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モルモットの火葬方法とは?具体的な手順や業者選びのポイントについて

公開日:2023.12.14 更新日:2024.4.16
モルモットの火葬方法とは?具体的な手順や業者選びのポイントについて

小さくて愛らしい見た目で、性格も大人しくて優しいモルモットはペットとして非常に人気が高いです。モルモットと一緒に暮らすことで、生活がより豊かになっている方も多いでしょう。
ただ、そんなモルモットは私たちと比べて寿命はずっと短いです。いつかくるお別れの時のために火葬の仕方について理解しておきましょう。

今回はモルモットの火葬の手順や葬儀社選びのポイントについて解説します。

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1.モルモットを火葬する前に

死後にすべきこと

モルモットの遺体を布で包んでいる写真

大切なペットのモルモットの火葬を行う際にはしっかりした事前準備が不可欠です。しっかりと成仏させてあげるためには火葬の準備をしておく必要があります。

亡くなった直後のご遺体は腐敗が進んでいきます。亡くなってすぐに火葬を行うのが難しい場合は、速やかに遺体をケアしてあげましょう。

まずは死後硬直が始まる前に、手足を折り曲げて、眠っているような状態にしてあげてください。ご遺体の目が開いている場合は閉じてあげましょう。
もし、すでに死後硬直が始まっているようであれば、無理に体を曲げる必要はありません。個体差はありますが、多くの場合、およそ半日ほどで死後硬直は解かれます。その後に楽な体勢にさせてあげましょう。

そのあと、ブラシなどを使って毛並みを整えてあげてください。体が汚れている場合は、ガーゼやコットンを使ってやさしく拭いてあげましょう。

ご遺体を綺麗に整えられたら、無理なく収まるサイズの箱や棺にタオルで包んだご遺体を納めてください。ご遺体から体液や排泄物が出てくることがあるため、箱の下にはあらかじめ新聞紙などを敷いておくと安心です。

後はご遺体の腐敗が進まないようにドライアイスや保冷剤などを活用して冷却させましょう。その際、保冷材は一つひとつタオルでくるみ、溶けだす前に新しいものへと交換することを忘れないでください。溶けだした水分でご遺体が濡れてしまうと腐敗の進行を進めてしまうことになります。

なお、ご遺体は涼しい場所に安置しておくようにしましょう。

ペットの葬儀は死後なるべく早めに執り行うことが望ましいです。火葬までの時間が長くなるほど、ご遺体の腐敗は進んでいきます。

より長くご遺体を安置させたい場合は、冷凍庫などで保管する方法もあります。ただしその場合は、細菌の繁殖などに十分注意し、衛生管理をしっかりと行う必要があります。

また、遺体の状態も火葬を執り行う時期を判断する上で重要です。もし遺体に外傷や腫瘍がある場合や夏場などは腐敗が進みやすくなります。その場合は死後3日以内には火葬を済ませておくようにしましょう。

2.モルモットの火葬方法

主な火葬方法

横たわったモルモットの写真

モルモットをはじめとしたペットの火葬方法は主に4つあります。
なおペット火葬に関してはペット葬儀社のみならず、現在お住まいの市区町村でも依頼を受け付けてくれるところがあります。

・合同火葬
他のペットの遺体と一緒に火葬を行う方法です。自治体に火葬を依頼する場合は、基本的にこの合同火葬が執り行われます。
合同で火葬するため、ご遺骨の判別ができなくなることから、きちんとモルモットの供養をしたい方には不向きになります。

・個別一任火葬
原則として家族の立ち会いを必要とせず、葬儀社スタッフに遺体を引き取ってもらい、火葬してもらう方法です。
葬儀における過程を業者にすべて一任できることが個別一任火葬をする最大のメリットであり、こちら側は準備をしなくて済みます。
また、遺体が焼かれるのを見たくない方にとっても、精神面での負担が少なくなります。

・個別立ち会い火葬
人間と同様に、その場に立ち会って火葬を執り行う方法です。個別立ち合い火葬では火葬後に家族が来てお骨拾いを行うことができます。

・訪問火葬
専用の火葬炉が積まれている車を用意してもらい、その中で火葬を執り行います。
個自宅をはじめ、生前モルモットと一緒に過ごしてきた場所に来てもらって葬儀をしてもらうこともできます。
火葬場まで行くことが難しい場合におすすめです。

3.モルモットの火葬での注意点

主な注意点

注意店のイメージ写真

モルモットをはじめとした体が小さい生き物の火葬で注意しなければならないのが、火葬方法によっては遺骨が残らないこと。

火葬方法では合同火葬と個別火葬があります。
合同火葬ですと他のペットと一緒に火葬を執り行うため、終わってから遺骨が他のペットのものと混じってしまうため取り出すことが不可能です。
また、合同火葬では火加減が強いことがあり、小動物の骨が残りにくくなることが多いです。

モルモットの遺骨をしっかり残しておきたい時は個別火葬を選ぶといいでしょう。
個別火葬であればスタッフが適切なやり方で火葬してくれるので、終わった後もしっかりと遺骨を残してもらえます。
また、モルモットの特徴でもある「齧歯」についてもきちんと残ります。

火葬を依頼される前にその葬儀社がモルモットに対応してくれるか確認しておくことが大切です。火葬が終わってからの遺骨についてはご家族が引き取って自宅で供養をすることになります。

もし自宅でモルモットの供養の準備が難しい場合は、ペット専用の納骨堂や霊園に遺骨を預けて供養してもらうことも可能です。

大切なペットの供養ですので、最後まできちんとしたかたちでお見送りができる個別葬を選択される方が多いです。
また、個別葬であれば火葬が終わってからもお骨拾いをはじめとしたサービスが受けられます。

4.モルモットの火葬にかかる料金相場

具体的な金額

費用相場のイメージ写真

モルモットを火葬する場合に気になるのが値段です。多くの事業者ではペットの火葬にかかる費用はそのペットの体重によって異なります。

モルモットのような小型動物になりますと、火葬の費用相場は10,000~20,000円ほどになります。
この費用は目安ですので、どのようなプランを選択するのかによって必要となる金額が異なります。

個別葬のプランを選んだ場合、合同葬よりも3,000円以上金額が高くなります。金額こそ高くなるものの、個別火葬ではその分手厚いサービスを受けることができます。

ただ、モルモットの火葬費用をある程度抑える方法があります。それは業者の無料見積もりを活用すること。
提示される見積もりには具体的な作業内容とその費用が掲載されていますので、火葬が終わってから不要な追加サービスの費用を請求させる心配をしなくて済みます。

また、自社サイトにて無料見積もりの診断を受け付けてくれるところもあります。
希望される葬儀のプランや主な移動手段、追加したいオプションサービスなどを選択すれば必要な金額を算出してくれます。

最近ではオンラインでの見積もりに対応してくれるところもあり、簡単に必要な金額を調べられます。3社以上から見積もりをとっておけば、お住まいの地域で適切な価格帯の業者を見つけることができます。

5.ペット葬儀社選びのポイント

選び方のコツ

ペットの葬儀事業者の絵

大切なご家族であるモルモットを火葬してもらう場合は、事業者の質を確認しておくことが重要です。ペット葬儀者は数多くあるものの、優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。

ご家族にとって最適なペット葬儀社を見極める上で押さえておきたいポイントは次の通りです。

・事業者が創業した年を確認する
事業者の実績を確認するためには何年に創業したのかを確認しておきます。創業から3年以上経過している事業者であれば比較的安心して依頼することができるでしょう。

・事業者の評判を確認する
優良事業者と呼ばれているところは、ほとんどが依頼された方より高い評価を受けています。事業者の公式ホームページや口コミサイトには、過去にペット火葬を依頼された方の感想を閲覧することができます。

・経験豊富なスタッフが在籍している
依頼者の方のことを考えて親身になってくれるところほど、実績のあるスタッフがいることが多いです。

・実際にスタッフとやり取りしてみる
ペット葬儀社の質を見極めるためには、実際に事業者とやり取りしてみることが大切です。火葬プランの内容や当日の流れなど何でも構いませんので、疑問に思うことを電話やメールで質問してみましょう。
こちらにとって納得のいく説明をしてくれるのであれば、優良業者であることがほとんどです。

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