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ノミの被害とは?ノミの習性や被害事例について解説

公開日:2022.7.7 更新日:2024.4.11
ノミの被害とは?ノミの習性や被害事例について解説

犬や猫などペットを飼っている方でノミ被害にお悩みの方も多いのではないでしょうか。ノミはペットだけではなく、人にも悪影響を与えます。その上、繁殖力があるため、放置すると手がつけられなくなることも…。

この記事ではノミの習性や被害事例、駆除費用について解説します。

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1. ノミの習性とは?

ノミは人に寄生して10分で吸血し、24時間後には卵を産む!早めの駆除が大切

ノミがいる犬が体を掻いている絵

ノミは犬や猫などのペット、外から進入してきたネズミなどが持っていることが多いでしょう。これらの生き物の身体に吸着し、10分後に吸血を開始し、24時間後に卵を産みはじめます。1回の産卵で4個~20個の卵を産み、生涯では400個から1,000個近くの卵を産むと言われているそうです。

生まれてからわずか2週間ほどで成虫となり、産卵を開始します。そのため放置すると、かなりの勢いでノミが増殖し、大変なことにもなりかねません。特にペットを連れている人は散歩の後にノミやダニを連れていないか確認した方がよいでしょう。

非常に高いジャンプ力を持っていることも特徴です。30cmほど跳ぶことが可能で、犬や猫、人まで素早く飛び移れます。二酸化炭素に反応して生き物の気配を感知します。ペットがいる家庭で繁殖してしまいやすいため、ノミには特に注意が必要です。

飛びついたノミはオスメス問わず、吸血を行うことが特徴です。1匹あたりの吸血量はそれほどでもありませんが、群れになっている場合、非常に危険になる可能性もあるでしょう。ただし、子犬や子猫など、小さな生き物の場合は貧血になることもあるため、油断できません。

2. ノミによる被害事例①

ノミの吸血によるアレルギー症状が出ることも。感染症もリスクあり

ノミアレルギーで水泡ができた腕の絵

ノミによる被害の事例として吸血を行い、アレルギー症状が出てしまう可能性もあります。また吸血によってかゆさを感じることも。ノミの跳躍は30cmほどのため、ひざまでくらいで吸血されることが多いですが、就寝時などは全身が噛まれてしまうことがあります。噛まれると、赤い斑点が残り、強いかゆみが数ヶ月続くでしょう。

アレルギー症状が出てしまった場合、水泡ができるなどの症状が現れます。かゆみを抑えようとしてかき続けることで、より被害が大きくなることもあるでしょう。

ノミはバルトネラ菌やサナダムシが潜んでいることがあり、感染症になるリスクもあります。バルトネラ菌にかかると、噛まれた部分に、膿疱、丘疹ができることもあるでしょう。

サナダ虫は気づかないうちに口に入れてしまうことがあり、大人の場合は無症状の場合もありますが、子どもの場合は下痢や腹痛になってしまうこともあります。

ペットの場合、ノミに噛まれると皮膚炎になり、脱毛などを起こしてしまうこともあるでしょう。繁殖力があるため、大量のノミに吸血されてしまった場合、貧血などの症状を引き起こすこともあります。そのため、注意が必要です。

3. ノミによる被害事例②

ノミが家の中で繁殖してしまう!耐え難いかゆみに襲われることも。

ノミアレルギーで腕を掻いている女性の絵

ノミが怖いのは家の中で繁殖してしまう場合があるでしょう。ノミは上記で少し触れたように1回の産卵で20個近くの卵を産み、しかもそれを繰り返します。放置していると、そのノミだけで障害に100個を超える卵を産むこともあるそうです。

ノミが快適に過ごせる温度は20度~30度、湿度は70%以上が条件です。人の家はこの条件に非常にマッチしており、ノミにとって過ごしやすい環境と言えるでしょう。

1匹のノミを放置しているだけでそれだけ増えてしまう可能性があります。そのため、小さく見つけにくいですが、1匹のノミを逃さず、仕留めることが大切です。

ノミが繁殖しやすい場所はペットがくつろぐ頻度が多いベッドやソファなどがあります。一度繁殖し始めてしまうと、駆除は簡単ではありません。

ノミを探す方法としては犬猫など、ノミを持ち込んでしまう可能性があるペットの身体からノミのフンがないか確認することがおすすめです。ノミ自体を探せるのがよいのですが、難しいケースもあるため、フンを確認することで発見できるケースが多いでしょう。

4. ノミ被害を解決するための費用

ノミの駆除にかかるのはおよそ1万円~!個人での対処は難しい場合が多い!

費用相場のイメージ写真

ノミの駆除にかかるのはおよそ1万円~かかります。初期段階であれば個人で対処できますが、ノミが繁殖してしまった場合、個人での対処はかなり難しくなるでしょう。個人で対処が難しいのはノミの卵が飛散する可能性があること、原因箇所を正しく処置しなければ再発する可能性があることがあるでしょう。

またノミの種類によって正確な対処方法が変わることも問題です。対処法が間違っていると、効果を十分に発揮できません。ノミを見つけたら、その場で潰してしまいたくなりますが、メスの場合、卵を含む可能性があり、潰してしまうことで飛散する可能性があります。そのような事態になってしまうと、かえってノミを増やすことになりかねません。

ノミの種類や原因を正確に特定するのは素人には難易度が高い作業となるでしょう。そのため、ノミ駆除の専門業者に任せてしまった方が効果的です。

ノミが発生した原因がペットの場合、被害が拡大している場合は費用が高くなる傾向にあります。そのため、ペットの身体にノミがついていないか、ノミがいる痕跡が残っていないか確認することが大切になるでしょう。

ノミ1匹で被害が拡大する可能性は十分に考えられるため、少しのサインでも見逃してはいけません。

5. ノミ被害の情報まとめ

ノミは1匹で被害が拡大する可能性が高い!繁殖リスクを回避するため早めの対処が大切!

猫のノミが原因でアレルギー症状が出ている女性の絵

この記事ではノミの被害事例や駆除費用、習性について解説しました。

ノミは繁殖力が強く、1度繁殖してしまうと、取り返しがつかなくなる可能性も。そのような事態に発展する前に対処することが大切です。

繁殖してしまった場合は個人での対処が難しくなるため、専門駆除業者に依頼し、対処してもらいましょう。

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