ハクビシンの侵入経路とは?家に入り込む原因と対策を解説
公開日:2026.2.27
天井にシミができている、夜になると天井裏から物音がするなどの異変に気づいていませんか。こうした症状がある場合、ハクビシンが入り込んでいる可能性があります。
天井裏にシミや異臭があり、夜間に物音がする場合は、ハクビシンの侵入を疑う必要があります。
この記事では、ハクビシンがどこから家に入るのかという侵入経路と、確認すべきポイントを解説します。
天井にシミができている、夜になると天井裏から物音がするなどの異変に気づいていませんか。こうした症状がある場合、ハクビシンが入り込んでいる可能性があります。
天井裏にシミや異臭があり、夜間に物音がする場合は、ハクビシンの侵入を疑う必要があります。
この記事では、ハクビシンがどこから家に入るのかという侵入経路と、確認すべきポイントを解説します。
ハクビシンは頭から尻尾の先までおよそ100センチほどの大きさがあるため、「こんなに大きい動物がどこから入るのか」と疑問に感じる方もいるでしょう。
しかし、ハクビシンは直径約9センチほどの隙間があれば体を押し込んで入り込むことができます。そのため、わずかな穴や劣化した部分があると、侵入できる場所は決して少なくありません。
特に次の場所は、侵入につながりやすい箇所です。
・通風口
通風口は通常、鉄の網や柵で覆われていますが、経年劣化で破損していると隙間が生じます。網が外れていたり、固定がゆるんでいたりすると、そこが侵入口になるおそれがあります。
・屋根や壁にできた穴
高い位置にある穴でも、ハクビシンは木に登ったり、壁面を伝ったりして到達します。近くに木がある場合は屋根へ移動しやすくなり、破損した軒下や外壁の穴から入り込むことがあります。
・床下の隙間
換気口や基礎部分と建物の間にできた隙間から入り込む例もあります。築年数が古い木造住宅では劣化部分が見つかることがあり、そこが侵入経路になる可能性があります。
ハクビシンの侵入を防ぐ方法として、まず徹底したいのが食べ物を家の周りに放置しないことです。
ハクビシンは雑食性で、果物や野菜などの農作物だけでなく、生ゴミや食事の残り、野菜や果物の皮も食べます。家の周囲にエサになるものがあると、その場所がエサ場として認識され、侵入のきっかけになります。
そのため、フタがしっかり閉まるゴミ箱を使い、ゴミは屋外に長時間置かないようにしましょう。ジュースの空き缶や瓶など、甘いニオイが残るものも放置せず、早めに処分することが大切です。
また、犬や猫などのペットのエサも屋外に出したままにせず、食べ終わったらすぐに片付けましょう。ペットフードも好んで食べる傾向があるため、放置すると誘引につながります。
食べ物を管理し、エサ場にならない環境をつくることで、結果的に住みつかれにくい状態に近づけることができます。
ハクビシンの侵入を防ぐ方法として、忌避剤を使う方法もあります。
ハクビシンは木酢液や唐辛子、石油系のにおいを嫌う傾向があります。侵入口やその周辺にこれらのにおいを設置することで、近づきにくい環境を作ることができます。
ただし、犬や猫を飼っている場合は注意が必要です。これらのにおいはペットにとっても刺激が強いため、生活スペースの近くには設置しないようにしましょう。
また、忌避剤は自分で作ることも可能です。身近な材料で準備できます。
■材料
・木酢液 1L
・乾燥唐辛子 100グラム
・ニンニク 100グラム
・空のペットボトル(2L) 1本
・空のペットボトル(500ml) 設置本数分
■作り方
①乾燥唐辛子を半分に切り、ニンニクをつぶす
②2Lのペットボトルに唐辛子・ニンニク・木酢液を入れる
③1〜3か月ほど漬け込む
完成した原液は水で薄めて使用します。地面に設置する場合は、500mlのペットボトルに原液と水を1:1で半分ほど入れ、フタを開けたまま穴に埋めます。散布する場合は、侵入が疑われる場所に直接まく方法もあります。
ハクビシンの侵入を防ぐ方法として、侵入経路を塞ぐことが重要です。
屋根裏への侵入を防ぐためには、金網やパテを使って穴や隙間をふさぎます。ハクビシンは8〜10センチ程度の隙間があれば入り込むため、小さな開口部でも放置しないことが重要です。
特に床下の通風口は注意が必要です。湿気対策として設置されている金網が、経年劣化でさびたり破損したりすると、そこから入り込まれるおそれがあります。網のゆがみや外れがないか定期的に確認しましょう。
また、外壁や建物の脇に竹や材木、はしごを立てかけている住宅も侵入されやすい傾向があります。これらを足場にして屋根や高所へ移動することがあるため、壁際に物を置かないようにします。
さらに、増改築を繰り返している住宅では、工事部分に隙間が生じている場合があります。その隙間が侵入経路になるケースもあるため、工事後は外周を点検しておくことが大切です。
侵入経路が特定できない場合は、施工業者に相談し、建物の構造上できやすい隙間を確認してもらう方法もあります。
実際に住居へ入り込まれた場合、侵入経路を塞ぐ施工を自分で行うことも可能です。しかし、作業には手間と時間がかかり、高所作業や床下作業は危険を伴うこともあります。
被害が広がっている場合や侵入口を特定できない場合は、専門業者に依頼することが安全で確実な対応につながります。
依頼する際は、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。3〜5社ほど比較すると、費用の相場や作業内容の違いが見えてきます。作業項目ごとの内訳が明確であれば、適正価格かどうか判断しやすくなります。
また、保証内容も確認しておくことが重要です。害獣対策は一度の施工で完全に再発を防げない場合もあるため、保証期間や再施工の条件を事前に確認しておきましょう。無償の定期点検を行っている業者であれば、再発の早期発見につながります。
さらに、駆除の実績が豊富かどうか、長年専門で対応しているかも判断材料になります。利用者の口コミや第三者サイトの評価も参考にし、費用だけでなく実績やアフターサポートを含めて総合的に選ぶことが大切です。