本文へ移動

ビルトインガレージは後付けできる?条件・費用相場・メリットデメリットを解説

公開日:2026.3.19
ビルトインガレージは後付けできる?条件・費用相場・メリットデメリットを解説

既存の住宅にビルトインガレージを後から設置したいと考えたとき、「後付けできるのか」「どれくらいの費用がかかるのか」と悩むことがありますよね。車を雨風から守りたい、防犯性を高めたいといった理由で検討する場面も多く見られます。

しかし、住宅の構造や敷地条件によって施工の可否や工事内容が大きく変わるため、ビルトインガレージの後付けは判断が難しいケースも少なくありません。メリットだけでなくデメリットや費用面も含めて検討することが重要です。

この記事では、ビルトインガレージの後付けにおけるメリット・デメリット、設置できるシャッターの種類、リフォーム費用の目安について分かりやすく解説します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

総合リフォームのROY株式会社

1.ビルトインガレージを後付けするメリット

防犯性が高いなど、5つのメリットがある

「MERIT」と書かれた積み木の画像

ここでは、ビルトインガレージを後付けすることで得られるメリットを、実際の生活シーンを踏まえて解説します。後付けを検討している方は、導入後の変化を具体的にイメージしながら確認してみてください。

①高い防犯性で安心して車を保管できる
ビルトインガレージは、シャッターで完全に閉じられる構造のため、屋外駐車と比べて防犯性が高いのが特徴です。外から車が見えにくくなることで、車上荒らしやいたずらのリスクを軽減できます。
また、防犯カメラやセンサーライトを併用すれば、より安心して車を保管できる環境を整えられます

②愛車を雨風や紫外線から守れる
屋外駐車では避けられない雨・風・紫外線・鳥のフンといったダメージから車を守れるのも大きなメリットです。とくに後付けの場合、既存の駐車スペースを屋内化することで、車の劣化を抑えやすくなります
結果として、洗車の頻度を減らせるだけでなく、塗装やパーツの劣化防止にもつながります

③天候に左右されずスムーズに乗り降りできる
ビルトインガレージがあれば、雨の日でも濡れることなく車の乗り降りができます。玄関とガレージを行き来できる動線を確保すれば、荷物が多いときでも移動の負担を減らせます
とくに、子供がいる家庭や高齢の方にとっては、日常の移動を快適にできる点も大きなメリットです

④趣味や作業スペースとして活用できる
後付けしたビルトインガレージは、単なる駐車スペースにとどまらず、趣味の空間としても活用できます。工具やアウトドア用品の収納スペースとして使ったり、簡単な作業スペースとして利用したりすることも可能です
屋内空間であるため天候に左右されず、使い方の自由度が高い点も魅力といえます

⑤容積率の緩和で居住スペースを確保しやすい
ビルトインガレージは、条件を満たすことで容積率の緩和措置が適用される場合があります。具体的には、ガレージ部分が延べ床面積の5分の1以内であれば、その面積を容積率の計算から除外できます。
たとえば延べ床面積が100㎡の住宅であれば、20㎡までのガレージ部分は算入されないため、居住スペースを減らさずにガレージを設置できる可能性があります。ただし、自治体ごとに条件が異なるため、事前の確認が必要です。

このように、ビルトインガレージの後付けは、防犯性や利便性の向上だけでなく、住まい全体の使い勝手を高める効果が期待できます。設置条件や費用とのバランスを見ながら検討することが重要です

2.ビルトインガレージを後付けするデメリット

設置費用がかかるなど、5つのデメリットがある

「DEMERIT」と書かれた積み木の画像

ビルトインガレージは利便性や防犯性の高さが魅力ですが、後付けする場合はデメリットも理解しておく必要があります。ここでは、設置後に後悔しやすいポイントを具体的に解説します。

①騒音や振動が居住空間に伝わりやすい
ビルトインガレージは建物と一体化しているため、車の出入り時に発生するエンジン音やシャッターの開閉音が、室内に伝わりやすい構造です。特に夜間や早朝の利用では、生活音として気になるケースもあります。
そのため、静音タイプのシャッターや防振ゴムの設置、防音対策を施すことで、生活への影響を最小限に抑える工夫が重要です

②居住スペースが圧迫される可能性がある
ビルトインガレージを設けると、その分だけ建物内部のスペースを使用するため、1階の居住面積が狭くなる傾向があります。限られた敷地では、リビングや収納スペースに影響が出ることもあります。
そのため、ガレージの広さと居住空間のバランスを考えながら、優先順位を明確にした間取り設計が必要です

③換気対策が不十分だと排気ガスが滞留する
ビルトインガレージは密閉性が高いため、適切な換気が行われないと、排気ガスが室内にこもるリスクがあります。とくにエンジンをかけたままの状態では注意が必要です。
換気扇の設置や開口部の確保などを行い、安全に使用できる換気環境を整えることが不可欠です

④後付けは工事費用が高額になりやすい
ビルトインガレージの後付けは、既存住宅の構造に手を加える必要があるため、工事費用が高額になりやすい傾向があります。基礎工事や耐震補強、シャッター設置などが発生し、想定以上の費用になるケースもあります。
そのため、事前に複数の業者から見積もりを取り、費用と施工内容をしっかり比較することが重要です

⑤将来的な車のサイズ変更に対応しにくい
ビルトインガレージは一度設計するとサイズ変更が難しく、将来の車の買い替えに対応しにくい点もデメリットです。現在の車に合わせて設計した場合、将来的に大きな車へ乗り換えた際に収まらない可能性もあります。
長期的な視点で車のサイズや使い方を想定し、余裕を持った設計にすることが大切です

このように、ビルトインガレージの後付けには複数の注意点があります。メリットだけでなくデメリットも踏まえた上で、費用・間取り・将来性を総合的に判断することが重要です

3.ビルトインガレージに設置するシャッターの種類と特徴

3種類のシャッターがある

ビルトインガレージの写真

ビルトインガレージに後付けする際は、シャッターの種類によって使い勝手や費用、快適性が大きく変わります。ここでは代表的なシャッターの種類と特徴を整理して解説します。

①巻き取り式シャッター(シャッタータイプ)
巻き取り式シャッターは、ドア部分を上部のボックスに巻き上げて収納する構造で、設置しやすく価格が比較的安いのが特徴です。後付けにも対応しやすいため、多くの住宅で採用されています。
ただし、開閉時の音が大きくなりやすく、静音性や開閉スピードを重視する場合は注意が必要です

②オーバースライダー(ガレージドアタイプ)
オーバースライダーは、パネル状のドアが天井に沿ってスライドして収納されるタイプで、開閉音が比較的静かでスムーズに動作するのが特徴です。電動タイプとの相性もよく、快適性を重視する方に向いています。
一方で、設置には天井スペースが必要となり、構造によっては後付けできないケースもあるため事前確認が重要です

③スイングアップ(跳ね上げ式)
スイングアップは、ドアが手前に跳ね上がるように開閉するタイプで、構造がシンプルで比較的静かに動作するのが特徴です。シンプルな構造のため、メンテナンス性にも優れています。
ただし、開閉時に前方へ大きく張り出すため、駐車スペースや周囲の安全確保が必要になる点に注意が必要です

④素材や開閉方式による違いも考慮する
シャッターは種類だけでなく、アルミ・スチール・木製などの素材や、手動・電動といった開閉方式によっても性能が変わります。耐久性やデザイン性、防犯性などに影響するため、用途や設置環境に応じた選択が重要です
特に後付けの場合は、既存住宅との相性も踏まえながら、費用・使いやすさ・設置可否を総合的に判断することが大切です

このように、ビルトインガレージのシャッターは種類ごとに特徴が異なります。後付けでは設置条件の制約もあるため、事前に自宅の構造と目的に合ったタイプを見極めることが失敗を防ぐポイントです

4.ビルトインガレージの後付けにかかる費用はいくら?

サイズや施工方法によって異なる

ビルトインガレージのある一軒家の間取りのイメージ画像

ビルトインガレージを後付けする場合、既存住宅に手を加える必要があるため、新築時に組み込むよりも費用が高くなる傾向があります。ここでは、主な施工方法と費用の目安を整理して解説します。

①後付けは「改築」と「増築」の2パターンがある
ビルトインガレージの後付けには、既存の部屋をガレージに変更する「改築」と、新たにスペースを追加する「増築」の2つの方法があります。どちらの場合も、設計・申請から各種工事まで一通りの施工が必要になります。
具体的には、設計・申請、基礎(補強)工事、躯体工事、外装・内装工事、電気・設備工事、既存建物との接続工事などが含まれ、工事範囲が広いため費用が膨らみやすい点に注意が必要です

②改築の場合の費用相場
既存の部屋を改装して車1台分のビルトインガレージを設ける場合、解体・施工・外構費を含めて約60〜240万円程度が目安となります。さらに、シャッターの設置費用として約30〜50万円程度が追加でかかります。
ただし、構造補強の内容や設備状況によって費用は変動するため、現地調査をもとに正確な見積もりを取ることが重要です

③増築の場合の費用相場
庭や敷地の空きスペースを利用して増築する場合、費用は約150〜350万円程度が目安となります。改築よりも自由度は高いものの、基礎工事や外構工事が増えるため費用は高くなりがちです。
さらに、水道設備の追加やロフト設置などを行うと、想定以上に費用が増加する可能性があります

④法規制や耐震性にも注意が必要
増築によってビルトインガレージを設ける場合は、建ぺい率や容積率などの法的制限を確認する必要があります。敷地に余裕があるように見えても、既存建物が上限に達していると建築できないケースもあります。
また、構造変更に伴い耐震診断や補強工事が必要になる場合もあり、安全性の確保と法令遵守の観点から事前確認が不可欠です

このように、ビルトインガレージの後付けは施工方法によって費用や条件が大きく異なります。複数の業者から見積もりを取り、費用・施工内容・法的条件を比較した上で判断することが重要です

5.ビルトインガレージの後付けはプロに相談しよう

相見積もりを依頼して複数業者を比較しよう

間取り図を見ながらリフォームの相談をする様子

ビルトインガレージの後付けは、既存住宅の構造に大きく関わる工事となるため、専門的な知識と施工技術が不可欠です。構造を正しく理解せずに施工を進めてしまうと、耐震性の低下や法令違反につながる可能性もあります。
そのため、後付けを検討する際は、最初の段階から専門業者へ相談することが重要です

①必ず複数の業者に見積もりを依頼する
最初から1社のみに見積もりを依頼すると、その金額が適正かどうか判断することが難しくなります。ビルトインガレージの後付けは工事内容が複雑なため、業者によって価格や提案内容に差が出やすいのが特徴です。
そのため、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」を行い、費用相場や施工内容を比較することが失敗を防ぐポイントです

②業者ごとの強みを比較して選ぶ
複数の業者を比較することで、耐震補強に強い業者やデザイン性に優れた業者など、それぞれの特徴が見えてきます。価格だけで判断するのではなく、施工実績や対応力も含めて総合的に判断することが重要です。
特に、過去の施工事例や口コミを確認することで、仕上がりのイメージを具体化できます

③同じ条件で見積もりを依頼する
相見積もりを取る際は、ガレージの広さやシャッターの種類、必要な設備などを統一して依頼することが重要です。条件が異なると正確な比較ができず、適正な判断が難しくなります。
そのため、すべての業者に同一条件を伝えることで、費用と提案内容を正しく比較できる状態を整えましょう

このように、ビルトインガレージの後付け工事は、業者選びによって仕上がりや費用が大きく変わります。相見積もりを前提に比較検討を行うことが、後悔しないための重要なポイントです

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

総合リフォームのROY株式会社

エクステリア・外構工事の新着記事

おすすめ記事