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庭木にシロアリが発生したら?シロアリが好む庭木についても解説

公開日:2024.9.10
庭木にシロアリが発生したら?シロアリが好む庭木についても解説

庭木にシロアリが発生したら、どのように対処すればよいのでしょうか。

この記事ではシロアリを駆除をする方法から、シロアリが好む庭木まで解説していきます。シロアリが庭で繁殖する前に対策をしましょう。

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1.庭木にシロアリが発生する主な原因とは?

湿気や日当たりの悪さなどが原因

朽ちた枯れ木と冬の空の写真

庭木にシロアリが発生する原因はいくつかありますが、特に重要なのは湿気と木材の状態です。

シロアリは湿気の多い環境を好むため、庭に水がたまりやすかったり、排水がうまくいっていなかったりする場所ではシロアリが発生しやすくなります。

また、枯れ木や傷んだ木が放置されていると、それがシロアリの格好の餌になります。例えば、木の根元が湿っていたり、木自体が古くなって弱っていると、シロアリが侵入してしまうことがよくあります。

特にスギやマツなどの柔らかい木材はシロアリが好むため、こういった木がある庭では注意が必要です。
さらに、風や台風などで木がダメージを受け、そのまま放置してしまうと、その傷からシロアリが入り込むリスクが高まります。

庭のメンテナンスを怠ると、シロアリが発生しやすくなるので、定期的な手入れが大切です。

2.シロアリが好む庭木の特徴や種類

柔らかくて湿気を含んだ木を好む

赤松の松ぼっくりの写真

シロアリが好む庭木には、いくつかの特徴があります。特に、柔らかくて湿気を含んだ木材は、シロアリにとって非常に魅力的です。さらに、シロアリはこれらの柔らかい木を簡単にかじり取ることができるため、他の木に比べて被害が広がりやすいといわれています。
以下に、シロアリが好む庭木の主な特徴や種類を紹介します。

■シロアリが好む庭木の特徴
・柔らかい木材
シロアリは、硬い木材よりも柔らかい木を好みます。成長が早くて比較的柔らかい木材は、シロアリの標的になりやすいです。

・湿気を含んだ木材
湿気を好むシロアリは、特に水分を含んだ木や湿気が多い環境にある木を狙います。庭の排水が悪かったり、雨水がたまりやすい場所に植えられている木は要注意です。

■シロアリが好む木の種類
・スギ
日本でよく見かけるスギは、成長が早く柔らかいため、シロアリに好まれやすい木の一つです。湿気を帯びている場合、さらにリスクが高まります。

・マツ
マツもシロアリにとって好まれる木材です。特に古くなったマツや、湿ったマツ材はシロアリの侵入を許しやすいです。

・ヒノキ
ヒノキは、比較的シロアリに強いと言われていますが、腐り始めたり、傷んでいる部分があるとシロアリの標的になりやすくなります。

・クスノキ
クスノキも湿気が多い環境で育つことが多いため、シロアリに狙われることがあります。

・アカシア
アカシアの木もシロアリにとって魅力的な木材です。特に古くなった木や傷んだ部分があると、シロアリが入り込みやすいです。

3.庭木に繁殖したシロアリを放置するリスク

庭木にシロアリが繁殖すると、その影響は庭木だけに留まらず、住宅全体に広がることがあります。

倒れた庭木の写真

シロアリは木材を主食とし、庭木に侵入すると内部から食害を始めます。その結果、見た目は変わらなくとも内部が空洞化し、強風や大雨の際に倒れるリスクが高まります。
倒壊した庭木が家屋や隣家に被害を及ぼし、修理費用や賠償責任が発生するケースも考えられるでしょう。

また、庭木からシロアリが家屋に侵入することもあります。
シロアリは湿気のある場所を好むため、庭の環境が整っていれば家屋の基礎部分や木造部分にも侵入しやすくなってしまうのです。
とくに家屋の基礎や柱などの重要な構造部分にシロアリが侵入し、木材を食害すると、家全体の耐久性が著しく低下します。
シロアリによる被害は目に見えにくいため、気づいた時には既に大規模な修繕が必要となるケースも考えられるでしょう。

さらにシロアリの被害は経済的な負担だけでなく、精神的なストレスも引き起こします。
家の安全が脅かされることで、住環境に対する不安や心配が増大し、日常生活の質が低下する可能性があります。
そのため、庭木にシロアリが発生した場合は、速やかに専門業者に相談し、適切な駆除を行うことが重要です。
早めの対応で大きな被害を防ぎ、安心して暮らせる住環境を守りましょう。

4.庭木にシロアリを繁殖させない対策

シロアリの好む木材や廃材は処分しましょう

ゴミ袋に入った枝の写真

庭木をシロアリの被害から守るためには、シロアリが好む木材や廃材を適切に処分することが重要です。
湿気を含んだ木材や腐りかけている木材は、シロアリの絶好の餌場になるため、これらを処分する具体的な方法を解説します。

・専門業者に依頼する
もっとも確実な方法は、専門の廃材処理業者に依頼して処分してもらうことです。業者は適切な方法で廃材を処理し、シロアリの発生を未然に防ぎます。

・自分で処分する
自分で廃材を処分する場合は、市町村が指定する方法に従って廃材を分別して処理しましょう。とくに大きな木材や量が多い場合は、自治体の粗大ごみ回収サービスを利用すると便利です。

・焼却する
一部の地域では、家庭で木材を焼却することが許可されています。焼却の場合は安全に配慮して行う必要があります。燃やし方には注意し、火災のリスクを避けるために場所と方法には注意しましょう。

そのほか、シロアリの繁殖を防ぐためには、庭の環境を整えることも重要です。
たとえば庭木の剪定を定期的に行い、風通しを改善することで湿気を減らしたり、庭の土壌も定期的に耕し、排水性を高めたりする方法などが効果的です。

これらの対策を実践して、シロアリの被害から大切な庭木を守りましょう。

5.庭木にシロアリを見つけたら業者に相談しよう

業者ごとの費用・実績・サービスなどの項目を比較しよう

相見積もりのイメージ画像

シロアリの駆除を業者に依頼する際は、相見積もりを取ることが重要です。
業者によってシロアリ駆除の費用やサービス内容が異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較することで最適な選択ができます。
そこで、信頼できる業者を選ぶためのポイントを紹介します。

・実績
実績が豊富な業者は、さまざまな状況に応じた適切な対応が期待できます。具体的な駆除事例や過去の顧客からの口コミを参考にしましょう。
実績や口コミは業者のホームページに掲載されていることが多いため、忘れずチェックしてください。

・サービス内容
業者によってはシロアリ駆除に加えて、再発防止のための対策や定期的なメンテナンスを提供している場合があります。
このような追加サービスが含まれているかどうかを確認し、長期的な視点で効果的なサービスを提供してくれる業者を選びましょう。

・見積もりの透明性
見積もりの透過性も業者選びの重要なポイントです。見積もり内容が明確で、追加料金が発生しない業者を選ぶことで、契約後のトラブルを防げます。
費用だけでなく、サービス内容やアフターサポートも含めて総合的に比較しましょう。

今回紹介したポイントをきちんと押さえ、信頼できるシロアリ駆除業者を選びましょう。

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