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洗面所の水道工事が必要なときの対処法と注意点

公開日:2021.11.2 更新日:2025.2.4
洗面所の水道工事が必要なときの対処法と注意点

朝の準備や手洗いなど、毎日使う洗面所の水回り。
蛇口の水漏れ、排水の詰まり、配管の老朽化など、水道トラブルが発生すると生活に支障をきたします。特に、少しの水漏れを放置すると床の腐食やカビの発生につながることも。

本記事では、洗面所の水道工事が必要になるケースや業者選びのポイント、工事費用の目安について詳しく解説します。急なトラブルにも慌てず対応できるよう、ぜひ参考にしてください。

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1. 洗面所の水道工事が必要になる主なケース

洗面所の水道工事にかかる費用は、5項目!見積もりをもらう際は確認しよう

お金の計算をしている絵

・蛇口の水漏れや故障
蛇口のパッキンが劣化すると、水がポタポタと垂れることがあります。単なる部品交換で済む場合もあれば、蛇口ごと交換が必要なケースも。
レバー式やセンサー式の蛇口は、内部部品の故障が原因で水漏れすることが多いため、早めの修理が必要です。

・排水が流れにくい・詰まってしまった
ヘアキャッチャーを掃除しても水の流れが悪い場合、排水管の奥に髪の毛や石けんカスが詰まっている可能性があります。市販のパイプクリーナーで解決しない場合は、業者による高圧洗浄が必要です。

・ 配管の老朽化や水漏れ
築年数が経過した住宅では、配管が劣化して亀裂が入ることがあります。壁の内側や床下で水漏れが発生すると、知らないうちに建材が腐食して大掛かりな工事が必要になることも。
異変を感じたら早めに専門業者へ相談しましょう。

・ 洗面台の交換やリフォーム
洗面台を新しくしたい場合、水道管の位置調整が必要になることがあります。特に、収納一体型やボウルが大きな洗面台に変更する場合は、給排水工事が必須です。

2. 洗面所の水道工事の作業時間

洗面所の水道工事の作業時間は、蛇口の交換対応で1時間程度から

ストップウォッチを使用する男性の絵

洗面所で水漏れトラブルが起きている場合、蛇口やハンドシャワー、排水ホース、またその周辺のパーツ交換の作業時間は1時間程です。

症状が軽度の場合は蛇口内部や給水管との結合部品のパッキンや部品の交換で済む場合がほとんどです。しかし、劣化具合によっては、蛇口自体の交換作業が必要な場合があります。止水栓を止めて作業し、終わり次第水漏れの有無を確認して完了となります。

洗面所の排水溝が詰まってしまっている場合、原因を除去する作業は1時間程度で済む場合が多いですが、詰まりが起きている箇所や事態の深刻さによっては半日程度かかる場合もあります。

なお、リフォームで洗面台自体を交換する場合は、3〜4時間程度、床や壁など洗面所の全体的な工事が必要な場合は1日程度かかります。

洗面所の水道工事にかかる時間はトラブルの状況や対応する業者によっても異なってくるので、事前に作業時間の見積もりを取るようにするとよいでしょう。

洗面所が詰まってしまうケースでは、歯磨き粉や洗顔フォーム、髪の毛が日々排水溝に流れてしまうことの蓄積以外にも、アクセサリーなどの小物類を落としてしまうことが原因となる場合もあります。こうした小物類を洗面所周辺に放置しないことが、急なつまりの除去作業を業者に依頼せずに済むひとつの予防策ともなりますので、注意しておくと良いでしょう。

3. 洗面所の水道工事は自分でできる?

業者へ依頼する前に自分でできることはコレ!

洗面台のパイプを修理する修理事業者の男性の絵

洗顔や歯磨きなど、毎日身だしなみを整えるための大切な場所である洗面所。利用頻度が高いことから、蛇口などからの水漏れや排水溝の詰まりなど、突然思わぬトラブルに見舞われてしまうことがあります。

水漏れの症状が軽度な場合、自宅の洗面所に合った古くなったパーツやスパナなどの工具を準備して交換することで解決することもあります。

また、排水溝が詰まってしまっているケースでは、パイプクリーナーやワイヤーブラシを使って掃除してみると良いでしょう。

ただし、自宅の洗面所に合ったパーツがなかなか見つからなかったり、思いのほか配水管や洗面台、蛇口部分などの劣化が進んでいて、業者でないと対応が難しい場合もあります。トラブルの早期解決のためにも、無理をせずに業者に水道工事を依頼してしまうことも大切です。

洗面所で起きた水回りトラブル修理を自分で行なう場合、用意しておくと便利な工具は水栓修理レンチセット、ウオーターポンププライヤー、水栓取り外しレンチ、スライドレンチなどです。立水栓や混合水栓など、水栓の種類によっても異なってくるので、ホームセンターなどで購入する前に調べたり、購入する店舗で聞いてみるとよいでしょう。

4. 洗面所の水道工事は業者に頼むべきか?

洗面所の水道工事は、事態が悪化する前に早めに業者に依頼することが大切!

様々な種類の工具が並べられた写真

洗面所は毎日利用する場所であるため、長く使っていると蛇口などからの水漏れや排水溝の詰まりなどのトラブルが突然起きてしまうことがあります。水漏れや詰まりは、症状が軽度であれば劣化しているパーツを交換する、パイプクリーナーなどで掃除をすることで解決する場合もあります。

しかし、中には深刻な原因が潜んでいる場合もあり、業者に水道工事を依頼し、特殊な工具などで原因を除去してもらうことでしか問題が解決しないこともあります。

また、長く住んでいる家などの場合はそもそも蛇口やハンドシャワー、配管などの耐用年数を超えていて、交換工事やリフォームをしてしまった方が良いケースも。

自分自身で修理や交換を行おうとして事態を悪化させてしまう前に、業者に水道工事を依頼した方が結果的に早く安く問題が解決することも多いため、トラブルが起きたらすみやかに業者に相談することがオススメです。

なお、洗面所の水道工事を業者に依頼する場合は、問題が起きている箇所や状況について把握することも大切ですが、合わせて蛇口や洗面台などのメーカーや型番情報も控えておくとなお良いでしょう。修理や交換を行う際に業者があなたの洗面所に合った部品をスムーズに用意できる、という点もですが、見積もり時により実態に近い費用の計算がしやすくなるためです。

5. 洗面所の水道工事にかかる費用相場はいくら?

洗面所の水道工事にかかる費用は、5項目!見積もりをもらう際は確認しよう

白を基調とした洗面台の絵

洗面所の水道工事にかかる費用は、施工料金、廃材諸経費、出張料金、部品代、特殊作業費の5項目で主に構成されています。
この5項目のうち必須となる費用は、施工料金と出張料金のみですが、依頼する時間帯などによっては夜間割増が発生する場合もあります。業者によって基準が異なる場合もあるため、見積もり段階で確認しておくと良いでしょう。

部品代については実際現場に来てもらった後に洗面所の部品交換が必要だった場合に、特殊作業費については洗面所で起きているトラブルが思いのほか深刻なものだった場合に発生する費用です。

廃材諸経費についてはパーツ交換が必要な場合に、交換した部品を廃棄するために必要な経費です。

業者によってはサービスしてくれたり、施工料金に含まれているケースもあるため、見積もりの段階で金額をしっかり確認しましょう。

施工料金の相場は約4,000円からとなっており、交換が伴う場合の相場は約12,000円からとなっています。

なお、洗面所の詰まりを解消する作業の場合は、施工料金の相場が約17,000円からで、高圧洗浄機を利用するほどの深刻な場合の相場が約35,000円からとなっています。洗面所の水漏れや詰まりなど、どんな症状で水道工事を依頼する場合でも、その料金は、トラブルの深刻さやそれに伴う作業の難易度、交換パーツ代などによって変動します。早めに対処することで安く仕上がる場合もありますので、無理せず水道業者に工事を依頼しましょう。

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