【千葉県で大雨】市原市・大網白里市で避難指示解除、一部避難所は開設継続
公開日:2026.8.14
更新日:2026.8.14
千葉県では、8月13日の大雨により、河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害が相次ぎました。14日午後も県内で雨が強まった地域があり、千葉県は被災した地域では少ない雨でも土砂災害が発生するおそれがあるとして、引き続き注意を呼びかけています。
市原市では14日16時33分、大網白里市では同日14時40分までに、今回の大雨に伴って発令されていた避難指示や緊急安全確保が解除されました。一方、一部の避難所は引き続き開設されています。
避難情報や避難所の開設状況、河川情報は随時更新されます。対象地域の住民は、自治体や国土交通省などが発表する最新情報を確認してください。
市原市・大網白里市で発表されている情報
市原市では14日19時9分時点で、市津公民館、ちはら台コミュニティセンター、八幡総合市民センターなどの3カ所が開設されています。避難者は計16世帯30人です。これ以外の10カ所は、同日夕方までに閉鎖されました。
大網白里市では、14日17時42分時点で中央公民館のみ開設が続いています。避難者は27世帯34人です。大網中学校、大網小学校、瑞穂小学校、季美の森小学校、農村ふれあいセンターなどは閉鎖されました。
市原市付近では、13日18時20分までの1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとして、18時28分に記録的短時間大雨情報が発表されました。14日朝には特別警報から危険警報へ切り替えられましたが、千葉県は、大雨となった地域では地盤が多くの水を含んでいるとして注意を呼びかけています。
14日午後も千葉県内では一時的に雨が強まり、14時20分までの1時間に佐倉市で13.5ミリの雨を観測しました。雨雲が通過した地域では雷が鳴ったところもあり、雨が弱まった後も天候の変化に注意が必要です。
避難所の最新の情報は千葉県防災ポータルサイトよりご確認ください。
参照:千葉県防災ポータルサイト「市原市 避難所情報」
千葉県防災ポータルサイト「大網白里市 避難所情報」
市原市・大網白里市の避難情報は解除
市原市と大網白里市に発令されていた避難情報は、14日夕方までにすべて解除されました。
市原市では14日16時33分、土砂災害警戒区域などに発令されていた警戒レベル5「緊急安全確保」と警戒レベル4「避難指示」が解除されました。
大網白里市では、大網、瑞穂、山辺の3地区に発令されていた避難指示が、同日14時40分に解除されています。
ただし、一部の避難所は引き続き開設されており、両市の災害対策本部も設置が続いています。避難情報の解除後も、河川や崖、冠水した道路には近づかず、自治体の最新情報を確認してください。
手賀川にはレベル2氾濫注意情報
8月14日13時時点の国土交通省「川の防災情報」では、利根川水系の手賀川について、13日18時50分発表のレベル2「氾濫注意情報」が掲載されています。
これは、手賀川で氾濫の発生が確認されたという情報ではありません。河川の水位が氾濫注意水位に達するなど、今後の水位変化に注意が必要な段階を示す河川情報です。
柏市、我孫子市、印西市、白井市などの流域・周辺地域では、自治体の避難情報とともに、国土交通省「川の防災情報」で最新の水位や洪水予報を確認してください。
参照:国土交通省「川の防災情報」
河川の増水や大雨が続く間の注意点
雨が弱まっても、河川の水位がすぐに下がるとは限りません。増水した川や用水路の様子を見に行かず、冠水した道路や地下空間、線路や道路の下をくぐる「アンダーパス」も避けてください。
今後、避難指示や緊急安全確保が発令された場合は、自宅の被害確認や修理よりも、命を守る行動を優先してください。
浸水している場所では漏電や感電のおそれがあります。水にぬれた家電やコンセント、分電盤には触れず、その場から離れて安全な場所へ移動してください。停電していても、電気が復旧した際に漏電する可能性があるため、浸水箇所には立ち入らないようにしましょう。
雨漏りや浸水が確認された場合の初期対応
雨漏りや浸水を見つけた場合は、応急処置を始める前に、自分や家族の安全を確保してください。自治体から避難指示や緊急安全確保が出ている地域では、住宅の状態を確認するよりも、命を守る行動を優先します。
屋内が安全で、水や電気設備に触れずに対応できる場合に限り、雨漏り箇所の下に容器を置き、周囲に防水シートやタオルを敷き、安全に移動できる家具や家電は、雨水が落ちている場所から離してください。
天井が膨らんでいる、天井材がはがれかけている、雨水が照明器具の周囲から漏れている場合は、その下に入らず、離れた場所へ移動しましょう。天井にたまった水を抜こうとして、自分で穴を開けることも避けてください。
また、床上まで水が入っている場合や、屋外から水が流れ込み続けている場合は、荷物の移動や片付けを中止し、水にぬれた家電やコンセント、分電盤には触れず、浸水していない場所へ移動してください。屋外への避難が危険な場合は、建物の上階など、より安全な場所で身の安全を優先してください。
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雨が収まった後に確認したい住宅被害
天候が回復し、避難情報が解除されるなど、周囲と建物内の安全を確認できた後は、天井や壁のシミ、クロスの浮き、床材の変色や浮き、異臭がないかを確認します。
床下に泥水や汚水が流れ込むと、外からは被害が分からない場合がありますが、自分で床下へ入るのは危険を伴うため控えてください。屋根や外壁、床下、建物内部など、目視が難しい場所は、専門業者への点検相談も選択肢になります。
また、天候が回復し、建物内の安全が確認できた後は、片付けや修理を始める前に、被害を受けた建物や家財の全体、浸水の高さ、損傷箇所が分かる写真を可能な範囲で残します。火災保険の補償内容や必要書類は契約によって異なるため、修理を依頼する前に保険会社または保険代理店へ確認してください。
最新情報を確認できる公的機関
河川の水位や洪水予報は、国土交通省の川の防災情報で確認できます。
参照:国土交通省「川の防災情報」
警報や雨の見通し、土砂災害・浸水・洪水の危険度は、気象庁を確認してください。避難指示や避難所の最新情報は、各都道府県の防災ポータルサイトと各自治体の公式サイトで確認できます。
参照:気象庁「防災情報」
千葉県防災ポータルサイト
自宅周辺の浸水想定区域や指定避難所は、国土地理院のハザードマップポータルサイトで確認できます。
参照:国土地理院「ハザードマップポータルサイト」
天候が回復し、周囲の安全が確認できた後も、天井や壁のシミ、床下への浸水、異臭などが残っている場合があります。自分で確認することが難しい場所については、雨漏り修理や床下点検を扱う専門業者への相談も検討してください。
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