フローリング掃除のワックスがけのやり方とは?準備するものや手順について
公開日:2024.5.21
普段家の掃除をしている方でも見過ごしがちなのがフローリング。フローリングにはホコリや足裏の皮脂などの汚れが多く、定期的にきれいにしておかないといけません。
今回はそんなフローリングのワックスがけのやり方について解説していきます。
普段家の掃除をしている方でも見過ごしがちなのがフローリング。フローリングにはホコリや足裏の皮脂などの汚れが多く、定期的にきれいにしておかないといけません。
今回はそんなフローリングのワックスがけのやり方について解説していきます。
フローリング掃除後にワックスがけを行うことにはさまざまなメリットがあります。
主なメリットは次の通り。
・フローリング掃除がしやすくなる
肉眼ですと自宅のフローリングは真っ平になっているように見えるかもしれません。
しかし、実際にはフローリングはでこぼこしていて、見えない傷も数多くあります。こうしたでこぼこしたフローリングは汚れが溜まりやすく、掃除がしづらくなっています。
フローリングにワックスがけをしておくことで、表面を滑らかにし、掃除がやりやすくなります。
また軽い汚れ程度なら拭き掃除で落とせるようになります。
・フローリングが汚れにくくなる
フローリングをワックスがけしておくことで、床上を汚れから守ることができます。きちんとコーティングすることにより、フローリングが傷つきにくくなります。
万が一フローリングが傷ついた時は、再度ワックスがけをすることで傷をなくすことができます。
・見た目がよくなる
フローリングをきれいにすることで、屋内全体の見た目が良くなります。きちんとワックスがけされたフローリングには光沢感があり、室内を明るく見せる効果があります。
部屋全体がきれいになれば気分も良くなるでしょう。
フローリングを自分で掃除する際にはいくつかの道具を準備しなければなりません。
必要となる道具は次の通り。
・フロアワイパー
最初にフローリングを掃除する時は掃除機ではなく、フロアワイパーを使います。
初めから掃除機をかけるとフローリングに溜まっていたホコリが舞い上がってしまうので、フロアワイパーで拭いていきます。
掃除機では届きにくいすき間の掃除に適していて、水拭きも可能です。
・掃除機
フロアワイパーだけでは取れないゴミを吸い取ります。
・雑巾
部屋の掃除の最後にやる拭き掃除およびワックスがけで使います。使用する際には汚れが付いていないかどうか確認しておきましょう。
・靴下
フローリングの掃除では足の皮脂が付かないように注意しましょう。もし掃除の最中に床上に付着すると二度手間になってしまいます。
・ゴミ手袋
ワックスがけを行う際には必ずゴム手袋を着用しましょう。
・ウエス
ワックスを塗るために使います。
・ワックス
フローリングをきれいにするのに欠かせないもの。一般的なフローリングには樹脂ワックス、白木の床には専用のワックスが存在します。
購入するにあたっては必ず自宅の床材に適したものを選びましょう。ワックスによってはさまざまな床材に対応した万能タイプのものもあります。
前述したフローリングのワックスがけに必要な道具を用意したら、早速フローリングの掃除に取り掛かりましょう。
掃除の手間は次の通りです。
1.フロアワイパーをかける
最初にフロアワイパーを使って落ちているホコリやゴミを取り除いていきます。
2.掃除機をかける
フロアワイパーを使用した後は、掃除機を使って先ほど取れなかったゴミを吸い取ります。フローリングの溝にはゴミが入り込みやすいので、取り切れない時はブラシノズルも活用しましょう。
3.雑巾がけをする
雑巾を水で濡らし、硬くしぼってから雑巾がけをしておきます。きちんと絞れていないと、フローリングに水滴を残してしまうので注意しましょう。
なおフローリングの雑巾がけでは強くこすらないことが大切です。力を入れてやってしまうとフローリングを傷つけることにつながります。
もし床上に黒ずみ汚れが見られる時は、2ℓの水に小さじ1~2杯の台所洗剤を入れたもので雑巾をゆすぎ、拭き掃除をしておくと落ちやすくなります。
4.ワックスがけをする
ゴム手袋をはめた上で、ウエスにワックスを染み込ませます。フローリング全体に満遍なく塗っていきましょう。
ワックスがけをしたら、夏場で15〜20分、冬場で20〜30分フローリングを乾燥させます。完全に乾燥させるには約1日かかります。
ハウスクリーニング業者ではワックスがけなどフローリングの掃除・コーティングを行ってくれます。カビ汚れをはじめ個人では落としにくい汚れや傷もあるので、業者に任せた方が得策です。
専門業者によるフローリングの掃除の手順は次の通りです。
1.家具や家電を移動させる
フローリング全体の掃除になりますので、邪魔になる家具や家電はすべて移動させます。これによってワックスで家のものが汚れしまう心配はありません。
2.フローリングをチェックする
掃除を行う前にフローリングの状態を確認します。
3.フローリングを掃除する
個人でやるのと同様に、フローリングをワイパーや掃除機を使用してゴミやホコリを取り除いていきます。なかなか落とすのが難しい頑固な汚れは専用の薬剤を使ってきれいにします。
ハウスクリーニング業者では個人だと入手しづらい薬剤を使ってくれるので効果が高いです。浮かび上がった汚れはしっかりと拭き取ります。
4.ワックスがけする
仕上げとしてワックスがけをしていきます。業者が使ってくれるワックスは傷や汚れに強く、フローリングを新築時に近い状態にしてくれます。
ワックスが乾燥したら、移動させておいた家具類を元に戻して作業は終了となります。
フローリングのクリーニングを業者に依頼した場合に気になるのが費用。
6畳あたりのフローリングの掃除・ワックスがけにかかる料金相場は約8,500円~15,000円になります。
上記の金額はあくまで目安であり、クリーニングされる窓の種類や作業方法などによって金額が異なる場合があります。
ハウスクリーニング業者の場合は特定の箇所だけやってもらうよりも、複数の箇所を掃除してもらった方が費用は安くなります。台所や浴室など掃除がどうしても面倒な箇所がある時は、作業をすべて業者にお任せしてみるのも手です。
業者では料金体系をはじめハウスクリーニングに関する質問に答えてもらえます。料金についてわからないことがあれば、遠慮せずに相談してみましょう。
また料金を安く抑える際には見積もりの比較も役に立ちます。見積もりには作業の詳細や費用の内訳が詳しい記載されています。
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