものの、やはり鍵設置のプロに任せるのが無難です。

現在ではさまざまな鍵の専門業者がマンションの補助鍵を取り扱っています。多くの業者では無料で作業の見積もりを行っています。工事を依頼される前に、まずは複数の業者を比較してみましょう。そうすることで、工事費用を安く抑えることができます。

5. マンションに補助鍵を追加する手順

マンションにおいて補助鍵を追加される際には、いくつかの手順を踏む必要があります。

補助鍵が設置された扉の写真

①あらかじめ管理人さんもしくは管理会社に連絡しておく

専門業者により補助鍵設置を実施される場合、必要箇所において必ず工事を行わなければなりません。実際にマンションに補助鍵を取り付けようとしたら、玄関に穴を空けることから断られてしまったという事例もあります。

専門業者に自宅へ来てもらう前に、前もってマンションの管理人さんや管理している会社まで補助鍵の取り付け工事が可能かどうか確認しておきましょう。

ここで許可なく勝手に取り付け工事を実施した場合、部屋の引き渡しをしなければならない際に管理会社との間で問題が発生します。

②依頼した業者に施工をしてもらう

管理人さんや管理会社から設置工事の許可をもらったら、鍵の専門業者に工事を依頼しましょう。

現在ではマンションの補助鍵の作成に対応している業者が数多くあります。ホームページを調べてみたり、複数の業者に見積もりを取るなどして、目的や予算に合致している業者を探します。

また工事を行っている最中は、穴あけといった作業により騒音が発生します。ですので、工事開始前に近隣の人にその旨をきちんと伝えておきましょう。

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