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テレビブースター交換費用はいくら?交換時期の目安と業者依頼のポイント

公開日:2026.3.2 更新日:2026.3.11
テレビブースター交換費用はいくら?交換時期の目安と業者依頼のポイント

最近、テレビの映像にノイズが混じったり、特定のチャンネルが映らなかったりして困っていませんか。突然テレビの映りが悪くなると、アンテナの故障なのか機器の不具合なのか分からず、原因の判断に迷うこともあります。

テレビの受信トラブルにはさまざまな原因がありますが、アンテナ設備の一部であるブースターの劣化が関係している場合もあります。ブースターは電波を増幅する機器のため、故障や劣化が起きると映像トラブルにつながることがあります。

この記事では、ブースターの役割や交換が必要になる目安、交換する場合の費用相場について解説します。テレビの映りが悪いときにブースターが原因かどうか判断するポイントも紹介するので、修理や交換を検討する際の参考にしてください。

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1.テレビアンテナのブースターの役割とは

テレビの映像信号を増幅する装置

テレビの電源をつけている写真

ブースターとは、テレビアンテナで受信した映像信号を増幅し、テレビのちらつきや映像の途切れを防ぐ機器です。テレビの信号を複数の部屋に分配したり、アンテナからテレビまでの配線が長くなったりすると、信号の強さが弱くなることがあります。

このようにテレビ信号が弱くなる現象は「減衰」や「損失」と呼ばれ、映像の乱れやチャンネルが映らない原因になることがあります。ブースターは信号レベルを増幅することで、こうした減衰の影響を抑え、安定したテレビ映像を映すための機器です。

次のような環境では、ブースターを設置することでテレビの受信環境が改善する可能性があります。

・住んでいる地域に届くテレビ電波が弱い
電波状況が弱い地域では、アンテナで受信した信号が十分な強さにならず、映像が安定しない場合があります。

・テレビを見ているとちらつきやノイズが入る
映像が一瞬乱れたりノイズが発生したりする場合、信号レベルが不足している可能性があります。

・特定のチャンネルだけ映らない
一部のチャンネルだけ映らない場合は、テレビ信号が減衰して受信レベルが足りなくなっている可能性があります。

・テレビがほとんど映らない
全体的に映像が不安定な場合は、受信している信号自体が弱いことが考えられます。

・テレビの台数を増やした
複数のテレビに信号を分配すると、各テレビに届く信号の強さが弱くなることがあります。

・アンテナからテレビまでの距離が長い
配線距離が長くなるほど信号が弱くなるため、映像が乱れる原因になることがあります。

このような状況では、ブースターを設置することでテレビ信号が増幅され、映像が安定する場合があります。ただし、ブースターを設置しても改善しない場合は、アンテナの性能不足や設備の問題が原因の可能性があります。その場合は、より受信性能の高いアンテナへ交換する、ケーブルテレビや光回線へ切り替えるといった対応が必要になることもあります。

2.ブースターを交換する目安やタイミングとは

屋外だと寿命が短くなる

電波のイメージ絵

ブースターは精密機器であり、使用年数とともに少しずつ劣化していきます。ブースターを設置しているにもかかわらずテレビ映像にノイズやちらつきが発生する場合は、機器の劣化によって交換が必要になることがあります。

一般的にブースターの交換目安は約10~15年といわれており、この年数を過ぎると故障や性能低下によってテレビの映りが悪くなる場合があります。特に屋外に設置されているブースターは、雨や風、紫外線の影響を受けやすいため、屋内設置よりも寿命が短くなることがあります。

また、ブースターの調子が悪くなる原因は劣化だけではありません。設置環境や配線状況によっても不具合が発生することがあります。

・電波が強すぎる環境で使用している
ブースターは電波が弱い環境で信号を増幅するための機器です。もともと受信レベルが十分に高い環境で設置すると、信号が強くなりすぎて正常に動作しなくなることがあります。その結果、テレビが映らなくなったり映像が乱れたりすることがあります。テレビ設備を設置する際は、電波レベルを測定し、必要な場合のみブースターを設置することが重要です。

・異常発振が起きている
異常発振とは、ブースターで受信した電波と出力された電波が混ざってしまう現象のことです。アンテナとブースターの距離が近すぎる場合や、入力ケーブルと出力ケーブルをまとめて束ねている場合に起こることがあります。この状態になると電波が不安定になり、テレビの映像にノイズや乱れが発生する原因になります。

3.ブースターを選ぶポイントとは

適切なスペックのブースターを選ぶのがコツ

ポイントのイメージ写真

テレビの映像を安定して視聴するためには、環境に合ったブースターを選ぶことが重要になる場合があります。ブースターには多くの種類があり、性能や仕様も製品ごとに異なるため、設置環境に合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、ブースターを選ぶ際に確認しておきたいポイントを解説します。

・ゲイン(利得)が適切であるか
ゲイン(利得)とは、ブースターが受信した電波信号をどの程度増幅できるかを示す数値です。「dB(デシベル)」という単位で表され、この数値が大きいほど増幅できる信号レベルも高くなります。例えばアンテナの受信レベルが30で、安定してテレビ映像を視聴するために60以上必要な場合は、30dB以上のゲインがあるブースターを選ぶことで信号を補うことができます。

・ゲインの調整機能が付いているか
ブースターの中には、ゲインの数値を調整できる製品もあります。ゲインが大きすぎると異常発振などの不具合が起こる場合があるため、状況に応じて調整できる機能があると使いやすくなります。

・定格出力が大きい製品であるか
定格出力とは、ブースターが出力できる最大信号レベルを示す数値です。定格出力が小さいと、信号を増幅しても十分な映像レベルにならない可能性があります。安定したテレビ映像を受信するためには、余裕のある定格出力のブースターを選ぶことが重要です。

・雑音指数(NF)が低い製品であるか
雑音指数(NF)は、信号を増幅する際にどの程度ノイズが発生するかを示す数値です。この数値が低いほどノイズが少なく、映像が安定しやすくなります。目安としては、地上デジタル放送では3dB以下、BS/CS放送では6dB以下の製品が選ばれることが多いです。

・大手メーカーの製品であるか
ブースターを選ぶ際は、実績のある大手メーカーの製品を選ぶと安心です。日本アンテナ、DXアンテナ、マスプロ電子などのメーカーは長年アンテナ機器を製造しており、品質管理の基準を満たした製品を提供しています。

4.ブースター交換の費用相場とは

自分で購入する場合と業者に依頼する場合で異なる

費用相場のイメージ写真

ブースターを交換する場合は、新しいブースターを購入する必要があります。また、屋外アンテナ設備と接続する作業になることが多いため、専門業者へ取り付け工事を依頼するケースが一般的です。

ブースター交換にかかる費用は「機器代+設置工事費」が基本となり、業者に依頼した場合はおおよそ15,000円~42,000円程度が目安とされています。

ブースター設置工事の費用目安は以下の通りです。

・ブースター(地デジのみ対応)の設置工事:15,000円~
地上デジタル放送のみを増幅するタイプのブースターを設置する工事です。比較的シンプルな構成のため、費用も抑えられる傾向があります。

・ブースター(BS/CS対応)の設置工事:25,000円~
地デジに加えてBS・CS放送の信号も増幅できるブースターの設置工事です。対応する信号の種類が増えるため、機器の価格が高くなる傾向があります。

これらの工事費には、通常ブースター本体の費用が含まれています。地デジのみ対応の製品よりも、BS/CSに対応したブースターの方が機能が多く、価格も高くなることが一般的です。

また、ブースター本体だけを個人で購入する場合の費用相場は、おおよそ5,000円~40,000円程度です。卓上型の簡易ブースターであれば5,000円前後で購入できることもありますが、屋外設置型の高性能ブースターになると価格が高くなる傾向があります。

ただし、ブースターの設置はアンテナ設備の調整や高所作業が必要になる場合があるため、専門知識がない状態で作業すると事故や受信トラブルの原因になることがあります。そのため、安全面や作業の確実性を考えると、電気工事やアンテナ工事の専門業者に依頼する方法が安心です。

5.ブースター交換の業者の選び方

知識や経験の豊富な業者を選びましょう

ブースターの交換事業者の絵

ブースター交換を行う場合は、高所での作業になることが多く、アンテナ設備やブースターに関する知識も必要になります。そのため、安全に作業を行うためには、アンテナ工事や設備設置の経験が豊富な専門業者へ依頼する方法が一般的です。

ブースター交換は高所作業や電波調整が伴うため、知識や経験がない状態で作業すると事故や受信トラブルにつながる可能性があります。

自分でブースターの取り付けや交換を行う場合、次のような手間やリスクがあります。

・必要となる部品や工具を揃える必要がある
ブースター本体だけでなく、ケーブルや接続部品、工具などを準備しなければならないため、事前準備に時間と手間がかかります。

・高所作業のリスクがある
屋根や外壁など高い場所で作業することが多く、慣れていない場合は転落などの危険があります。

・作業に時間がかかる
設置場所の確認や配線作業、電波レベルの調整などが必要になるため、慣れていないと作業が長時間になることがあります。

・屋根に穴をあける場合は雨漏りの恐れがある
アンテナ設備を固定する際に屋根へ穴をあける作業が発生することがあり、施工方法を誤ると雨漏りの原因になることがあります。

・アンテナ環境に合ったブースターを選ぶ必要がある
テレビの受信環境に適したゲインや定格出力を持つブースターを選ばないと、映像が安定しない可能性があります。

自力でブースターを設置できたとしても、電波レベルの調整が適切でない場合はテレビ映像が正常に映らないことがあります。また、高所作業は事故のリスクもあるため、専門知識がない状態で行うことは危険です。

このような理由から、ブースター交換は経験のある業者に依頼する方法が安心です。専門業者であれば電波環境を確認したうえで、適切なゲインや定格出力の機器を選定し、購入から設置工事までまとめて対応してもらえます。

6.テレビブースター交換費用のポイントまとめ

テレビの映りが悪いときはブースターの劣化と交換費用を確認

テレビ映像にノイズが入る、ちらつく、特定のチャンネルが映らないといった症状は、アンテナ設備の一部であるブースターの劣化が原因になっている場合があります。ブースターはテレビの電波信号を増幅する機器のため、長期間使用すると性能が低下し、テレビの受信状態が悪くなることがあります。

ブースターの寿命は一般的に10~15年程度とされており、この期間を超えて使用している場合は交換が必要になる可能性があります。特に屋外に設置されている場合は、雨風や紫外線の影響を受けやすく、劣化が早く進むこともあります。

また、ブースター交換を業者に依頼した場合の費用相場は、おおよそ15,000円~42,000円程度とされています。地デジのみ対応のブースターよりも、BS・CSにも対応したタイプの方が機器価格が高くなる傾向があります。

ブースター交換は屋根や外壁など高所で行うケースも多く、電波レベルの測定や機器選定も必要になるため、専門知識のない状態で作業するのは危険です。テレビの映りが悪くなった場合は、アンテナ設備の状態を確認したうえで、アンテナ工事や電気工事の専門業者へ相談することをおすすめします。

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