本文へ移動

アブラムシが発生する原因とは?駆除方法や予防策も解説

公開日:2022.3.11 更新日:2024.4.16
アブラムシが発生する原因とは?駆除方法や予防策も解説

ガーデニングをしていると目にすることがあるアブラムシ。
アブラムシを植物についたままにしておくと植物へのダメージにつながりますので、すぐに駆除しましょう。

今回はアブラムシが発生する原因や駆除方法などをご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫害獣おたすけ本舗

1.アブラムシの発生する原因とは?

主な原因

家庭菜園の写真

知らない間に植物に寄生してしまっているアブラムシ。
一度翅がある有翅型のアブラムシが現れてしまうと、別の植物へと移動を繰り返していくので、瞬く間に大量発生してしまうことになります。
そんなアブラムシが発生する原因としては次の通り。

・熱くない気候
アブラムシは年間を通して発生する昆虫ですが、その中でも多く現れる時期が4~6月と、9~10月です。
違って蒸し暑い時期を好まないため一般的な害虫とがよく発生する7~8月にかけてはあまり多く見られません。

・密集した環境
植物が密集していて、風通しが良くない環境はアブラムシが発生しやすいです。
また、日光を嫌う性質があり、日が当たりづらい場所を好む傾向があります。
こうしたことから、出来るだけ風通しを良くして、植物との間隔を開けておくことが必要です。

・窒素分が多く含まれる肥料を使用すること
アブラムシは植物より分泌されている汁を栄養源としていて、その中でもアミノ酸が好物とされています。

窒素分が多く含まれている肥料は植物のアミノ酸量を増加させる作用があります。
そのため、こうした肥料を植物に与えすぎているとアブラムシを寄せ付けることになります。こうしたことから、使う肥料についても注意が必要です。

2.アブラムシをそのままにしておくとどうなる?

植物にウイルスをもたらすことに

モザイク病になった葉っぱの写真

何かしらの原因でアブラムシが発生するとさまざまな被害を受けることになります。主なアブラムシの被害は次の通り。

・植物への病気
アブラムシが植物に発生してしまうことで発生する病気があります。その一つがすす病です。
すす病とはアブラムシによる排泄物が植物につくことで発生する病気で、表面や枝などにすすのような模様が現れるようになります。

この病気は見た目が悪くなるばかりでなく、植物が太陽光を取り入れにくくなって光合成がしづらくなることで、成長が阻害されることになります。

もう一つがモザイク病です。
モザイク病とは、葉や花弁にまだら模様が見られるようになる病気のことです。
この病気に対する有効な対処方法は確立されておらず、発症した植物は刈らないといけません。

・景観の阻害
植物に寄生したアブラムシは口針を挿して、栄養分を取っていきます。1匹しか現れていない状況では被害は少ないものの、数が多くなっていくと植物が次第に枯れていきます。
また、栄養分を吸われた植物はコブができる、葉が丸くなるといった奇形が見られるようになります。

こうしたことから、アブラムシが見られたらすぐに対処しなければなりません。

3.アブラムシの駆除方法

主な駆除方法

テープを貼り付けている写真

そんな厄介なアブラムシですが、さまざまな駆除方法を用いることで対処することができます。
主な駆除方法は次の通り。

・テープを使う
農薬なしで手っ取り早く駆除する方法がテープです。植物を傷めないように、粘着力の弱いテープを使って表面にペタペタと貼り付けます。

・歯ブラシを使う
無農薬で駆除する方法として歯ブラシも利用できます。歯ブラシを使用して植物にいるアブラムシをこすり落としていきます。
ただし新芽や蕾などの柔らかい部分に使用すると植物を傷めてしまうおそれがあります。

・天敵に捕食させる
アブラムシにはさまざまな天敵がいます。その中でもアブラムシ退治に役に立つのがテントウムシであり、1匹につき10匹ものアブラムシを捕食すると言われています。
ただしテントウムシの発生状況に左右されますので、早急な駆除には適していません。

・牛乳をかける
牛乳の膜を利用してアブラムシを窒息させる方法もあります。
使用する際にはそのままか、もしくは水で薄めて霧吹きに入れて直接吹きつけていきます。終わったら植物を水で洗い流します。

・石鹸水
石鹼も牛乳と同様、アブラムシを窒息させます。水で薄めた石鹼をスプレーしていきます。

・殺虫スプレーを使う
即座に駆除する際に便利です。ただし同じものを使い続けるとアブラムシに耐性ができるので、数種類のスプレーを活用されることをおすすめします。

4.アブラムシの予防方法

主な予防策

アブラムシが苦手なハーブの写真

駆除方法を覚えることは大切ですが、アブラムシの発生原因を抑えて予防していくことも重要です。
主な予防方法は次の通り。

・木酢液を使う
木酢液は、木炭を作る時に発生した水蒸気を冷やして液体に変えたものです。ホームセンターやインターネット通販で気軽に購入することができます。

アブラムシをはじめとした害中を予防するのはもちろんのこと、土壌の消毒や有用微生物の活発化を行い、植物の根や芽の生長を促進させる役割まで果たしてくれます。

ただし散布する量が多いと植物の成育に影響を及ぼすので、濃度に注意する必要があります。

・アルミホイルを敷いておく
アブラムシは太陽光など強い光を嫌う害虫であるため、アルミホイルも役に立ちます。
植物の茎の根元にアルミホイルを敷いておくことにより、日の光を照らして植物をアブラムシから守ることができます。

・黄色い物を置く
アブラムシには黄色い物に集まる習性があり、植物の近く黄色い物を置くことで、そちらへ寄っていきます。
そのため黄色い桶に水を貼っておけば、入ってきたアブラムシが溺れさせて駆除することができます。

・ハーブを植える
そんなアブラムシにも苦手な植物があります。それはハーブです。
セージやマリーゴールドなどはアブラムシが嫌う香りや成分が含まれています。

5.アブラムシ駆除は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

事業者が使う専用の薬剤の写真

ただ原因を特定してアブラムシの対策を行うのは難しい場合もあります。大量繁殖している場合ですと通常の殺虫スプレーでは対処しづらいです。
そこでおすすめなのが害虫駆除の専門業者。業者をおすすめする理由としては次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者には害虫駆除に熟知したプロスタッフが在籍しています。長年作業を経験してきているので、素人が作業するよりも確実に駆除にしてもらえます。

・専用の薬剤を使ってくれる
業者では個人では手に入らない薬剤を使っています。こうした効果が高く、対策がしにくい場合でも瞬く間に住宅周辺からアブラムシを一掃してくれます。

・アフターサービスが付いている
プロの業者であってももしものトラブルがあった時のことが気になる方もいらっしゃるでしょう。多くの専門業者は損害保険に加入していますので、駆除作業の最中に住宅が傷ついてしまった場合でも安心です。
保険の加入の有無が気になる方は業者に確認しておきましょう。

・無料見積もりに対応してくれる
作業前には料金の見積もりを提示してくれます。作業費用の内訳を確認しておくことで、後になって不要なオプションを申し込まずに済みます。
3社以上から見積もりをとっておけば、地域で一番お得な業者を見つけることができます。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫害獣おたすけ本舗

害虫駆除の新着記事

おすすめ記事