本文へ移動

テレビアンテナを屋根裏に設置する方法とは?メリット・デメリットなどもご紹介!

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.12
テレビアンテナを屋根裏に設置する方法とは?メリット・デメリットなどもご紹介!

一昔前まではテレビアンテナといえば、屋根のてっぺんに取り付けられているのが一般的でした。CS放送専用のアンテナもベランダについていましたね。ですが近年ではアンテナがない家もちらほら。肝心のアンテナはというと屋根裏に設置してあります。
そこで今回は、アンテナを屋根裏に設置する方法やメリット・デメリット、費用などの情報を分かりやすく紹介していきます。検討されている方はぜひ参考にして下さい。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

アンテナ110番

1.テレビアンテナを屋根裏に設置するメリット

テレビアンテナを屋根裏に設置するメリットは破損が少ないことなど

テレビアンテナの絵

ここでのメリットとして最初に紹介するのは、破損するリスクが減少することです。
台風の時期になると屋根から折れたアンテナが垂れ下がっている光景をよく目にします。テレビアンテナがいくら細いと言っても、台風の風には勝てません。仮に折れていなくても、向きが変わってしまい電波をうまく受信できなくなることも。台風通過後に屋根に上がって向きを調整していた光景を今でも覚えています。
その点、屋根裏でしたら屋根が剥がれない限り台風の影響は一切なし。落下して破損する心配もありませんね。

テレビアンテナを屋根裏に設置するメリットとして次に紹介するのが、各部屋への配線が簡単なことです。
以前のアンテナであれば、線を各部屋の壁側まで引っ張って穴を空けて室内に入れていましたが、屋根裏でしたら壁の隙間を利用して配線することができます。これでコードが切れるリスクも少なくなります。

ここでのメリットとして最後に紹介するのは、外見がスタイリッシュになることです。
せっかく新築の家を購入しても、屋根に黒いコードが見えたのでは何だか野暮ったい印象を受けます。テレビアンテナを屋根裏に設置すれば外から配線が一切見えませんので、家全体がスマートに感じられると思います。
もちろんデメリットもあるのですが、全体の流れとしては屋根裏アンテナに移行していくものと考えます。

2.テレビアンテナを屋根裏に設置するデメリット

テレビアンテナを屋根裏に設置するデメリットは設置環境が制限されること

テレビアンテナの絵

これが唯一といっていいデメリットは、設置環境が制限されていることです。
テレビアンテナを屋根裏に設置する訳ですから、屋根裏自体がなくては成立しません。同時に各部屋に配線を通すための隙間も必要となります。
さらに屋根に太陽光パネルを設置している場合、電波塔の位置によっては電波が阻害される可能性があるという事です。

つまりテレビアンテナを屋根裏に設置するための条件としては、屋根裏があること、配線を通すための壁の隙間があること、電波塔の向きに太陽光パネルが無いことなど。
全てクリアしたご家庭だけが屋根裏にテレビアンテナを設置することができるという事です。

近年建てられている住宅の構造は、この条件を満たすように設計されていますので何の問題もありませんが、築30年などの住宅では厳しいことも予想されます。

そのほかのデメリットとしては、工事費用がかかるといった点があります。
屋根裏にテレビのアンテナを設置するだけですから、それ自体の費用はあまりかかりません。ですが問題となるのは家電機器への影響です。
特にLED照明は電波の影響を受けやすいと言われていますから、屋根裏にテレビアンテナを設置するのであれば、電波干渉を受けないタイプと交換しなくてはいけません。
さらにお住まいの環境によっては、ブースターを購入する必要もあります。

3.テレビアンテナを屋根裏に設置する方法

テレビアンテナを屋根裏に設置する方法はまず電波レベルの測定から

パラボラアンテナの絵

ここでの作業は自分で行うこともできますし、専門の業者に依頼することも可能です。

何はともあれ屋根裏で電波が受診できなければ設置自体が無理という事になりますので、電波の測定から開始します。テレビ電波の測定にはレベルチェッカーという機械を使用します。ネットショップで1,000円~3,000円で購入することができるのですが、より正確に、よりたくさんの周波数をチェックする場合は50,000円程度のレベルチェッカーを使用する必要があります。もうこの時点で専門の業者に依頼した方がいいレベルです。

とりあえず電波の状態が良ければアンテナを屋根裏の柱などに取り付けて、そこから出ているコードを分配機へと繋げば工事は簡単です。
工事が完了した後は各部屋でテレビをつけてみましょう。どのチャンネルも映れば問題ありません。一部が映らない、すこしラグがあるといった場合は、ブースターを取り付ける必要があります。

ブースターとは電波増幅器のことで、家電量販店などで3,000円~8,000円程度で販売されています。これを取り付けることで受診電波を増幅し、その結果としてテレビが映るようになる仕組みです。

受信電波レベルはテレビのメニュー画面からチェックすることができます。

4.テレビアンテナを屋根裏に設置する費用はいくら?

テレビアンテナを屋根裏に設置する費用の相場は30,000円から50,000円

費用相場のイメージ絵

ここでの費用相場は工事内容により大きく異なります。基本費用としてはブースター込みで32,500円が相場です。

設置する場所により、分配器や分岐器を取り付けることもあります。そうなってくると40,000円前後になることも。
さらに古いアンテナの撤去費用として別途6,000円が必要です。

また、依頼する業者によって基本料金に含まれている内容が異なります。今回紹介した相場はブースター込みですが、ブースター料金が別のこともありますし、出張費や雑費などが加算されることもあります。また、夏に依頼すると作業料が割り増しされることも。

ですので、重要になってくるのが業者の選び方になります。絶対に譲れないのが料金一覧を開示していること。次に今までの作業実績と具体的な工事内容、請求した費用を掲載していることです。
このような業者であれば、まず問題ないと思われます。

アンテナ屋根裏工事を依頼する時に注意して頂きたいのが、「格安」「今だけ」などと相場よりも明らかに安い金額を提示している業者です。工事終了後に法外な請求をしてくることもあります。
そういった時はすぐに支払わずお住まいの地域の消費生活センターに相談しましょう。せっかく工事をする訳ですから、できるだけ優良な業者に依頼して下さい。

5.まとめ

テレビアンテナの屋根裏設置に関する情報のまとめとポイントのおさらい

アンテナの模型の写真

ここまでこの工事に関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

テレビアンテナを屋根裏に設置することで、家の外観がスッキリしますし、何より故障のリスクが少なくなります。工事自体はそれほど高額ではありませんが、お住まいの家によっては希望しても取り付けることができないことも。

もし迷われているようであれば、その辺りのことも含めて専門業者に相談することをおすすめします。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

アンテナ110番

アンテナ工事の新着記事

おすすめ記事