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公共設備の災害対策とは?

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.3
公共設備の災害対策とは?

公共設備での災害対策に関する様々な情報を分かりやすく紹介します。この場所で災害被害が発生すると地域全体が避難難民化する恐れがあるので非常に深刻です。また警察署などの公共施設が災害のために機能しないと治安が悪化する恐れも。そこで今回は公共施設で災害被害が発生した場合の対処法や注意点、さらには被害が発生する前に出来る対策などを紹介していきますので、お住まいの地域の防災活動にお役立てください。

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1. 災害時の公共設備で見られる被害例

災害発生時に公共設備で実際に起こった被害をいくつか紹介します

停電した信号機の写真

この場所での災害による被害事例でまず紹介するのが、信号機の停止です。台風の時に風で看板が飛ばされ電線に接触、ショートして一帯が停電になりました。しばらくして警察官による手信号が始まったものの辺りは大混乱。渋滞も発生し普段は1時間で行ける道も4時間かかりました。

手信号は自動車免許証取得時に習うもののほとんどの方が覚えていないと思います。それに加え、大雨が降っていたので視界が悪かったのでしょう。重大な交通事故が起きなかったのが不幸中の幸いです。

次に紹介する事例も台風による被害です。台風による大雨で街に通じる国道が陥没してしまい、車が不通になったのでヘリコプターで支援物資を投下してもらいました。

現在日本の物流を支えているのはトラックで、これが使えなくなると不便どころか命が危なくなるケースも多いです。特に最近は短時間で大雨が降るゲリラ豪雨も多くなっており、それと比例するように道路の陥没被害も増加しています。

この場所での災害被害で最後に紹介するのが、地震や地滑りによる携帯電話の不通です。地震が起きたので、携帯電話で情報を得ようとしたところ一切の機能が使えなくなっていました。情報は入ってこないし、余震は続くしで不安な数日を過ごしました。携帯電話の電波は山の上にある基地局を通して送受信していますので、これが何らかの災害で被害を受けると全て使えなくなるので大変です。

2. 災害で公共設備が被害にあった時の対処法

災害で公共設備が被害にあった時の対処法を分かりやすくお伝えします

自然災害のイメージ写真

ここで災害による被害が生じた場合の対処法として最初に紹介するのは、自治体などの公共機関への連絡です。

災害により道路や信号機に被害が出ても個人ではどうすることも出来ませんので、出来るだけ早く関係各所に連絡しましょう。

連絡先として一部紹介しますと、信号機でしたら最寄りの警察署もしくは110番、道路で異常を発見した場合は#9910、災害によって堤防が破壊されている場合は、各自治体の港湾防災センターです。

次に紹介する対処法は、近づかないことです。電線が切れて垂れ下がっていたり、川の増水により中州に人が取り残されていると何とかしたいという心理が働きます。

特に災害時は極度の緊張と非日常性からドーパミンが分泌されて興奮状態になることも。お気持ちは分かるのですが、不用意に近づくと二次被害、三次被害に発展する危険性がありますので、速やかに安全な場所に避難しておきましょう。

公共施設が被災した場合の対処法を二つ紹介しましたが、どちらも鍵になってくるのは心を冷静に保つことです。公共設備にまで被害が及ぶという事はそれだけ大規模災害なのですが、不安や恐怖に支配されている状態では、冷静な判断も対処も出来ません。災害発生時は気持ちを落ち着かすことに専念して、それから対処していきましょう。

3. 公共設備が災害被害にあわないために出来る対策とは?

公共設備が災害被害にあわないために出来る対策を簡単に紹介します

自然災害のイメージ写真

ここが災害被害にあわないための対策として最初に紹介するのは、ハザードマップの確認です。お住まいの地域には必ずハザードマップというものが存在します。自治体によっては役所で配布していたり、ホームページで閲覧することが出来ます。

このマップは大雨や地震などの災害が発生した時に、どの場所が危険かを色で教えてくれる地図です。普段から確認しておくことで震災時には必ず役に立ちます。

次に紹介する対策は歩きながら想像してみることです。これをすることで川が氾濫した時に、どこの道路を通って避難するべきか分かりますし、電柱が密集している場所、送電所や浄水タンクの位置などもわかります。災害時はそれらが故障や陥没、倒壊する可能性があるという事を知っておきましょう。

これらの対策は一人で行うのではなく、家族や職場の仲間と行うことで意見や認識が一致して、いざという時の避難や対処の際にスムーズな行動がとれます

ここでの災害による被害の対策として最後に紹介するのが、行政や電力会社、携帯会社の行動を確認しておくことです。あまり知られていないのですが、自治体や電力会社などは災害時に大規模な被害が出ないように、絶えず何らかの工事をしています。それらの行動はホームページか市民だよりのような月一のパンフレットにしか載っていませんので、積極的に覚えておきましょう。災害を避けることは絶対に出来ませんので、そのつもりで対策しておくことが重要です。

4. 災害で公共設備に被害が出た時の注意点

災害で公共設備に被害が生じた時の注意点をいくつか簡単に紹介します

床に置かれたラジオの写真

ここでの災害被害で注意すべきこととして最初に紹介するのは、携帯電話がつながりにくくなることです。大規模な災害が起こると皆さんが被災地に住む家族や友人を心配して一斉に連絡を取ろうとします。結果被災地のアクセスが過剰になり、サーバーがダウンしてしまう事も。そんな時には災害伝言ダイヤル(171)をお使い下さい。

また地滑りや地震などで携帯の基地局が被害を受けると携帯電話そのものが使えなくなり、情報を得ることが出来なくなることもありますのでご注意下さい。そのためにも自家発電付きのラジオを準備しておきましょう。

次に紹介する注意点は断水です。災害により浄水場が被害を受けると水が供給されなくなることがあります。さらに給水管が破損した場合は、長期間の断水が予想されます。断水してしまうと自宅のトイレはおろか公園などの公的機関のトイレも使用禁止になりますのでご注意下さい。

ここで紹介する注意点で最後に紹介するのが停電です。災害で電柱などの送電網が被害を受けると停電してしまいます。エアコンが使えなくなりますので、電機以外の暖房器具などを準備しておきましょう。またマンションや井戸水を使用されているご家庭では、停電に伴い水が出なくなることがありますので、より一層注意して下さい。

5. 公共設備における災害被害のまとめ

公共施設での災害による被害のまとめと重要ポイントをおさらいします

災害対策のイメージ写真

ここでの災害による被害を紹介してきましたが、最後にポイントを絞ってまとめておさらいします。まず災害が起こったら自分の命を守る行動をして下さい。大規模災害になると公共施設にも被害が及ぶ可能性がありますので、日頃から想像しながら対策をしておきましょう。

万が一公共施設の被害を確認した場合は自分で解決しようとせず、管轄の機関にいち早く連絡して下さい。それとお住まいの自治体が現在どのような災害対策をしているのか積極的に調べる癖をつけておきましょう。

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