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ロレックスの偽物と本物の見分け方!5つのポイントをプロが徹底解説!

公開日:2025.9.5
ロレックスの偽物と本物の見分け方!5つのポイントをプロが徹底解説!

ロレックスは、高級時計の代名詞ともいえるブランドです。そのため需要の高さに比例して、模造品も数多く流通しているのが現状です。
偽物を購入してしまうと、見た目の仕上がりだけでなく耐久性や正確性に大きな差が生じる可能性があります。場合によっては高額な損失につながることもあるため、ロレックスの偽物の見分け方を理解しておくことが欠かせません。

本記事では、ロレックスの偽物と本物を見極めるための5つのチェックポイントをわかりやすく解説します。専門的な視点を取り入れつつ、初心者の方にも理解しやすい形でまとめています。

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1.ロレックスの偽物と本物の見分け方➀秒針の動き

ロレックスの偽物の見分け方の一つは、秒針の動きがスムーズでなめらかかどうか

ロレックスの文字盤のアップ写真

まず最初に着目したいのは秒針の動きです。機械式時計ならではの滑らかさが、本物を見極める大きな手掛かりとなります。
本物のロレックスの秒針は、クオーツ時計のように1秒ごとにコマ送りする動きではなく、細かく連続的にスムーズに刻むのが特徴です。革新的なムーブメント設計により、一定のリズムを保ちながら滑らかに時を刻みます。

一方で偽物の多くは、秒針の動きに滑らかさがなく、ぎこちなかったり、極端にカクカクと動いたりする場合があります。秒針の不自然な動きが確認できたら注意が必要です。ただし、高品質な偽物の中にはこの動きをある程度再現しているものもあるため、過信は禁物です。

さらに、秒針を操作する際のリューズの感触もチェックポイントです。本物は内部のパーツが精巧に組み合わされており、リューズを引き出す、回すといった動作全体がスムーズなのが特徴です。

2.ロレックスの偽物と本物の見分け方➁サイクロップレンズ

サイクロップレンズの形状に違和感や歪みがないかどうかで偽物かどうか見分ける

ロレックスの腕時計の写真

日付部分を拡大するサイクロップレンズは、ロレックスの象徴的な機能の一つです。これがクリアかつ正確に文字を拡大しているかをチェックしましょう。

本物のサイクロップレンズは、小さな日付でも拡大率が高く読みやすい設計になっています。光の反射や歪みを極力抑えており、文字盤の数字がくっきりと見えるのが特徴です。

一方で偽物の場合、サイクロップレンズの形状に違和感があったり、拡大率が低すぎたり、歪んで見えたりすることが少なくありません。さらに上質なコーティング処理がされていないため、少し角度を変えただけで乱反射が発生しやすい傾向があります。

最終的に正確な拡大具合を判断するには、本物を扱う正規店や比較可能な店舗で実際に見比べることが最も確実です。写真や動画だけで判断するのは難しいため、慎重に検証しましょう。

3.ロレックスの偽物と本物の見分け方③風防の透かし

透かしマークの有無や刻印の質の高さで偽物かどうか見分ける

ロレックスの腕時計を装着した腕の写真

次に注目するのは風防(クリスタル)に刻まれた極小の透かしマークです。目視では見落としがちですが、本物ならではの精密さが表れています。

ロレックスの正規品には、6時位置周辺に非常に小さい王冠マークがレーザー刻印されています。光の当たり方や角度を変えると浮かび上がるように見える仕組みで、偽物では再現が難しい高度な技術です。

一方で偽物の場合、透かしマークが存在しない、見える角度が限られている、雑に刻印されているといった特徴が見られることがあります。刻印の輪郭がぼやけていたり、位置がずれていたりするようなら要注意です。

また、拡大ルーペを使うと、本物のマークは非常にシャープでバランスよく配置されていることが確認できます。この作業に慣れると、徐々に目視でも見分けやすくなるでしょう。

4.ロレックスの偽物と本物の見分け方④文字盤のロゴ

文字盤のロゴや印字の品質で偽物かどうか見分ける

ロレックスの店舗写真

文字盤のロゴを比較することも有効な見分け方です。フォントや王冠マークの形、印字の品質は差が出やすい部分といえます。

本物のロレックスでは、「ROLEX」のブランド名や王冠マークのエンブレムがシャープかつ均一に印字されています。文字の角やフォントの太さにブレが少なく、どの角度から見ても整合性が保たれています。

一方で偽物の場合、ブランドロゴに濃淡のムラがあったり、文字の位置がわずかにズレていたりすることがあります。特に王冠マークの大きさや形の歪みは、注意深く見比べることで気づきやすいポイントです。

さらに、文字盤全体の塗装仕上げやインデックス(数字や棒状マーカー)のエッジに塗料のはみ出しがないかを確認するのも効果的です。印字だけでなく細部の仕上がりを総合的にチェックすることで、より確実に本物と偽物を見分けられます。

5.ロレックスの偽物と本物の見分け方➄ブレスレットの感触

ブレスレットの質感や重みで偽物かどうか見分ける

箱に入った腕時計の写真

最後に重要なのがブレスレットの質感や重みです。長期使用を前提としたロレックスのこだわりは、素材や仕上げの部分で顕著に表れます。

本物のロレックスは、ステンレススチールやホワイトゴールドなど素材に応じた堅牢性と程よい重量感が特徴です。ブレスレットの駒同士はしっかりと組み合わさっており、隙間が少なく動きも滑らかです。

一方で偽物は、全体的に軽く、金属部分の仕上がりが粗いケースが多く見られます。ブレスレットを折りたたんだときの感触が硬かったり、逆にグラついたりする場合は注意が必要です。表面仕上げが荒いと、触れたときに違和感を覚えることもあります。

さらに、ブレスレットのバックル部分に刻まれたロゴや型番の精度も重要なチェックポイントです。刻印がしっかりと深く入っているか、字体に乱れがないかを確認すると見分けの精度が高まります。

6.まとめ

自分で見分けられない場合は査定士に鑑定依頼がおすすめ

腕時計を鑑定する鑑定士の写真

これまで紹介した“秒針の動き”“サイクロップレンズ”“風防の透かし”“文字盤のロゴ”“ブレスレットの感触”を確認することで、ある程度はロレックスの偽物を見極めることができます。

上記のポイントを知っているだけでも、偽物をつかまされるリスクは大きく減少するでしょう。しかし近年の偽物は非常に精巧に作られているため、自分だけの判断に頼りすぎるのは危険です。

高額なロレックスを購入する際には、信頼できる正規店や専門店、または査定士への鑑定依頼が最も安全で確実な方法です。疑わしい場合はプロの目を借りるという選択肢を忘れないようにしましょう。

大切な投資や思い入れのあるロレックスだからこそ、購入前にしっかりと下調べを行い、正しい知識を持ったうえで検討することが重要です。万一偽物を手にしてしまうリスクを避け、安心して腕に巻ける喜びを手にしてください。

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監修

買取ウリエル

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愛知県公安委員会 第542791100800号

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