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屋根修理はDIYでできる?具体的な修理方法や業者の費用相場について

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.17
屋根修理はDIYでできる?具体的な修理方法や業者の費用相場について

自宅の屋根は丈夫に作られてはいるものの、地震や台風といった自然災害の影響でダメージを受けることがあります。そんな屋根でも簡単な修理ならDIYで対応可能です。

今回はそんな屋根修理をDIYで行う方法についてご紹介。また業者に依頼した場合の費用相場についても解説していきます。

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1.屋根修理をDIYでやる方法とは?

主な修理方法

コーキングガンの写真

自宅の屋根の修理は、修理内容によってはDIYで行うことも可能です。
ホームセンターやインターネット通販で必要な道具さえ揃えれば、ある程度の雨漏り箇所の補修ができます。

主な修理方法は次の通りです。

・防水シートを貼っておく
最もお手軽な修理方法が防水シートです。貼り付けるだけなので、屋根の補修が初めての方でも安心です。
雨漏りしている箇所をみつけて、そこに防水シートを貼り付けておきます。密着性が高く、多少の雨風程度なら防ぐことができます。最近ではロール状になっているものも多く、ハサミなどで裁断すれば箇所に応じて使い分けることが可能です。

・コーキング剤で補修する
コーキング剤はヒビ割れした屋根材を補修するために使用します。コーキングガンを使うことで、ヒビ割れしている箇所にコーキング剤を流し込みます。
ただし周辺にコーキング剤が飛び散ることがありますので、マスキングテープで周りを保護しておきましょう。

・パテを使う
屋根瓦が割れたりズレたりしている時はパテを塗り込んで元の形に戻すことができます。
やり方としては、瓦の割れ目やずれて隙間ができた箇所にパテを埋めていきます。
単純な方法に見えますが、パテの埋め込みの加減が難しく、時間もかかります。

2.屋根修理をDIYでやる際の注意点

主な注意点

雨が降っている写真

このように方法さえ押さえておけば屋根の修理をDIYで行うことができます。ただ屋外での作業なので、いくつか注意しなければならないことがあります。

・雨天時の作業は避ける
基本的に建物の屋根は滑りやすくなっています。特に雨や雪の日は足元が不安定になりやすいことから、作業には向いていません。
また、屋根にはコケやカビが生えていることもあり、作業の途中で足を滑らせる危険性があります。

屋根修理は高所での作業ですので、誤って足を滑らせれば大怪我につながるリスクが高いです。

さらに夏の炎天下では屋根の温度が50〜70℃まで上昇することがあり、火傷につながりやすいです。

こうした理由から、屋根修理業者では基本的に屋根の上での作業においてゴム底の靴を履くなどの対策をしています。

・補修箇所以外のところを傷める
屋根修理にはある程度の経験が必要な場合もあり、修理をしたところ以外の箇所を誤って傷めてしまうことがあります。
専門知識がないと具体的にどの場所を補修するか見極めるのが難しいです。

・火災保険が利用できなくなる
自然災害によって屋根が傷んでしまった場合は火災保険を適用することができます。
ただし、DIYで修理してしまうと火災保険を利用できなくなるおそれがあります。

3.屋根修理は専門業者に依頼するのが望ましい

業者をおすすめする理由

屋根を修理している事業者の写真

以上の理由から、DIYで屋根の修理を行うのはあまり望ましくありません。
そのため、屋根修理については専門業者に依頼することをおすすめします。

業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には屋根修理に関する知識と経験を兼ね備えたベテランスタッフが在籍しています。
素人だと難しい瓦の補修作業でも、業者であれば安全かつ確実に作業してもらえます。

・必要な道具を揃えなくてもいい
傷んだ屋根の修理をしようとする場合、人によっては必要な道具を全て買いそろえなければならなくなることがあります。

過去に修理した経験のある方であれば道具をお持ちかもしれませんが、そうでない方ですと専用工具を調べて購入しなければなりません。

・電話一本で済む
業者に頼るメリットとして大きいのが、迅速に作業してもらえること。
業者によっては即日対応してくれるところもあるので、雨漏りが気になる梅雨の時期でも安心です。
また、業者によっては電話だけではなく、メールでもお問い合わせを受け付けてくれる場合があります。

・屋根に関する相談ができる
この他、業者では屋根にまつわるさまざまな質問にも答えてくれます。屋根周りで気になることがあれば、積極的に質問してみましょう。

4.屋根修理にかかる費用

具体的な費用相場

屋根修理の費用相場のイメージ写真

業者に依頼した場合に気になるのが修理費用。屋根修理にかかる費用の相場は以下の通りです。

部分補修:60,000~300,000円
塗装工事:500,000~8000,000円(30坪の住宅の場合)
重ね葺き(カバー工法):800,000~1,200,000円
葺き替え:800,000~2,000,000円

上記の費用はあくまでも目安であり、自宅の環境によって費用が異なります。
また、使用する屋根材の種類によっては費用が高くつくこともあります。さらに、それ以外にも業者の出張費用も別途加算されます。

このようにDIYに比べて屋根の修理費用は高くなりがちです。
ただし、そんな修理費用を安く抑える方法があります。

一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
違う会社の見積もりを見比べてみることで最もお得な業者を発見することができます。最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。

業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、業者に現場まで来てもらうことでより詳細な見積もり金額を算出してもらえます。

もう一つは火災保険を利用すること。
台風や地震など自然災害の影響で屋根の補修が必要になった場合、保険会社より補償を受けることができます。
ただし、経年劣化など破損原因によっては保険の適用外になります。依頼する前に契約されている火災保険が適用されるか確認しておきましょう。

5.屋根修理業者の選

業者選びのポイント

住宅の前に立つ屋根修理専門事業者の写真

屋根修理では費用はもちろん、業者選びも重要です。
どのようにして依頼先を決めたらいいか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

ここでは優良と言われる業者を見つけるためのポイントについてご紹介します。

・これまでの実績を確認する
業者選びにおいて一番重視しておきたいのが作業実績。業者のホームページにはこれまでの作業実績が掲載されています。

・業者の口コミを確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは、依頼された方から高い評価を受けています。こうした口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。

・スタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣住民の方に対して丁寧な対応を心掛けているところほど安全かつ確実に作業してくれる傾向にあります。
現場を訪問したスタッフのやりとりから、きちんとした対応できているか確認しておくことが大切です。

・アフターサービスを確認する
万が一屋根に不具合があった際の無償修理など、さまざまなアフターサービスを実施されています。
なお具体的なサービスの内容や保証期間は業者ごとに異なります。

・安さを過度に強調する業者を選ばない
安さだけを売りとしている業者ですと、必要な作業を省いていたり、スタッフの質が低かったりする可能性があります。
そうした業者はなるべく避けるのが無難です。

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