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畳に付く虫の駆除方法とは?発生原因と予防対策をわかりやすく解説

公開日:2026.3.3
畳に付く虫の駆除方法とは?発生原因と予防対策をわかりやすく解説

和室にいると、知らない間に虫に刺されていたという経験はありませんか。畳の周辺には小さな虫が発生することがあり、気付きにくいまま被害にあうこともあります。
特に畳の環境は湿気やほこりがたまりやすく、条件がそろうと小さな虫が発生する原因になることがあります。

この記事では、和室で発生する虫の種類や発生する原因、畳に虫が付きにくくするための対策について解説します。和室で虫に悩んでいる人は、原因を確認したうえで適切な対策を行う参考にしてください。

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1.畳に付く小さな虫の種類

5種類の主な虫

住宅に住み着くダニの絵

まず、畳に発生する虫にはどのような種類がいるのか見ていきましょう。
畳の周辺で発生する虫は、人を刺す種類と刺さない種類があり、種類によって被害の内容が異なります。

・チャタテムシ
人を刺すことはありませんが、畳や紙類を食べて被害を与える虫です。特にカビを好み、湿気の多い場所で発生しやすい特徴があります。体長は約1ミリメートルで、淡黄色や淡褐色をしているため、発生していても気付きにくいことがあります。

・ヤマトシミ
人に直接害を与える虫ではありませんが、体長は約9ミリメートルで銀黒色をしており、見た目が不快に感じられることから不快害虫に分類されます。本や紙類、壁紙などを食べる習性があります。
畳自体を食べることはありませんが、湿った暗い場所を好むため、畳の下などに潜んでいることがあります。

・シバンムシ
シバンムシ自体は人に害を与える虫ではありませんが、毒針を持つアリガタバチがシバンムシに寄生するため、シバンムシが増えると人に被害を与えるアリガタバチが発生する原因になることがあります。
体長は約2ミリメートルで、茶色くゴマのような形をしています。乾麺や本、タバコなど乾燥した植物性のものを好むため、必ずしも畳が発生源とは限りません。

・アリガタバチ
アリに似た見た目のハチの仲間です。体長は約3ミリメートルで、茶色く、尾の先がとがった形をしています。
メスは毒針を持っており、刺されると赤く腫れて強い痛みが出ることがあります。痛みが2週間ほど続く場合もあります。
シバンムシに寄生するため、アリガタバチを減らすにはシバンムシの発生を抑えることが重要です。

・ダニ
畳にはヒョウヒダニやコナダニ、ツメダニなど複数の種類のダニが生息することがあります。種類によっては人を刺すものもあり、死骸やフンがアレルギーの原因になることもあります。そのため、畳の環境を清潔に保つことが重要です。

2.畳に虫が発生するのはなぜか

畳はいつも清潔にしておくのが肝心

畳を掃除している写真

畳はい草や藁、綿や麻の糸など植物素材で作られていますが、畳の材料にもともと虫が付いているわけではありません。多くの場合は、畳の上に落ちているエサに引き寄せられて、後から虫が集まってきます。

畳に虫が発生する原因の多くは、食べかすや湿気など、虫が集まりやすい環境ができてしまうことです。

お菓子やご飯などの食べかすが畳の上に落ちていると、それをエサにする虫が寄ってきます。人のフケや垢をエサにする虫もおり、そうした虫を捕食する別の虫が集まることもあります。また、ペットを飼っている家庭では、人のフケや垢と同じように、ペットの体に付いて侵入する虫にも注意が必要です。

さらに、湿気が多くカビが生えた畳には、カビをエサにする虫が集まりやすくなります。畳に発生する虫は、温度や湿度などの条件が整い、エサがある場所に集まる性質があります。そのため、虫のエサになるものを畳の上に残さないことが重要です。

また、畳に生息する虫は湿った環境を好む種類が多いため、畳は常に清潔で乾燥した状態を保つことが大切です。畳の部屋に限らず、室内に食べかすを落としたままにしておくと、さまざまな害虫が発生する原因になります。湿気が多い状態が続くと、住宅に被害を与えるシロアリが発生しやすくなることもあります。

畳に発生する虫だけでなく、害虫全般の予防のためにも、室内を清潔に保ち、湿気をためない環境づくりを心がけましょう。

3.畳に虫が発生しないようにできること

こまめにお掃除をして乾燥させましょう

畳を上げている写真

畳に発生する虫はさまざまな種類があり、エサとなるものもそれぞれ異なります。
しかし、畳の上に虫のエサとなるものがなければ、虫が集まりにくくなります。

基本は、日頃からしっかり掃除をすることです。食べかすやフケ、垢などを取り除くことで、虫が発生する原因を減らせます。掃除機を使うときは、畳の目に沿ってゆっくりとかけると効果的です。畳には隙間が多く虫が潜みやすいため、隙間のほこりを吸い取るイメージで丁寧に掃除しましょう。

また、定期的に換気を行い、室内の湿気をためないようにすることも大切です。空気がこもって湿度が高くなると、カビが発生しやすくなります。湿気が多い部屋では、エアコンや除湿機を活用して湿度を下げるようにしましょう。

畳の上にカーペットを敷くと湿気がこもりやすくなるため、あまりおすすめできません。さらに、畳は乾拭きを基本とし、濡れた雑巾は使わないようにしましょう。畳表のい草は湿気に弱いため、水分を含んだ掃除をするとカビが発生しやすくなるためです。

また、カビが生えている場所に掃除機をかけると、吸い込んだカビの胞子が空気中に広がるおそれがあります。カビが生えてしまった場合は、アルコールを使って拭き取る方法が効果的です。

4.防虫グッズはどんなタイプがあるか

防虫グッズは状況に合わせて使いましょう

殺虫剤を使っている写真

畳の虫を防ぐためには、掃除や乾燥だけでなく防虫グッズを使う方法もあります。
掃除や換気だけで虫の発生が防げない場合は、防虫シートや殺虫剤などを状況に合わせて使うことが効果的です。

・防虫シートを敷く
畳の下に防虫シートを敷くことで、虫が集まりにくい環境を作ることができます。防虫シートにはホウ酸塩などの成分が使われており、徐々に広がることで虫を寄せ付けにくくする効果が期待できます。畳の張替えや畳を持ち上げる機会があるときに、一緒に設置すると対策しやすくなります。

・殺虫剤を使う
防虫シートが予防を目的とした対策であるのに対し、殺虫剤はすでに虫を見かけた場合の対策として使われることが多いです。殺虫剤にはスプレータイプと燻煙タイプがあり、状況に応じて使い分けます。

スプレータイプは虫を見つけたときに直接噴射して駆除するのに向いています。

燻煙タイプは部屋全体に薬剤を行き渡らせるため、小さな虫や見えにくい虫をまとめて駆除する場合に適しています。知らない間に虫に刺されていたり、ダニなどの発生が気になる場合は燻煙タイプの使用を検討するとよいでしょう。

・布団乾燥機を使う
畳に発生する虫は高温に弱い種類が多いため、布団乾燥機を使って熱を与える方法もあります。布団乾燥機を畳の上に置き、その上から布団をかぶせて温風を当てることで、ある程度の駆除効果が期待できます。

また、畳店の中には畳用の熱風乾燥機を使った高温乾燥に対応しているところもあります。この方法は薬剤を使わずに虫対策ができるため、殺虫剤の使用が気になる場合にも取り入れやすい方法です。

5.畳の虫除けを徹底するには

プロにお任せするのもいい方法

害虫駆除の専門事業者の絵

畳はフローリングに比べて虫が発生しやすい環境です。小さな虫は畳の隙間に潜みやすく、エサがあり温度や湿度の条件がそろうと増えやすくなります。人を刺して被害を与えるものや、畳を傷めるものもいるため、見つけたら早めに対策することが大切です。

・徹底して駆除したい時はプロに依頼する
ここまで、自宅でできる畳の防虫対策を見てきました。もし畳が古くなっていたり、日焼けや傷みが目立っていたりする場合は、防虫対策も兼ねて張り替えや交換を検討する方法があります。
一般的に畳床の寿命は20年から25年ほどとされており、歩いた時にへこむ場所があるなら交換時期の目安になります。

最近は害虫が発生しにくい素材の畳もあるため、張り替えや交換の際に畳店へ相談してみるとよいでしょう。畳の傷みが進んでいる場合や虫の発生が続く場合は、自分で対策を続けるより専門業者へ依頼した方が確実です。

張り替えや交換までは必要なく、発生している虫だけを駆除したい場合は、害虫駆除の専門業者へ依頼する方法もあります。
専門業者であれば、発生している虫の種類に合わせて対応してもらいやすく、より徹底した駆除が期待できます。

業者へ依頼する際は、複数の業者から見積もりを取り、作業内容を確認したうえで依頼しましょう。

6.まとめ| 畳の虫対策は「清潔・乾燥・早期対応」が重要

畳の虫は日常の管理と早めの対処で防ぎやすい

畳にはチャタテムシやダニ、シバンムシなどさまざまな虫が発生することがあります。多くの場合、畳そのものに虫が付いているわけではなく、食べかすやフケ、湿気などの条件がそろうことで虫が集まってくるのが原因です。

そのため、畳の虫対策では日頃から部屋を清潔に保つことが重要です。掃除機を畳の目に沿ってかけ、食べかすやほこりを取り除くことを習慣にしましょう。
また、湿気が多い環境では虫やカビが発生しやすくなるため、換気や除湿を行い、畳を乾燥した状態に保つことも大切です。

虫を見つけた場合は、放置せず早めに対策することが被害拡大を防ぐポイントです。防虫シートや殺虫剤、布団乾燥機などを状況に合わせて使用すると対策しやすくなります。
特にダニなど目に見えない虫が気になる場合は燻煙タイプの殺虫剤を使う方法もあります。また、畳が古くなっている場合は張り替えや交換を検討するのも有効な対策です。

虫の発生が繰り返される場合や大量発生している場合は、害虫駆除の専門業者に相談することも検討するとよいでしょう。

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