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ペットの死後にやるべきこととは?安置方法や火葬方法について解説します

公開日:2022.12.1 更新日:2024.4.16
ペットの死後にやるべきこととは?安置方法や火葬方法について解説します

大切な家族であるペットが亡くなった後は、人間と同様に安置しておく必要があります。ただ人とは異なり、安置するにあたっては注意しなければならないことがあります。

今回はペットの死後の安置方法や火葬方法について解説していきます。
また、ペット葬儀社を選ぶ際に見ておくべきポイントについてもご紹介していますので、ご参考いただけますと幸いです。

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1.ペットの死後にやるべきこととは?

まずは安置の準備を

亡くなったペットを撫でている写真

ペットが亡くなった後は安置をするための準備をしておく必要があります。

安置するにあたって、死後にご家族であるペットが安らかに眠りにつけるように、体勢を整えてあげましょう。

①目を閉じてあげる
亡くなった直後は目が開いていることも多いです。
死後眠りにつけるようにするために、まずは目をそっと閉じてあげるようにしましょう。

②手足を丸める
生き物の身体は亡くなってしばらく時間が経つと死後硬直が始まります。
ペットの身体の大きさや安置を行う時期にもよりますが、死後2時間ほど経過すると死後硬直が進行していきます。
身体が硬くなって動かしにくくなる前に、手足を丸めるように内側に折った姿勢にしておきましょう。

また、身体を丸めることで棺に遺体を安置しやすくなります。
手足を伸ばしている状態のままですと、その後に手足を曲げることが困難になりますので、死後は出来るだけ早く手足を内側に丸めた姿勢にしてあげましょう。

③身体を清潔な状態にしてあげる
ご遺体の鼻や口・肛門のあたりが汚れていることが多いです。お湯で湿らせた布やガーゼなどを使って頭部から足まで全身をきれいに拭いてあげましょう。

毛並みについてもしっかり整えてあげて、尻尾も整えてあげます。また、安置する前にバスタオルやシーツで身体を包んであげましょう。

2.ペットの死後の安置方法はどうやる?

準備しておくものや具体的なやり方について

花の横で亡くなったペットの写真

動物の身体も人間と同じく、亡くなると次第に腐敗していきます。
大切なペットが死後に健やかな状態で旅立てるように、なるべくきれいな状態で安置してあげましょう。

①安置に必要なものを準備する
ペットのご遺体を安置するにあたって必要なものは次の通りです。

・ペット用の棺(箱や衣装ケースなどでも代用可能)
・ドライアイスや保冷材、氷など身体を冷やせるもの
・遺体を包むタオル
・敷き用の布団もしくはタオル
・脱脂綿(口や肛門あたりが体液で汚れないようにするため)

棺はペットのご遺体の大きさとなるべくピッタリなサイズのものを用意しておきます。
ペットの身体より大きすぎると保冷材の効果がなくなってしまい、小さすぎるとペットのご遺体が入りきらなくなります。
もし適当な大きさの箱や棺がない場合は段ボールなどでも代用できます。

②遺体を安置する
腐敗の進行を遅らせる安置方法としては、ご遺体の腹部と背中のあたりに保冷剤を置きます。
遺体と保冷剤をタオルやシーツで包んであげることにより、保冷効果を上げることができます。

夏場などお部屋の温度が高いと腐敗のスピードは速くなってしまいます。そういった場合は、冷房をつけてお部屋を涼しい状態にしておきましょう。

窓を開けておく場合は、野鳥や野良猫の侵入にご注意ください。

3.ペットの死後に必要な手続きはある?

犬の場合は手続きが必要

保健所での登録のイメージ写真

ペットの種類が犬の場合は死後に役所にて手続きを行う必要があります。

犬を飼う場合、飼い主は30日以内にお住まいの自治体の保健所に畜犬登録をすることが義務付けられており、登録犬が亡くなった場合にも死後30日以内に犬の死亡届を出して登録を抹消してもらう必要があります。

近年ではインターネットにて電子申請を受け付けている自治体もあります。

届出にあたって必要な情報としては以下の通りです。

・飼い主の住所
・飼い主の氏名
・愛犬の死亡年月日
・登録番号

登録を抹消しておかないと、「集合注射の案内」や「注射の督促状」が毎年自宅に届いてしまいます。

また、もし亡くなった愛犬が血統書付きであった場合は、血統書登録を抹消する手続きも済ませておかなければなりません。
血統書の裏面に死亡年月日と飼い主の氏名住所を記載した上で、当該する犬種団体に送付します。

ただ血統書を自分のところに残しておきたい時は、団体に連絡することで保管が認められる場合があります。

なおマイクロチップに愛犬の情報を登録されている場合は、日本獣医師会から発行された登録通知完了ハガキを添えた上で、日本獣医師会に連絡します。

また、猫をはじめ他のペットについては自治体における手続きを行う必要はありません。
ただしマイクロチップに情報が登録されている場合は、日本動物保護管理協会に亡くなったことを報告する必要があります。

4.ペットの死後に行う火葬方法の種類とは?

主な火葬方法

ペット用の骨壺の写真

ペットの死後は火葬方法についても考える必要があります。
主な火葬方法は次の3種類です。

・合同火葬
複数の他のペットと一緒に火葬を執り行います。
火葬にかかる費用を安く抑えられるといった特徴があります。
ペット葬儀社はもとより、自治体によってはペットの合同火葬を受け付けてくれるところがあります。

また、大切なペットを一人ぼっちで逝かせたくないという場合に合同葬を選択される方もいらっしゃいます。

ただし、合同火葬ですとペットのご遺骨が他のペットたちのものと混ざってしまうため、手元に戻ってこないことがほとんどです。

・個別一任火葬
個別に火葬を執り行う方法です。
火葬についてはペット葬儀社に一任しますので、ご家族での立会いや収骨はできません。

仕事などの時間の関係で火葬に立ち会うことが難しい方や、一緒に暮らしてきたペットが骨になる姿を見たくない方、ご遺骨だけ返してほしい方などから選ばれる火葬方法です。

・個別立ち会い火葬
個別一任火葬と同様に、個別に火葬を執り行う方法です。
ただしこちらはご家族の立ち会いのもと火葬が執り行われ、火葬後はご家族でお骨上げを行うことができます。

火葬の間もそばにいてあげたい、家族みんなでお別れをしたい、最後まできちんとペットを見送りたいという方はこちらの火葬方法を選ばれます。

・出張火葬
火葬設備が積まれた専用の移動火葬車により、自宅など依頼者が希望する場所で火葬や葬儀を執り行うことができる方法です。
個別での火葬になるので、お骨上げや返骨も可能です。

火葬場まで出向くのが難しい方や、慣れ親しんだ場所でペットのお見送りをしたい方などから選ばれます。

5.ペットの死後の対応はペット葬儀社にお任せしよう

ペット葬儀社選びのポイント

飼い主に挟まれる犬の写真

長年共に過ごしてきたペットを健やかなかたちでお見送りするにはペット葬儀社選びも大切です。
ペット葬儀社を選ぶ際に見ておきたいポイントは次の通りです。

・希望する火葬プランがあるかどうか確認する
ペット葬儀社を選ぶにあたっては、まずはご家族が希望する火葬のプランがあるかが重要です。
返骨を希望する場合は、必ず個別火葬に対応しているペット葬儀社を選択しましょう。

・営業時間を確認する
希望する日時に対応しているかどうかもペット葬儀社を選ぶにあたっては大切なポイントです。
最近では24時間365日受付を行っているペット葬儀社もあります。

・お客様の声を確認する
きちんとした対応を行ってくれるペット葬儀社を見極めるにあたっては、実際に依頼をされた方の評価を見るのが一番です。
優良業者と呼ばれているところは、ほとんどの場合依頼された方から高く評価されています。
業者の公式ホームページや口コミサイトにはペット火葬を依頼された方の感想が掲載されていますので、参考として目を通しておきましょう。

・スタッフの対応を確認する
大切なペットを安心して任せられるスタッフがいるかどうかも重要です。
お電話でのやり取りなど、実際に接してみて丁寧に対応してくれるところほど、葬儀や火葬も丁寧に執り行ってくれる傾向にあります。

お金の話よりも先に、遺体の安置方法などまずは亡くなったペットやそのご家族のことを考えてくれたり、親身に相談に乗ってくれたりするかどうかも良いペット葬儀社を見極めるポイントのひとつです。

・小型動物の火葬にも対応しているか確認する
ハムスターやインコなどの小型動物ですと、通常の火葬炉では遺骨が残りにくいです。
そのため、小型動物の骨が残りやすい小型炉や小動物の遺骨を残せる大型炉を用意しているかどうかペット葬儀社に確認しておきましょう。

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