1. 水漏れが発生した事例を紹介します
換気扇での水濡れ事例。楽をしようとした結果、換気扇が故障したケース
このトラブルで紹介するのは水濡れにより、換気扇を買い替える結果になった事例です。
普段はこまめに掃除をするSさんでしたが、子供の学校行事などが重なったため掃除の時間がとれず、つい楽をしようとして換気扇の羽をつけたまま掃除をしました。
夕飯を作ろうと換気扇のスイッチを入れた途端、バチバチッという音と共に青白い光。驚いたSさんは取り合えず換気扇のスイッチを切ったのですが、再度つけようとしても動きませんでした。
帰宅した夫に換気扇のカバーと羽根を外してもらったところ中が真っ黒に焦げていたので、仕方なく新しいものを購入することになりました。
今回のSさんの事例では、恐らく掃除の時に換気扇の内部が濡れてしまい、通電時にショートしたものと思われます。換気扇の内部はカバーがしていないことが多いので、このような結果になったのでしょう。換気扇のカバーやファンはプラスチックなどの樹脂で出来ているので、水に濡れても問題ないのですが、コードの破損部分やモーターとの接続部分は金属がむき出しになっていますので、少しの水濡れでも漏電やショートすることがあります。幸い今回は金銭的な負担だけで事なきを得ましたが、これがカーテンなどに燃え移っていたことを想像すると大変恐ろしい事例です。
2. 換気扇で水漏れが発生する原因とは?
換気扇が水で濡れてしまう原因はさまざま。台風の時は注意が必要です
普段は絶対に濡れることがないであろう換気扇ですが、思わぬことで水濡れする可能性があります。
まずは事例でも紹介した掃除の時です。霧吹きや洗剤などを使って分解せずに掃除をしてしまうと換気扇の内部が水に濡れることがあります。さらに分解して掃除をしたとしても、十分に乾かさず取り付けてしまうと内部に水分が残ることがあります。
次に原因として紹介するのが結露。特に冬場は室内外の寒暖差や、朝食を作る時の急激な温度上昇によって換気扇に結露が出ることがあり、それによりトラブルになることもあります。
そして最も気をつけて頂きたいのが、台風などで雨風が強い時です。排気口から侵入した雨により換気扇が水濡れすることも。
特に外との距離が近いファンタイプや床下換気扇、屋根裏の換気扇などは注意が必要です。このトラブルの難しいところは減少が起きるまで原因に気づかないことです。
先ほど紹介した事例のように、回線がショートすれば、水に濡れていたことが分かります。ですが、何も起こらなかったらそのまま使用していたでしょうし、次も分解せずに掃除をしていたかも知れません。換気扇も水に濡れることがある、換気扇は水に弱い、ということだけはしっかりと覚えておいて下さい。
3. 水漏れが発生した時の解決方法
換気扇が水に濡れた時に解決する方法を分かりやすく紹介していきます
まず換気扇の表面に水分が付着していたり、レンジフードから水滴が落ちてきた場合は、決してスイッチを入れないで下さい。そして電源コードを抜きましょう。
自分でできるところまで分解して、しっかりと乾かして下さい。できれば1日かけて乾燥させることをおすすめします。
床下換気扇や屋根裏換気扇も、台風のあとには水濡れを確認しながら電源を入れましょう。水濡れによりショートや異臭、異音が生じた場合は自分での解決は諦めた方が無難です。
特に電気系統にトラブルが生じた場合は、電気工事士しか修理してはいけないと法律で定められていますので、ハンダなどを使って作業しないように。作業中の感電事故や火災になることがあります。
そのような場合の具体的な依頼先としては、家電量販店、地域の電気屋さん、修理専門業者、ハウスメーカーなどがあります。
購入して間もない家でしたら、ハウスメーカーに解決を依頼することをお勧めします。そうでない場合は、高額請求トラブルを避ける上でも、必ず複数社から見積もりを取り比較検討しましょう。間違ってもすぐに依頼することがないように。換気扇は毎日使用するものですし、地味ですが、なくてはならないものですので、まずは水濡れしないように対策しておくことが大切です。
4. 水漏れが発生する前にできる対策
換気扇が水濡れしないための対策。しっかりと乾燥させることこそ重要です
このトラブルの対策として最初に紹介するのは、掃除の際に分解することです。その方が細かい部分までしっかりと掃除できますし、モーターや配線が水に濡れる心配もありません。そしてしっかり乾かしてから組み立てて下さい。
次に紹介する対策は台風やゲリラ豪雨など強い風雨が予想されるときは、床下換気扇や屋根裏換気扇に蓋をしておくことです。
純正のカバーがあればそれを取り付けて下さい。ない場合はビニールを養生テープで貼るなどして水の侵入を防ぎましょう。
キッチンのレンジフード換気扇の排気口は、下を向いているのでよほどのことがない限り大丈夫だと思いますが、雨が降り込むと判断した場合は床下などと同様に養生テープで塞いでおきましょう。
古いファンタイプの換気扇を使用されているご家庭でしたらシャッターが破損する可能性もありますので、対策として外側からカバーしておくことです。
台風での水濡れ対策として、カバーや蓋をしている時に間違っても換気扇は使用しないで下さい。煙が逆流して気管を傷めることがありますし、換気扇が壊れることもあります。
最後に結露による水濡れ対策ですが、これは確認した時点で乾いたタオルでこまめに拭く対症療法しかありません。
5. 換気扇での水漏れトラブルまとめ
換気扇の水濡れトラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい
このトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。
まず換気扇を掃除する時は必ず外してから行うこと。また完全に乾燥させてから取り付けることが大切です。
換気扇は水に対して非常に弱いので絶対に濡らさないように。万が一ショートなどが起きたときは自分で解決しようとせず、専門の業者に依頼して下さい。