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テレビアンテナは自分で設置できる?必要な道具と作業手順を解説

公開日:2026.3.2
テレビアンテナは自分で設置できる?必要な道具と作業手順を解説

地デジやBS/CSのテレビ番組を見るためには、自宅にテレビアンテナを設置する必要があります。自分で設置できるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

アンテナの設置は専用の道具があれば対応できる場合もありますが、屋根の上での作業や電波状況の確認など、判断に迷いやすいポイントも少なくありません。設置場所やアンテナの種類によって作業の難易度も変わるため、事前に作業内容を理解しておくことが重要です。

この記事では、テレビアンテナを自分で設置する際に必要な道具や、基本的な設置手順について分かりやすく解説します。

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1.テレビアンテナの設置は自分でもできるの?

自分でもアンテナ設置は可能

サインを出す女性の写真

業者に依頼せず、自分で地デジやBS/CSを見るためのアンテナを設置したいと考える人もいるかもしれません。

結論として、自宅にテレビアンテナを設置して番組を視聴できる状態にすることは可能です。ただし実際の作業では電波の測定や機材の固定など専門的な工程が必要になるため、作業の難易度は高くなります。屋根上での高所作業や専門機材の扱いが必要になるため、安全対策と事前準備を十分に行ったうえで作業することが重要です。

・電波の測定
チューナーやサテライトファインダーなどの機材を使い、設置場所で受信できる電波の強さを測定します。

・機材の固定作業
アンテナやブースターなどの機材を屋根や外壁に固定します。この作業では固定用の金具や専用工具が必要になることが多く、外壁に穴を開ける場合はコーキング剤を使用して腐食や雨漏りを防ぐ処理も行います。

・配線の取り回し
アンテナを設置した後は、分配器やテレビ本体までアンテナケーブルを配線します。壁の内部や屋根裏を通して室内までケーブルを引き込む必要があります。また、ブースターは利得調整(電波強度の調整)を行うスイッチを操作できる位置に設置しておくことが大切です。さらにBSやCS、4K・8K放送用アンテナを設置する場合は、事前に正確なアンテナ角度を測定したうえで設置する必要があります。

2.自分でテレビアンテナを設置する際に必要な道具

必要な工具やあると便利なアイテム

モンキーレンチの写真

テレビアンテナの設置作業を行う際には、専用の機器や工具を事前に用意する必要があります。ここでは、アンテナ設置の際に準備しておくべき主な機材や工具について解説します。

■アンテナ本体・配線関連の機材
・アンテナ本体
・アンテナケーブル
・接続端子

ケーブルや接続端子はアンテナ購入時に付属している場合もあります。ただし、設置場所や配線ルート、端子の形状によってはそのまま使えないケースもあるため、環境に合ったものを用意しましょう。

■アンテナ固定に必要な部材
・アンテナ固定器具
・ネジ・ビス
・アンカー
・コーキング剤

アンテナの固定器具は、設置場所の材質に合わせて選ぶ必要があります。木下地用やコンクリート用など種類があるため、外壁の材質に適したものを選びましょう。また、外壁に穴を開けた場合はコーキング剤で防水処理を行います。

■受信環境を整える機材
・ブースター
・分配器
・電波測定器

ブースターは電波を増幅する装置で、電波状況が弱い場合に使用します。分配器はテレビ端子を増やしたい場合や交換が必要な場合に用意します。電波測定器はアンテナの設置場所を判断するために使用し、電波環境を確認する重要な機器です。

■設置作業に必要な工具
・梯子・脚立
・安全帯
・ドライバー
・ペンチ
・ドリル
・モンキーレンチ
・腰袋
・作業靴
・作業手袋(軍手はNG)
・安全メガネ
・ヘルメット

3.自分で地デジアンテナを設置する方法

地デジアンテナの設置手順

DIYのイメージ絵

地デジアンテナを設置する際の手順は、以下の通りです。

1.設置場所とアンテナの種類を決める
自宅のテレビで地デジを視聴するには、地デジの電波を受信できる場所を探し、地デジアンテナを設置する必要があります。受信可能な場所としては屋根の上や外壁、ベランダのほか、電波が届いていれば屋根裏などのスペースに設置することも可能です。設置場所が決まったら、八木式アンテナやデザインアンテナ、ユニコーンアンテナなどの種類から設置するアンテナを選びましょう。

2.アンテナの土台を取り付ける
設置場所が決まったら、アンテナを固定するための土台となる金具を取り付けます。金具の種類はアンテナの種類や設置場所によって異なるため、事前に確認して適切なものを用意することが重要です。外壁や破風板などに設置する場合はドリルで穴を開ける必要がありますが、その際はビス穴から水が入らないようコーキング剤などで防水処理を行います。

3.アンテナを取り付ける
土台が設置できたら、アンテナ本体を取り付けて電波を受信できる方向に向きを調整します。電波塔の方向を目安に設置する方法が一般的ですが、現在はスマートフォンのアプリを使うことで電波塔の方向を確認することもできます。アンテナの向きがずれていると電波を正しく受信できず、テレビが映らない原因になるため、方向の調整は慎重に行いましょう。

4.ブースターの設置や配線処理を行う
電波の強さによってはブースターと呼ばれる電波の増幅装置を設置する必要があります。ブースター本体はアンテナの直下に取り付け、電源部は分配器の近くに設置するのが一般的です。その後、アンテナケーブルを屋内の分配器に接続し、分配器から各部屋のテレビ端子まで配線を行えば設置作業は完了です。

4.自分でBS/CSアンテナを設置する方法

BS/CSアンテナの設置手順

BS/CSアンテナの写真

BS/CSアンテナを設置する際の手順は、以下の通りです。

1.設置場所とアンテナの種類を決める
BS/CSアンテナの設置は、地デジアンテナよりも受信できる角度や位置の調整がシビアになります。基本的には南南西の方向に向け、遮蔽物がなく仰角40〜45度程度を確保できる場所に設置するのが望ましいとされています。屋内への設置は基本的にできないため、屋根の上やベランダなどの屋外に設置するケースが多くなります。

2.土台を設置してアンテナ本体を仮取り付けする
設置場所が決まったら、アンテナの土台を設置し、その上にBS/CSアンテナ本体を仮取り付けします。衛星放送を受信するには細かな角度調整が必要になるため、この段階では完全に固定せず、落下しない程度にネジで固定しておきます。

3.ブースターの設置や配線処理を行う
電波が弱い場合や複数のテレビで視聴する場合はブースターを設置します。ブースターを設置した後、アンテナケーブルを分配器まで引き込み、分配器から各部屋のテレビ端子まで配線を行います。

4.BS/CSアンテナの方角や角度を調整する
アンテナ本体を衛星放送が受信できる方向に向け、映像が安定して映る角度に調整します。角度や方向が少しでもずれると衛星放送の電波を受信できず、BS/CSが映らなくなる原因になります。スマートフォン用のアプリを利用すると電波レベルを確認しながら調整できるため便利です。

5.業者にテレビアンテナ設置を依頼する際の費用相場

業者の費用相場は2万円前後が目安

費用相場のイメージ絵

地デジやBS/CSアンテナの設置を自分で行う場合、専用の器具や専門知識が必要になるうえ、屋根の上などでの高所作業も発生するため、難易度は高い作業といえます。

なんとかアンテナを設置できたとしても、角度がわずかにずれていたり、電波の強度が不足していたりすると、テレビの映像がきれいに映らない可能性があります。確実にテレビを視聴できる環境を整えるためには、アンテナ設置の実績が豊富な専門業者に依頼する方法が安心です。

専門業者であれば電波の測定から適切なアンテナの選定、設置作業、アフターフォローまで対応してもらえるため、トラブルを防ぎやすくなります。

業者へ依頼する場合の費用相場は、以下の通りです。

・デザインアンテナ :約18,000〜35,000円
・BS/CSアンテナ:約10,000〜33,000円
・八木式アンテナ :約16,000〜35,000円

アンテナの種類によって費用は変わりますが、設置工事を含めると20,000円前後になるケースが多くなります。

業者への依頼費用を抑えたい場合は、次のポイントを意識しましょう。

・複数の業者に見積もりを取る
アンテナ設置工事は専門のアンテナ業者だけでなく、街の電気店や大型家電量販店でも依頼できます。複数の業者に見積もりを依頼することで費用相場を把握し、価格や作業内容を比較しながら依頼先を選びやすくなります。

・オプション作業を減らす
危険を伴うアンテナ設置は業者に依頼するのが安全ですが、レコーダーの接続や設定など自分でも対応できる作業は依頼しないことで費用を抑えられる場合があります。

・アンテナを事前に購入しておく
アンテナ本体を自分で用意しておくことで、設置作業のみを依頼できる場合があります。ただし、業者によっては自社製品のみ設置対応としているケースもあるため、事前に確認しておくことが大切です。

6.テレビアンテナを自分で設置する際のポイントまとめ

設置は可能だが難易度と安全性を考えて判断する

地デジやBS/CSのテレビ番組を視聴するためには、自宅にテレビアンテナを設置する必要があります。専用の道具や機材をそろえれば自分で設置することも可能ですが、実際の作業では電波測定やアンテナの角度調整、屋根の上での高所作業など専門性の高い工程が発生します。

アンテナの向きや角度がわずかにずれるだけでも電波を正しく受信できず、テレビが映らなくなる原因になるため、設置作業は慎重に行う必要があります。

また、アンテナの種類や設置場所によっては工具や部材も多く必要になります。さらに、電波状況によってはブースターの設置や配線の調整も必要になるため、作業の難易度は高くなる傾向があります。

安全面や作業の確実性を重視する場合は、アンテナ設置の実績が豊富な専門業者へ依頼する方法も検討するとよいでしょう。費用はアンテナの種類によって変わりますが、一般的には2万円前後が目安となるケースが多くなります。

自分で設置するか業者に依頼するかを判断する際は、作業の安全性や電波状況、必要な工具などを確認したうえで、自宅の環境に合った方法を選ぶことが大切です。

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