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防音ガラスの効果とは?具体的な性能や交換にかかる費用について

公開日:2022.4.19 更新日:2024.4.17
防音ガラスの効果とは?具体的な性能や交換にかかる費用について

家の近くで工事をしていたり、風が強かったりすると、自宅の中にいても外からの物音が気になることがありますよね。
そんな時におすすめしたいのが防音ガラスへのリフォーム。防音ガラスにリフォームすることで、外からの騒音の遮断以外にも家の中の音が外へ漏れ出すのを防止する効果も期待できます。

今回はそんな防音ガラスの効果について解説します。具体的な性能や交換費用についてご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ガラスの性能を上げるだけにおうち時間をより快適に過ごすことができるようになりますよ。

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1.家の中にいて外の騒音が気になる原因とは?

窓ガラスに防音効果がないと、外からさまざまな騒音が伝わってくる

騒音に悩む女性の写真

外からの騒音は窓を伝わって家の中に入ってきます。主な原因は次の通り。

・気体(空気)から伝わる音
窓は外の空気を入れる場所であることから、外部のさまざまな音が伝わってきます。

例えば散歩をしているペットの鳴き声や通学している子どもたちの声、自動車が走っている音などです。
また、線路沿いにお住まいの方ですと電車の走行音も聞こえてくることがあります。
さらに大型トラックの走行音は振動が発生しやすく、対策が難しいと言われています。

・窓の構造上の問題
窓とサッシの間にすき間ができていると、そこから外の音が漏れ入ってきます。
こうしたすき間から漏れる騒音については防音ガラスだけで防ぐことは不可能です。

・物件の構造の問題
物件によっては音が伝わりやすいところがあります。
特に音が伝わりやすいのが木造や軽量鉄骨の住宅です。これらの住宅は壁が薄く作られている場合が多く、125Hz以下の重低音が伝わりやすいです。
そのため、こうした住宅にお住まいの場合は自分で対策するなり、防音ガラスにリフォームするなりして対策しなければなりません。

2.防音ガラスの効果とは?

防音ガラスには騒音を和らげる効果を始めとした性能がある

ペアガラスの断面の写真

防音ガラスの主な性能は次の通り。

・ガラス構造による防音効果
一般的な防音ガラスに使われている合わせガラスには、ガラスとガラスの間に中間膜が存在します。
この中間膜があることで、外から伝わってくる音をエネルギーに変換して音域全体の防音が実現します。

・家の中の音の漏れ防止効果
窓から漏れ出る音は室外→室内だけではなく、室内→室外のケースもあります。
特にギターやピアノなどの楽器を演奏されているご家庭ですと、外への音漏れが気になる方もいらっしゃると思います。
防音ガラスはこうした室内から伝わってくる音も軽減してくれます。

・高い安全効果
防音ガラスの効果は遮音性能だけにとどまりません。強靭な中間膜があることで、万が一ガラスが破損しとしても、破片が飛び散ったりすることはほとんどありません。
そのため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用することができます。

・高い防犯効果
防音ガラスはガラスや特殊な層によって2~3重で構成されていることにより、高い強度を実現しています。そのため、空き巣などが侵入の手口として窓ガラスを割ろうとしても割れにくくなっているので、防犯対策としても役に立ちます。

3.防音ガラスに交換する際の注意点

主な注意点

引き戸の交換を行った窓の写真

遮音性能の高い防音ガラスにリフォームするにあたってはいくつかの注意点があります。防音ガラスの効果を踏まえた上で導入するか検討してみましょう。

・ガラスだけでなく引き戸も替える必要がある
従来からある引き戸に防音ガラスを取り付けることは可能です。ただ住宅の構造によっては、取り付けた時に引き戸にすき間ができることがあります。
そうなると防音効果が期待できないだけではなく、冷暖房の効果を阻害することにもつながります。
その場合は引き戸を気密性の高いものにリフォームする必要があります。

・地域によっては取り付けの際に条件がある
もし住宅が防火区域にある場合ですと、耐火基準を満たした防音ガラスを取り付けることが求められます。
お住まいの自治体によって基準が異なりますので、リフォームの際は役所窓口などに確認しておきましょう。

・コストがかかる
高性能であるため、通常の窓ガラスと比べると費用が高くついてしまいます。
ただしその高いコストに見合った分だけの働きをしてくれることは確かです。
外からの雑音に悩まされないことによる快適性や、強度の高さによる防音性能を期待できることを考えると安くつくでしょう。

また、ガラス自体に遮音性があるため、防音シートや防音フィルムといったグッズを買い揃える必要もありません。

4.防音ガラスの交換を依頼する際のガラス業者の選び方

業者選びのポイント

窓ガラスの交換を行う事業者の写真

防音ガラスへのリフォームで頼りになるのがガラスの専門業者。
ただ業者の中には優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。ここでは優良業者を見抜くポイントをご紹介します。

・実績が豊富である
業者選びで一番重要なのが過去の実績。業者のホームページにはこれまでの施工事例が掲載されています。

・業者の評判を見ておく
優良業者であるところは、ほとんどの場合依頼された方から高く評価されています。 業者のホームページや口コミサイトでは依頼された方の感想を閲覧することができます。

・スタッフの対応が丁寧である
優良業者の特徴として挙げられることが多いのが、現場のスタッフの対応。
電話でのやり取りだけではなく、現場の顧客や近隣に住んでいる人たちに対しても丁寧に対応ができる業者であれば、安全かつ確実に作業してもらえます。

・アフターサービスが充実している
業者では万が一不具合が見つかった時の無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを行っています。
作業費用が高くなるほどアフターサービスの充実度がより重要になってきます。
具体的なサービス内容や適用される保証期間は業者ごとに異なりますので、ホームページやお問い合わせなどで確認しておきましょう。

5.防音ガラスの交換にかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

遮音効果のために防音ガラスへリフォームする時に気になるのが費用。防音ガラスへのリフォームにかかる費用相場は次の通り。

防音ガラスへのリフォーム:50,000~150,000円
防音ガラスに合わせた引き戸の交換:80,000~350,000円

ただし、上記の費用は目安であり、窓の大きさや施工方法などによって費用が異なる場合もあります。

このように窓の防音対策にはある程度お金がかかりますが、費用を少しでも抑える方法があります。

それは無料見積もりを活用すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、後になって不要なオプション料金を請求させることはありません。
もし業者に提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
少なくとも3社以上見積もりをとっておけば、地域で一番安い業者を見つけることができます。

また、業者ごとに実施している割引キャンペーンも活用することができます。
インターネット申し込み限定価格や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンがあります。

この他、幹線道路や空港など騒音被害の大きい施設の近くにお住まいであれば、自治体の補助金制度を活用できる場合もあります。
支給される金額や制度の適用条件は自治体ごとに異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

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