1.一軒家でのシロアリの駆除費用の相場はいくら?
シロアリ駆除費用は業者・被害状況・作業範囲によって変動する
シロアリ駆除をしてもらう際に気になるのがその費用。
1坪あたり6,000~10,000円ほどがシロアリ駆除業界の相場のようです。
そのため、約30坪の一軒家を丸ごと駆除する場合、費用相場は18~30万円ほどになります。
ただし、依頼先や作業範囲、駆除方法などによって費用の金額は上下します。また、自宅の環境やシロアリの被害状況の規模などによっては追加料金が発生することもあります。
なかでもシロアリ駆除費用を大きく左右するのが駆除方法です。
シロアリ駆除の方法としては、主にベイト剤(毒エサ)を使うベイト工法と、木材に薬剤を注入するバリア工法の2つがあります。
ベイト工法は住宅に住み着いているシロアリにベイト剤を食べさせ、巣ごと消滅させていく方法です。
薬品を散布しないので、環境や人体に優しく、使いやすいというメリットがあります。
ただし、ベイト工法はバリア工法と比べて金額が高くなりやすい上、効果が出るまでに半年以上かかる場合もあります。
バリア工法はシロアリがいると思われるところに直接薬剤を散布して駆除を行います。
ベイト工法より価格が安い傾向があり、即効性が高いのが魅力です。また、予防の効果もあるので、駆除と予防を同時に行いたい方におすすめです。
ただバリア工法の場合、壁や床に穴を開ける必要がある場合があります。
ちなみに業者が作業前に行うシロアリの実態調査は基本的に無料です。ただしご自宅に床下点検口がない場合は、点検口設置工事を行うため工事料金が発生することがあります。
2.一軒家でのシロアリ駆除費用が高くなる要因とは?
シロアリ駆除費用が高くなる3つの要因
一軒家におけるシロアリ駆除費用は、上記以外の要因でも高くなる場合があります。
一軒家での駆除費用が高くなる要因は次の通り。
①点検口を新設・拡張する必要がある
被害の実態調査を行う際に、床下に入るスペースがない場合や、点検口1箇所から床下全域の点検が難しい場合は、点検口を新設・拡張することになります。
点検口の新設・拡張工事にかかる費用相場は、1か所当たり15,000〜30,000円です。
特に築年数が古い一軒家ですと点検口が付いていないことがありますので、追加料金を考慮しておきましょう。
②駆除が難しいシロアリがいる
シロアリの種類によっては一軒家での駆除作業の難易度が上がる場合があります。
国内で確認されているシロアリの中では、集団の規模が大きく駆除を行うのが難しいイエシロアリやアメリカカンザイシロアリの場合、駆除費用が高くなる傾向にあります。
③木材交換や大工工事をしなければならない
シロアリによって受けた一軒家のダメージが大きいと、木材の交換や大工工事をしなければなりません。
その際は工事に伴い、材料費・廃材処分費・作業費が発生します。この追加費用は被害の規模が大きくなるごとに高くなります。
費用はかかりますが、家に住み続けるにはこうした工事をきちんとやってもらう必要があります。
3.シロアリ駆除を依頼前にできる一軒家のシロアリ駆除費用を安くする方法
相見積もりやお得なキャンペーンを活用しよう!
一軒家でシロアリの駆除ないしは予防をしてもらうとそれなりに費用がかかります。
また、基本的にシロアリ駆除に対しての補助金申請は行うことができないため、費用負担はどうしても重荷になりがちです。
ただそんな駆除費用を少しでも安く抑えられる方法があります。
まず一つは、複数の業者の見積もりを比較する方法です。
前述でもお伝えした通り、一軒家のシロアリ駆除にかかる費用は、依頼先の業者によって上下します。そのため、複数社から見積もりを取って比較することは非常に重要です。
少なくとも3社以上から見積もりを取っておくと、比較がしやすくなります。
ただし、見積もりを比較する際は、料金の安さだけ選ぶのではなく、サービス内容や保証内容などもしっかりと確認するようにしてください。
また、見積もりをとっておくことで、競合他社と価格交渉する際の材料にも利用できます。
もう一つは、お得な割引キャンペーンをやっている業者を検索してみることです。
期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できる業者もあります。
ただし、こうしたキャンペーンには適用条件や期間が設けられていますので、あらかじめ確認しておきましょう。
この他、自宅にシロアリがいると分かったらすぐに業者に来てもらうことも重要です。
早めに業者に連絡して駆除してもらえば自宅の被害を最小限に抑えられる上、かかる費用も安くなる場合があります。
4.シロアリ駆除を依頼後にできる一軒家のシロアリ駆除費用を安くする方法
シロアリ駆除費用は雑損控除の対象!
シロアリ駆除の費用は、確定申告で雑損控除の対象となっています。
『シロアリによる被害は、所得税法施行令第9条《災害の範囲》に規定する「害虫……その他の生物による異常な災害」に該当し、修繕に要した費用及びそのシロアリを駆除するための費用は雑損控除の対象となります。』(引用元:「国税局」)
確定申告で雑損控除を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があるので国税庁の公式ページで確認してみましょう。
外部リンク:国税庁「No.8004 災害を受けたときの所得税の取扱い」
・シロアリの予防に関しては対象外
シロアリの被害にあった場合は雑損控除の対象になりますが、シロアリ予防の費用に関しては対象外となってしまいます。
雑損控除は切迫した災害に対する応急措置の費用が対象なので、シロアリを予防するための費用は該当しないと覚えておきましょう。
・専門業者による駆除のみが雑損控除の対象となる
雑損控除の対象となるのは、専門事業者に駆除を依頼した場合のみです。自分で駆除した場合の費用は対象となりませんので、注意しましょう。
5.シロアリ駆除業者の選び方
業者選びのポイント
ただシロアリ駆除業者は数が多く、どこに依頼すればいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
一軒家でのシロアリ駆除にかかる費用はもちろん、最適な業者を選ぶポイントも押さえることが大切です。
業者選びのポイントは次の通り。
・自宅が出張エリアに対応しているか確認する
業者に依頼するにあたって一番重要なのが出張エリア。
どんなに評価の高い業者を見つけたとしても、業者が対応可能な地域でなければ意味がありません。
また、自宅から距離が近い業者のほうがすぐに駆けつけてくれるうえ、依頼した際にかかる出張費用も安く抑えることができます。
・これまでの実績を確認する
優良業者は多くの作業実績があります。業者のホームページには作業実績や施工事例などが掲載されています。
・こちらの要望に合わせてくれるか確認する
自宅周辺環境の都合により、駆除作業に制約がつくこともあります。
担当スタッフが自宅に訪問した際に、こちらの都合に合わせてもらえるか確認しておきましょう。
・保証内容を確認する
シロアリ駆除の代表的な保証としては「施工不良による再工事」や「被害再発時の再施工」があります。
一軒家のシロアリ駆除は、一度しっかりと駆除をしたとしても、建物の構造上の問題などで、 シロアリ被害が再発してしまう可能性もあります。
そういったときに備えて、保証内容をしっかりと確認しておくことは非常に重要です。
・飛び込みで営業してくる業者とはその場で契約しない
まれに顧客の不安を煽って申し込ませたり、不要なサービスを勧めたりとする業者は悪徳業者であることが多いです。
また、アポイントもなく訪問してくる業者についても悪徳業者である可能性が高いです。