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窓ガラスをリフォームしよう!気になる費用と補助金を解説

公開日:2022.1.13 更新日:2024.4.1
窓ガラスをリフォームしよう!気になる費用と補助金を解説

窓ガラスのリフォームをする必要がある場合とはどのような時なのでしょうか?窓ガラスをリフォームするメリットや、その際に気になる費用や補助金制度、注意点などをまとめて解説します。参考にしてみてください。

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1. 窓ガラスをリフォームするメリット

それぞれの悩みにあった窓ガラスにリフォームしよう

窓ガラスを指さす修理事業者の女性の写真

家に取り付けられている窓ガラスをリフォームすることで、以下のような悩みごとを解決できるというメリットがあります。

・室内の暖かさが外に逃げ、外の冷たい空気が入ってくる断熱性の悩み
この断熱性の悩みには夏場に冷房により部屋を涼しくしても冷気が外に出てしまうことや、それに伴う冷暖房の過剰稼働による電気代の増加も含まれます。

・電車や車の走行音など音を防いでくれない防音性の悩み
外からの騒音だけでなく、室内のピアノやペットの鳴き声などの音が外に漏れることによる騒音トラブルの悩みも含まれます。

・冬場に結露がつきやすく、カーテンなどが濡れる、もしくはカビが発生してしまう悩み
結露の放置は窓ガラスの熱割れにも影響し、これらの悩みも含まれます。

・1枚ガラスでは割れやすいことからくる防犯性の悩み

・日光が必要以上に入りすぎることで家具や床が日焼けしてしまう悩み

窓ガラスのリフォームで交換されるガラスには断熱性の高いペアガラスや、防音性能や防犯性能に優れた合わせガラス、日射熱を吸収して冷暖房効果を高める性能を持つ熱線吸収ガラスなどさまざまな種類があり、悩みに合わせたガラスへとリフォームすることで生活の悩みを改善することができるでしょう。

2. 窓ガラスのリフォームにかかる費用の相場

施工の種類ごとの費用相場を解説します!

窓ガラスの修理を行う修理事業者の男性の写真

窓ガラスのリフォームはどのようなリフォームを行うかによって、かかる費用が大きく変わってきますが、ある程度の目安として、実際に窓ガラスをリフォームする場合の費用をまとめてみました。

・窓とサッシの交換をするリフォーム
窓の単価は窓ガラスの大きさや種類などによって変わりますので、一般的にはこのように計算します。
窓の単価×枚数+工事費用

・窓ガラスのみ交換(120㎝×170㎝)
一般的なガラス…4万円前後
防犯用の窓ガラス…5万5千円程度
遮熱ガラス…9万円前後

・「はつり工法」で窓枠ごと交換
70×90㎝の小窓…10万円~
180×170㎝の掃き出し窓…30~50万円

・サッシのみ交換
3~5万円程度(状態や交換するサッシの素材によって費用が変わります)

窓のリフォームでは、窓の場所、窓の状態、大きさ、ガラスの種類、交換方法によって費用に大きな差があります。リフォームを依頼する会社によっても変わってくるので比較サイトなどを利用し、用意してある予算や適正価格に合った業者を選定することが重要です。

3. 窓ガラスのリフォームで利用できる補助金制度

窓ガラスのリフォームは国や都道府県、市町村といった自治体から補助金(助成金)を受けられるものがあり、この制度を利用することで窓ガラスのリフォームを安く抑えることが可能です。

助成金と書かれた木のブロックの写真

どのような補助金制度があるのか解説します。

・高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
環境庁の管轄下で行われている補助金制度で、窓ガラスの場合は一定条件を満たした高性能の断熱ガラスを使った断熱リフォームを行うことで、補助金が交付されます。補助率は費用の1/3以内で、戸建ての場合は最大120万円までの補助金が得られます。

・既存住宅における高断熱窓導入促進事業
東京都も窓リフォームに補助を出していています。都内に既に建てられている住宅の窓を高断熱窓にリフォームすることで、その経費の一部として助成が受けられます。補助率は助成対象経費(リフォーム費用)の1/6か、一戸あたりの上限の50万円か、低い金額が助成されます。

窓ガラスのリフォームで利用できる補助金の制度はさまざまなものがありますが、公募制のため期間が限られている、申請が受理されてからでないと工事ができないという注意点がありますが、リフォーム費用を抑えられるのでリフォーム会社と打ち合わせをきちんとして進めることが望まれます。

4. 特別控除で税制優遇が受けられる!

窓ガラスのリフォームでは補助金以外にも、税制優遇が受けられる制度もあります。

家のミニチュアとコインの写真

「エコ窓減税」とも呼ばれる「省エネルギー特定改修工事特別控除制度」という特別控除を利用することです。

エコ窓減税を利用するにはいくつかの基準を満たす必要があります。

・床の面積が50㎡以上の自分が所有する住宅であること
・すべての居室の窓を省エネ性能の基準を満たしたものへと改修し、標準的な工事費用相当額が50万円を超えること
・2013年1月1日から2021年12月31日までの間に改修を終了し、居住を開始すること


工事の内容においては、窓ガラスをペアガラス以上のものへと交換する、既にあるサッシの内側に樹脂製の内窓を設置して2重窓にすることなどがあります。

窓ガラスのリフォームでは、所得税がエコ窓減税で控除の対象となります。
家の所有者が必要書類を揃えて確定申告の際に申請することで、改修工事限度額か、国交省が定める標準的な工事費用相当額のうち少ない金額の10%が控除の対象となります。
このうち改修工事限度額の上限は250万円で、控除される限度額の上限は25万円となっています。
また生前贈与によるリフォームや建て替えは最大1,200万円の贈与税まで非課税の対象になるので、窓ガラスのリフォームの際には制度を利用して税制優遇を受けるメリットも大きいです。

5. リフォームを依頼する際の注意点

窓ガラスのリフォームは個人で行えるものではなく、リフォーム会社に依頼する必要がありますが、リフォーム会社を選ぶときには以下のことに注意しなければなりません。

窓ガラスの修理を行う事業者の男性の写真

・訪問販売で家に訪ねてくるリフォーム会社は利用しないようにする

訪問販売をするリフォーム会社の中には不安をあおって強引に契約をしようとする業者がいるだけでなく、その工事が本当は必要のないものであったにもかかわらず高額な工事費などを請求されてしまったというケースも実際に存在しています。こういったトラブルに巻き込まれないためにも訪問販売をするリフォーム会社は避けたほうがいいでしょう。

・リフォーム会社が信頼できるところかどうかを調べる
リフォーム会社のポイントとして実績が豊富かはもちろんですが、事務所の所在地がホームページに載っている、建設業許可の登録、事業者団体への加盟といった対外的なもの、さらにはアフターフォローがしっかりしているかなどをホームページや口コミで調べることは重要です。

窓ガラスのリフォームは費用もかさむものなので、依頼するリフォーム会社もきちんと選ばないと満足な結果が得られないだけでなく経済的にもダメージを受けてしまいます。調べるのが面倒と思ってもリフォーム会社を比較して、信頼できるかどうかを確認してから依頼するようにしましょう。

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