本文へ移動

《ペットが亡くなったとき》猫の火葬方法や費用相場などについてご紹介します

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.16
《ペットが亡くなったとき》猫の火葬方法や費用相場などについてご紹介します

ツンデレな所や時折見せる野生を忘れたまぬけな愛らしい姿など、魅力をあげたら止まらないのが猫ですね。大切な猫が亡くなったという事実はかなりの心痛のことと思います。大切な家族の一員ですから、心のこもった旅立ちをさせてあげたいと思うのが当然です。ペットの中でも猫と犬は比較的古くから火葬されるのが一般的ですが、初めて経験された方にとっては何から手を付けていいのか分からないことも多いですね。
そこで今回は、猫を火葬する方法や費用、注意点などを紹介していきます。ぜひ参考にして下さい。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

ペット葬儀110番

1.猫の火葬について紹介します

猫の火葬は一般的ですが、飼育方法によっては困難なこともあります

床に寝転ぶ猫の写真

このペットが亡くなった時に火葬することはごく普通のことです。飼い主である自分の心を整理するためにも非常に重要な行為と考えます。

ですが飼育方法によっては火葬することが難しいケースもあります。それが外猫です。

家猫であれば闘病中から最後を迎えるまで見守ることができますね。しかし外猫の場合は交通事故に巻き込まれることもありますし、何より最後を迎えそうになると代わりの新しい猫を連れてきて自身は人前から姿を消します。これは本能に基づく習性とも言われていますが、姿を消したのであれば火葬のしようがありませんね。

それも猫の魅力のひとつですし、行動を制限するのは飼い主のエゴかもしれませんが、「火葬してあげたい」「ずっとそばにいて欲しい」と思われる場合は、異変に気づいた時点で部屋の中に入れ看取ってあげて下さい。事故で命を落とした猫に関しては、遺体の状態により火葬を断られることもあります。

最近では火葬する前に葬儀を行う飼い主さんも増えています。猫を火葬してくれる業者の多くは斎場も経営していますから、葬儀を希望するのであれば見積もり時にその旨を伝えましょう。また、ペット保険に加入している場合、葬儀費用に利用できることもあります。事前に規約を確認しておくことをおすすめします。

2.猫を火葬する方法

猫を火葬する方法は専門の業者に依頼するか公営火葬場を利用すること

ベッドで寝ている猫の写真

このペットの火葬に関しては、多くの業者が24時間365日対応していますから遺体の安置も比較的簡単です。公営の斎場を利用するにしろペット専門の業者に依頼するにしろ、とりあえずは適切に遺体を保存しておくことが重要です。猫は人間と同じように亡くなった時点から腐敗が進行します。

遺体の安置方法としては、まず少し濡らした柔らかい布やウェットティッシュで身体についている血や汚物を拭き取って下さい。このとき目が開いているようでしたら閉じてあげましょう。
段ボールに保冷剤やドライアイスを入れ、その上に柔らかい布(タオルも可)を敷き、そっと遺体を入れ蓋を閉めて下さい。

猫の場合は死後硬直が比較的早いので時間との勝負になります。ときどき蓋を開けるのでしたら問題ありませんが、頻繁に開けると冷気が逃げたり虫が湧くことがあります。
保冷剤を使用した場合は、ご遺体が濡れてしまう前に新しいものと取り替えて下さい。

ひと通りの処置が済んだ時点で、愛猫の遺体を公営の火葬場に持ち込むか民間の業者に依頼するか決めます。費用面から考えると公営の火葬場ですが、他のペットと合同で火葬しますからお骨拾いができませんし、個別に埋葬することもできません。
分骨したい、個別で供養してあげたいと思うのであれば、ペット専門の火葬業者に依頼することをおすすめします。

3.猫の火葬費用の相場はいくら?

猫の火葬費用の相場は9,000円~27,500円。別途オプションもあり

家具につかまっている猫の写真

このペットを火葬する費用の相場として最初に紹介するのは、公営の火葬場を利用した場合です。お住まいの地域により若干異なるものの、費用の相場としては9,000円程度です。ハトの大きさ以下の子猫でしたら4,450円が相場の金額です。

民間の業者でも大きさや重さにより金額に違いがでるのですが、犬と異なり猫の場合は個体差があまりありませんから、5㎏~10㎏で27,500円が相場となっています。

ペット専門の火葬業者に依頼した場合、合同火葬や立会い火葬などが選択可能です。同じ5㎏~10㎏でも合同火葬にすると相場は20,000円となります。

今回紹介した相場費用の中には骨壺代金、火葬費用、出張料金が含まれています。ただし、業者のある場所からご自宅が遠い場合、距離に応じて料金が加算されることがありますからご注意下さい。
さらに埋葬までお願いすると8,000円前後の費用が別途必要になります。

また、オプションを追加することでさらに高額になることも。具体的なオプションの一例を紹介すると、海や大地に撒いたりペンダントに入れるための粉骨費用が8,000円、永大供養の費用が3,000円などがあります。

また、依頼する業者によっては、今回含まれていた骨壺代金などが別途加算されるケースも。ですので、業者に依頼する際は価格だけでなく内訳も確認してからにしましょう。

また、依頼する業者によっては、今回含まれていた骨壺代金などが別途加算されるケースも。ですので、業者に依頼する際は価格だけでなく内訳も確認してからにしましょう。

また、オプションを追加することでさらに高額になることも。具体的なオプションの一例を紹介すると、海や大地に撒いたりペンダントに入れるための粉骨費用が8,000円、永大供養の費用が3,000円などがあります。

4.猫を火葬する時の注意点

猫を火葬する際の注意点としては自分で行わないことと遺骨の扱いを決めておくこと

眠っている猫の写真

このペットを火葬する際の注意点として、最初に紹介するのは遺骨の扱いを決めておくことです。

単身者であれば自分の意志が全てですから何の問題もありません。ですが家族の場合は少し事情が異なります。亡くなった猫を大切に想う気持ちは同じでも、程度に差がありますし傍に置いておきたいという家族もいれば、合祀して欲しいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

また、お年を召された方の中には人と同じ仏壇で供養するのに抵抗がある方もいらっしゃいます。せっかく火葬しても家族の気持ちがバラバラでは満足のいく供養には繋がりません。

火葬後の具体的な方法としては、供養塔での合祀、自宅で祀る、ペット霊園にお墓を建ててからの納骨、樹木の下に埋葬、海での散骨がありますから、しっかりと話し合って決めておきましょう。
ちなみに猫の海上散骨には許可が要りません。ですが、海水浴場や漁港の近くで散骨するのはマナー違反です。

このペットを火葬する際の注意点として次に紹介するのは、勝手に火葬しないこと。例え自宅の敷地内であっても、許可を得ていない焼却設備で燃やすことは法律違反になりますし、ご近所に知られてしまうと思わぬトラブルに発展することも予想されます。

猫を火葬するのであれば、火葬車で自宅まで来てくれる専門の業者に依頼するのがおすすめです。

5.まとめ

猫の火葬に関連するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

猫にクローバーを手向けている写真

このペットを火葬するのに必要な情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

外猫を火葬してあげたいのであれば、様子をチェックして自宅で看取ってあげて下さい。火葬前にきちんと対処しておくことで、遺体の損傷や腐食を防ぐことができます。火葬場所としては公営と民間がありますが、しっかりとした供養を行いたいなら個別に火葬してくれる民間の業者がおすすめです。満足いく火葬で愛猫の旅立ちをサポートしてあげましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

ペット葬儀110番

ペット火葬・ペット霊園・ペット供養の新着記事

おすすめ記事