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台風の屋根対策とは?風で飛ばされる原因や修理業者の選び方を解説

公開日:2023.6.1 更新日:2024.4.15
台風の屋根対策とは?風で飛ばされる原因や修理業者の選び方を解説

毎年5月から10月にかけて台風が多く発生してきます。
さらに最近では大型の強い台風が接近する傾向にあり、少しでも油断していると、ご自宅屋根が飛ばされることになりかねません。

そこで今回は台風における屋根対策や業者の選び方について解説していきます。


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1.台風で屋根が飛ばされるのはなぜ?

台風で屋根が飛ばされるメカニズム

屋根が取れた住宅のイメージ写真

台風の屋根対策をしていくにあたっては、どのようにして屋根が台風の影響を受けるのか知っておく必要があります。

・内部の風による風
屋根は屋外からだけではなく、実は屋内から来る風によって吹き飛ばされてしまうこともあります。
例えば、台風による強い風で家の窓ガラスが割れていたとします。すると自宅内に外からの風が吹き込むようになり、中に入り込んできた風が屋根を押し上げているのです。

・建材に隙間ができている
棟板金や破風板、瓦といった屋根を構成している資材は台風の影響を強く受けます。これらは施工時の作業で生じた不具合や経年劣化などによって隙間ができてしまうことがあります。
この隙間に強い風が入り込むことで気圧差が生まれるようになります。 気圧差でしだいに建材が押し上げられていき、場合によっては飛ばされることもあります。

台風によって被害を受けないためには、屋根全体の資材をしっかりと対策しておく必要があります。
台風が接近してきている時点では補修を行うのに時間がかかるため、あらかじめ屋根のメンテナンス作業をしておきましょう。

屋根を調べてみて瓦の漆喰が劣化している、棟板金が浮いているなど、不具合のある箇所を見つけたら、すぐに修理することをおすすめします。

2.台風時に飛ばされやすい屋根

飛ばされやすい状態について

住宅の排気口を点検している写真

屋根は上記以外の理由でも台風の影響で飛ばされてしまうことがあります。
特に注意しなければならない要因は次の通り。

・屋根のメンテナンス不足
屋根を瓦や棟板金といった構成している資材は時間が経つにつれて経年劣化していきます。できれば現在使用されている屋根の耐用年数を調べてみるといいでしょう。

一般的なトタン屋根やセメント系瓦といった屋根建材であれば、およそ10年に1度はメンテナンス作業をしておくのが望ましいです。

瓦が経年劣化しているにもかかわらず交換していなかった、被害状況から考察して自然災害のみに原因があるとは考えられない、といった理由で損害賠償請求を受けることになります。
普段から屋根の補修管理をきちんとやっていて、台風への対策も行なわれていたことが証明されれば、こうした損害賠償請求を回避することができます。

・業者の設計ミス
耐用年数がまだそれほど経過していなくても建材に不具合がある場合は、業者の設計ミスが原因である可能性が高いです。
工事してから数年で雨漏りするようになった、瓦が落ちてきたといった被害が確認されたら、施工不良が原因と考えていいでしょう。
修理してもらいたい場合は、施工してもらったところに連絡しましょう。

3.屋根が飛んだ場合の責任は?

賠償金が発生することも

注意点のイメージ絵

屋根を構成している資材は台風で飛ばされることが多いので、万が一近隣住宅に被害を及ぼした場合の責任の所在を考えておかなければなりません。

一般的に自然災害が原因での損害賠償が生じることはありません。ただし、住宅に住んでいる人に何かしら不注意があったことが分かった場合は、損害賠償責任に発展することも…。
そういったトラブルを避けるための方法をいくつかご紹介します。

一つ目は、屋根の修理や交換をしたことがわかる専門業者の施工完了報告書や作業報告書などを証拠書類として提出しておくことで損害賠償請求されなくて済みます。

その他にも台風が接近する前に瓦が台風で飛ばないための対策がなされていると分かるような写真があると、証拠として扱ってもらえます。

また、日頃からメンテナンス作業をしておくことももちろん大切。専門業者に連絡し、自宅の屋根をきちんと点検してもらいましょう。

この他、もし損害賠償請求でお金が必要になった時のことを考えて火災保険に加入されることもおすすめします。
その際は、ご加入の火災保険ごとに適用範囲が違うため、きちんと内容を確認しましょう。

また、 瓦をはじめ台風による屋根のトラブルは多く、個人間で迅速な解決を目指すのは非常に難しいです。 こうしたことから、万が一瓦が飛ばされて被害が発生した場合は弁護士に相談を依頼しましょう。

4.屋根の台風対策は業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

屋根を修理する事業者の写真

自宅の屋根の対策は業者にやってもらうだけではなく、DIYでもやろうと思えばできないことはないです。しかし、実際の作業は素人ではなくプロに依頼されるのが得策です。
専門業者への依頼が望ましい理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には屋根にまつわるトラブルに精通したプロスタッフが在籍しています。業者であれば素人が行うよりも安全かつ確実に作業してもらえます

・ケガをする心配はない
屋根の台風対策をするにあたって高い場所へ登らないといけません。これまで高所での作業経験のある方なら問題ありませんが、そうでない方ですと転落事故につながる可能性があります。

・事前準備をしなくてもいい
専門業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるので非常に簡単。こちらは何も準備しなくても大丈夫です。

・無料見積もりに対応している
専門業者のいいところは作業前に無料見積もりを行ってくれること。
相場を知ることはとても重要であり、同じ作業でも業者によって数万円も費用が違うこともあります。 場合によっては100万円以上の修理費用がかかることもある屋根修理であれば尚更です。

お住まいの地域にある業者を最低3社以上見積もりをとっておくと一番安い業者を見つけることができます。

5.屋根の台風対策にはこんな業者がおすすめ

業者選びのポイント

屋根修理事業者を迎える依頼者の写真

台風の屋根対策をしてくれる業者がたくさんあって、どこに頼んだらいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。
ここでは数ある業者から優良業者を選ぶコツについてご紹介します。

・実績が豊富である
専門業者を選ぶにあたって一番重要なのが作業実績。業者のホームページにはこれまでの施工事例が掲載されています。

・業者の評判を確認する
優良業者と呼ばれているところは、ほとんどの場合、依頼された方から高い評価を受けています。業者のホームページや口コミサイトには依頼された方の声が掲載されています。

・屋根修理の専門資格を保有している
屋根修理に関わる専門資格としては、屋根診断士や瓦屋根診断技士といった資格があります。
これらの資格は一般社団法人が認定したものであり、保有者に専門知識と経験を兼ね備えているという証になります。

・アフターサービスが充実している
屋根修理業者では不具合があった際の保険や無償修理をはじめ、さまざまなアフターサービスを行っています。
作業費用が高いほど、アフターサービスの充実度がより重要になってきます。

サービス内容や適用される保証期間は業者ごとに異なりますので、ホームページやお問い合わせなどで確認しておきましょう。

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