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家具のガラスのトラブル。解決するための手順・注意点

公開日:2021.7.20 更新日:2024.4.2
家具のガラスのトラブル。解決するための手順・注意点

家具のガラスのトラブルに関する解決方法や注意点など様々な情報をご紹介。ここでは、トラブルが起きてしまった時に自分で修理する手順や必要になる工具、業者に依頼した際の費用相場や、注意すべき点などの情報を分かりやすく紹介していきますので、お困りの時の参考にして下さい。また事例などを交えて、普段から気を付けるポイントや予防法、優良業者の選び方なども合わせて紹介しますのでそちらもご覧下さい。

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1. 家具のガラスが割れてしまうトラブルが起きた際の注意点

まずすべきは破片の回収。意外と散らばっているので要注意です!

掃除用の粘着ローラーの写真

トラブルが起きた時に一番注意することはケガをしないことです。その為に必要なのが破片の回収と掃除です。掃除と言っても掃除機をかけるだけでは散らばったガラスの破片を完全に取り除くことは出来ません。少しでも残っていると後々足の裏などに刺さって怪我をする可能性があります。

特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭やペットを飼っているご家庭は要注意です。破片を完全に除去するためには粘着ローラーも使用して後片付けを行いましょう。もし割れたガラスの一部が家具に残っている場合は無理に剥がすのは絶対に止めて下さい。その最中にまた割れることがありますし、他の破片で怪我をすることもあります。

一般的な家具に使用されているガラスはフロートガラスかかすみガラスですので、割れた破片に少しでも触れると簡単に切れてしまいます。

ガラスにヒビが入った場合はとりあえず応急処置をしておきましょう。方法としてはガムテープなどをヒビの部分に優しく貼って下さい。割れてはいけないからとベタベタ貼ったら逆に危険性が高くなります。その上で出来るだけ迅速にガラスの交換修理を行いましょう。最初に破片の処理をお伝えしましたが、作業時は必ず軍手を2枚重ねにして長袖長ズボンでお願いします。

2. 家具のガラスのトラブル事例集。さまざまなケースを紹介。

このトラブルに関する様々な事例を紹介しながら予防法もお伝えします

ガラスが使われた食器棚の写真

家具のガラスが関係するトラブルは非常に多いです。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭はその傾向が強くなっています。

実際にあったケースを対策と共にご紹介します。最初に紹介する事例は子供がガラスのショーケースを割ってしまったケースです。そのトラブルがあったご家庭では子供が誤ってガラスを割ってしまってもいいようにショーケースに飛散防止フィルムを貼っていたのですが、実際には怪我をされました。

市販されている飛散防止フィルムは割れたガラスで破れることがあります。この事例での予防法としてはショーケースを置かないことが最も安全かつ効果的ですが、それは本末転倒ですので、別の予防法としてショーケースのガラスをポリカーボネート(飛散防止フィルム付き)に交換することである程度リスクを少なくできます。

次の事例で紹介するのは古い食器棚のガラスが突然落下して割れてしまったケースです。一歩間違えば大怪我につながる大変危険な事例です。原因としては食器棚を繰り返し開け閉めすることによりガラスを固定している木枠が緩んだことです。ガラスを設置する時は少しの隙間(遊び)を開けています。経年劣化により隙間が大きくなるとガラスが外れることがあります。予防法は定期的にガラスを触ってみてあまりにも動くようであれば木枠を固定し直すことです。

3. 家具のガラスのトラブル。自分でできる修理方法

家具のガラスのトラブルを自分で修理する方法を簡単に解説します

ガラスカッターを持っている写真

まずは食器棚のガラスを修理する方法と必要アイテムを紹介します。必要なアイテムはドライバー、くぎ抜き、ラジオペンチです。

手順は食器棚から修理したいガラスが付いている扉を外します。扉の裏側か上下にネジか釘がありますので、それを抜きましょう。そうするとガラスを固定している押し縁が外れますので新しいガラスと交換すれば修理完了です。

食器棚の種類によっては木枠の部分を全て外さなければいけない物もあります。ヒビを修理する際にガラス用接着剤を使う方がいらっしゃいますがあまりお勧めは出来ません。

次はテーブルガラスが欠けた時の修理方法です。必要なアイテムは目の細かいヤスリ、リペア剤、カッターです。手順はまずカッターの先端を使い欠けている断面を滑らかにします。リペア剤を入れて一定時間待ち、乾いたらヤスリで磨いて平らにすれば修理完了です。

家具のガラスは自分で修理できない物も多く存在します。例えば先ほど修理方法を紹介したテーブルガラスなどが割れた場合は自分で修理することは出来ませんし、ローボードのガラスも修理が困難です。アンティーク家具のガラスも修理が難しいことが多いです。これらは仮に自分で修理できたとしてもプロの業者とは仕上がり具合が全く違います。大切な家具のガラスを修理する時は専門業者に依頼しましょう。

4. 家具のガラストラブル。業者に対応を依頼した場合の費用相場

業者に依頼した時の費用相場はガラスの種類や厚さ、大きさで決まります

工具と筆記用具を持っている写真

まずは食器棚のガラス修理の費用相場は8,000円です。食器棚に使われているのは3㎜のフロートガラスが一般的で、なおかつ大きさもそれほどない為に一番低価格となっています。

かすみガラスの場合も同様に費用の相場は8,000円です。

ショーケースの修理の相場は20,000円です。ショーケースに使用されているガラスは若干厚めの5㎜を使用しており全面ガラスのため大きさも食器棚のガラスの倍以上はありますので、若干高めになっています。

ガラス修理の費用相場が高い家具としてはガラステーブルがあります。こちらは天板自体がガラスになっている為、強度を保つべく厚めの強化ガラスが使われています。具体的な金額は5㎜で大きさが90㎝×180㎝で30,000円です。

テーブルの天板の上に乗せるテーブルガラスの費用相場は20,000円です。こちらも強化ガラスを使っているのですが厚みが3㎜のためガラステーブルよりも若干お安くなっています。

業者によってはそれ以外にも様々な費用が加算されることがあります。優良業者に依頼するには2件以上から見積もりを取った方が良いのですが、見積もり費として6,000円、出張後のキャンセル費として8,000円請求してくる会社もあります。家具のガラス修理を業者に依頼する際は相場の金額に近い料金でなおかつホームページなどでその金額を明示している業者を選ぶようにしましょう。

5. まとめ

家具のガラスにトラブルがあった際は早めの修理と怪我には注意!

住宅の内装の絵

このトラブルに関する様々な情報をお伝えしてきました。

家具のガラスは割れやすく破片も鋭利ですので怪我をしやすくなっています。

またテーブルガラスなどに使用されている強化ガラスは少しの傷でも時間を置いて爆発することもあります。

トラブルが起きた時は早めに修理をするようにして、怪我をしない為にも後片付けはしっかりと行うようにしましょう。

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