1. 自動車ガラスの台風トラブル事例
自動車ガラスの台風トラブル事例で最も多いのが飛翔物によるヒビ
台風が近づいてくると風が強くなり、木の枝などが舞い上がるようになります。大型の台風の場合は、看板や石ころ、屋根瓦、自転車などが飛んでくることも。それらの飛翔物が自動車ガラスに当たり、ヒビが発生する事例が多いです。
自動車ガラスの場合、2枚の板ガラスで中間膜を挟んでいる合わせガラスが使われていますから、よほどの衝撃でない限り割れるという事はありません。しかしながら、ブルズアイブレイクやパーシャルブレイク、コンビネーションブレイクといった種類のヒビが入ってしまいます。小さなブルズアイブレイクでしたら、自分でリペア修理することも可能ですが、そこから雨水が侵入してしまい、全交換になるケースもままあります。そのままの状態で運転することができるかもしれませんが、道路交通法違反に抵触する可能性がありますので、必ず修理してから乗務して下さい。
ちなみに、整備不良車両で捕まると、懲役3ヵ月以下、5万円以下の罰金となります。仮に捕まらなかったとしても、車検を通すことは出来ません。また、現在販売されている自動車の多くはフロントガラス、リアガラスにさまざまなセンサーが埋め込まれており、ヒビや割れによってナビや自動ブレーキシステムが誤作動を起こすことも。台風によって自動車ガラスが傷ついた時は、早めに修理しておきましょう。
2. 自動車ガラスでできる台風対策方法
自動車ガラスでできる代表的な台風トラブル対策は屋外に駐車しないこと
このトラブルに見舞われないための対策としては自動車を風雨に晒さないことです。台風が接近すると降水量もそうですが、風が非常に強くなります。大型の台風になると最大風速が60m/sを超えることも珍しくはありません。そのような状態で外に車を駐車していると、飛翔物があたり自動車のガラスが割れることがあります。
さらに割れた部分に水が侵入することで、リペア補修が出来なくなることも。そうならないために自動車を屋内に入れておきましょう。詳しい方法については下記の予防法を参照して下さい。
対策と同時に重要になるのが、応急処置です。こちらも予防法と同様に、具体的な方法は次項を参考にして頂ければ幸いです。ただし、自動車ガラスの割れやヒビを発見した場合でも、台風が接近している時はケガをする危険がありますから、決して屋外に出ないようにして下さい。
ここで最も重要なことは、日頃から対策をしておくことです。例えば、海抜の低い地域や家のすぐそばを川が流れている場合は、台風接近時に車を避難させる場所を事前に見つけておくとか、ガラスが割れた時すぐ応急処置できるように、リペア補修剤や不要な毛布、ダンボール、養生テープなどを準備しておくことです。これだけでもトラブル時の対応スピードが全く違います。
3. 自動車ガラスで台風トラブルが起きた時の応急処置
台風によって自動車ガラスが割れた時の応急処置方法を簡単に紹介します
このトラブルへの応急処置として最初に紹介するのはブルーシート(レジャーシート)を活用する方法です。一人では危ないので二人以上で行なって下さい。割れたガラスの上から十分な大きさのブルーシートを被せて穴の部分にロープを通し、リアホイールに固定して下さい。
この時のポイントとしてはシートを張り過ぎないことです。雨風が治まったらガラス修理の専門業者かディーラーに連絡して引き取りに来てもらいましょう。ちなみにガラスが割れた状態で運転すると道路交通法違反となります。
次に紹介する応急処置の方法はリペア補修することです。あくまでも少しの傷の場合ですが、カー用品店でリペア補修材を購入し、自身で穴を塞いでください。あまりおすすめ出来る方法ではありませんが、交換と比較して安く済ませることができます。ただし車検を通らないことがありますので、あくまでも自己責任でお願いします。
このトラブルへの応急処置として最後に紹介する方法は、ガラス応急処置シールの活用です。台風により石などが飛んできて車のガラスが傷つくことがありますね。車のガラスは割れた部分に水分などの異物が混入してしまうと、その後の修復が非常に困難となり、交換するしかなくなります。そこで活躍するのが応急処置シール。簡単に貼ることができて異物の侵入を防いでくれますから、その後の修理もスムーズに行えます。
4. 台風トラブルで自動車ガラスに被害が出ないための予防法
台風トラブルで自動車ガラスに被害が発生しないための予防法を紹介します
このトラブルへの予防法として効果的なのは車庫に駐車しておくことです。台風接近時に運転中、ガラスが傷つくことはある意味仕方がない事です。ですが駐車中であれば予防も可能。車庫に入れておけば石や瓦が飛んできて割れるという事はありません。
それでもあまりに強力な台風の場合は車庫のシャッターがめくれてガラスに傷がつくことがあります。そこで、より慎重に予防したい方はタワー型の立体駐車場に停車しておきましょう。若干の料金の負担は必要ですが、鉄筋コンクリートによって守られていますから、とにかく安全です。
唯一考えられるリスクとしては台風により停電が起きた場合に出庫出来なくなることです。仮に令和元年房総半島台風のような状態になれば、自家用車が使用できなくなるのでかなり不便な状況となってしまいます。
その他の方法としては強風対策がされているカバーで全体を覆っておくことです。その際、カバー越しに傷がつかないように、ガラスの部分には毛布などを掛けておきましょう。台風で車のガラスが割れたりした時には車両保険が適用されますので、新しい車であるほど予防として加入しておくことをお勧めします。車は大切な財産の一部ですから、被害に合わないようにしっかりと予防して下さい。
5. まとめ
台風での自動車ガラス被害に関する情報のまとめとポイントのおさらい
このトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。
普通に駐車していると、飛翔物によりガラスが割れるリスクがありますから、しっかりと予防しておきましょう。最も安全と考えられているのはタワー型の立体駐車場です。仮に自動車ガラスが割れたりヒビが入った時は、異物が侵入しないことを第一に応急処置して下さい。