週末の天気予報:大寒入りは例年より温暖、日本海側では落雷や突風、あられに注意!週明けからはスギ花粉に注意
公開日:2025.1.24 更新日:2025.1.24
1月20日(月)から二十四節気の一つ「大寒(だいかん)」に入りました。大寒は1年で最も寒い時期とされ、今年は2月2日(日)まで続きます。ただし、今年の大寒は例年に比べて気温がやや高めで、寒さは少し和らぐ見込みです。
今週末の25日(土)にかけて、日本海側では上空に寒気を伴った気圧の通過により、雪や雨が降る地域が多くなるでしょう。そのため、落雷や突風、あられの発生が予想されており、外出時には十分な注意が必要です。
一方、関東から西日本の太平洋側では、前線の影響で雲が広がりやすくなり、不安定な天気が続く見込みです。急な雨に備えて、折りたたみ傘を持ち歩くと安心です。
26日(日)になると、日本海側の天気は次第に回復します。しかし、週明け以降には2つの低気圧や前線が東進する影響で、全国的に雨や雪が降る予報となっています。ただし、大寒の時期としては気温が高めのため、平地では雨が中心となるでしょう。
関東では毎年2月から4月にかけて、スギやヒノキの花粉が多く飛散します。しかし、今年は例年より早く、1月8日からスギ花粉の飛散が確認されています。そのため、すでに花粉症の症状が出ている人もいるようです。来月には本格的な飛散が始まるため、早めの対策を心がけましょう。
花粉の飛散が観測されていますが、症状が出る日と出ない日があるのはなぜでしょうか。花粉が多く飛ぶ日は以下のような条件が重なることが多いです。
・最高気温が高い日
・雨上がりで天気が良い日
・風が強く、晴れていて乾燥している日
特に、週明けに雨が上がり、暖気が流れ込んで気温が上昇すると、スギ花粉が多く飛散する可能性があります。では、花粉の飛散が本格化する前にどのような対策をしておけばよいのでしょうか?
エアコンは室内の空気を循環させる仕組みのため、外の空気から直接花粉を取り込む心配はありません。しかし、室内に花粉が混ざっている場合、エアコンのフィルターに花粉が付着しやすくなります。その結果、エアコンの吹き出し口から花粉が再び室内に放出され、花粉症の症状を悪化させる原因となることがあります。
例えば、エアコンをそのまま使い続けると、目のかゆみやくしゃみが頻発するなど、つらい花粉症の症状がひどくなる可能性があります。エアコン内部のフィルター掃除は、意外にも重労働で、手間がかかる作業です。そこで、専門のプロに依頼することで、効率よく徹底的な清掃が可能になります。
花粉症対策だけでなく、清潔で快適な空間を維持するためにも、エアコンの掃除をプロに任せてみてはいかがでしょうか?