本文へ移動

鳩の巣を駆除するには?具体的な駆除方法や作業の注意点を解説

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.15
鳩の巣を駆除するには?具体的な駆除方法や作業の注意点を解説

外で見かけると愛らしく感じられるハトですが、自宅に巣を作られるととても厄介な存在に。
フン害や病気など、さまざまな危険をもたらします。

今回はそんな鳩の巣を駆除する方法について解説。また、個人が作業する際の注意点についてもご紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害鳥駆除110番

1.鳩は民家にも巣を作る

巣作りの条件とは?

巣の上に座っているハトの写真

日本全国に生息域を広げているハト。外に出かけるといつも目にする機会が多いかと思われます。
そんなハトは人間が居住する住宅に巣を作ろうとすることがあります。

■鳩の巣が作られる条件
民家に鳩の巣ができてしまう理由としては、ハトの持つ習性があります。
ハトは自分たちの天敵であるカラスから身を隠すべく、少しでも安全な場所へと移動していきます。
市街地においては人間が居住している建物はハトにとっては身を隠すのに絶好の場所であるため、鳩の巣ができやすいのです。
特にベランダや軒下といったところは巣を作られやすい傾向があります。
これ以外にも室外機の後ろはカラスだけではなく、人間に対しても気づかれにくい場所であることから、知らない間に鳩の巣が作られている可能性があります。

■水が溜まりやすい場所に注意
ハトは生きるために飲み水を確保しようとします。そのため、水分を多く含んだ土がある住宅の庭周辺には鳩の巣が作られることがあります。
他にも、住宅周辺で雨水が溜まりやすい場所があると、ハトが水を確保しようとやってくる可能性があります。

このように、人間の居住地にはハトたちとって暮らしやすい環境が整っています。
常日頃からハトがやってこないか確認することが大切です。

2.鳩の巣による被害

具体的な被害

屋根にとまっている複数のハトの写真

可愛らしい見た目をしている生き物であっても、鳩の巣を駆除しておかないと人間に対してさまざまな悪影響を及ぼすことになります。
鳩の巣があることによる被害は次の通り。

・鳴き声
外で聞こえてくる分には不快に感じないハトの鳴き声ですが、これが自宅の敷地内となれば鳴き声が不快に感じられるでしょう。
また、巣の中にいるヒナは成長段階においては空へ飛ぶ訓練を行います。そのときに発生する羽の羽ばたく音は騒音になります。

・フン害
近くにの巣があれば、その巣がある場所の周りにハトのフンがまき散らされることが多くなります。ベランダ周りであれば干している洗濯物を汚されてしまうこともあるでしょう。
また、フンの影響で自宅の外壁が腐食してしまうこともあります。

さらに鳩の糞にはカビや細菌が大量に含まれていて、それらを媒介させています。糞を片付けようと触れてしまうと、感染症やアレルギー症状といった健康面での悪影響を受ける恐れがあります。

・害中被害
これはハトに限らず、カラスやスズメなどほとんどの野鳥にはノミやダニ、シラミといった寄生虫が宿っています。
自宅の敷地にハトが住み着いていれば、ハトを媒介にしてノミやダニが自宅にやってくるおそれがあります。一度住み着いてしまうと、人やペットが刺されてしまうといった被害があります。

3.鳩の巣の駆除方法

駆除作業の手順

木の上にあるハトの巣の写真

このように人間に対してさまざまな被害をもたらす鳩ですが、そんな鳩の巣を自分で駆除する方法が存在します。
鳩の巣を駆除する手順は次の通りです。

① 巣を駆除する
はじめに鳩の巣を駆除しておきましょう。鳩の巣は木で出来ていることから、作業自体はそこまで難しくはありません。
ほうきなど長い棒を利用して巣を落としておきます。

② フンの掃除を行う
巣の撤去が出来たら、次に巣があった場所の周りを掃除しておきましょう。ハトのフンが落ちていると今後ほかのハトを呼び寄せる可能性がありますので、しっかり掃除しておきます。

フンの掃除に当たっては以下の道具が必要となりますので、ホームセンターやインターネット通販などを利用して買い揃えておきましょう。
・ゴム手袋
・不織布マスク
・新聞紙などの厚手の紙
・エタノール消毒液(スプレータイプがおすすめ)
・バケツ
・ゴミ袋

フンの汚れはエタノール消毒液をかけておき、落としやすい状態にします。そしたら新聞紙を使ってフンの汚れを拭きとっておきます。この時使用した新聞紙はゴミ袋に入れて、しっかり封をします。

フンの汚れを落としたら、汚れていた場所を水で洗い流し、エタノール消毒液をかけておきます。
また、鳩の巣を除去する際に使った棒もエタノール消毒液で除菌しておきましょう。

4.鳩の巣を駆除する際の注意点

駆除には許可が必要

塀にとまっているハトの写真

ホームセンターにて気軽に対策グッズを購入できるものの、個人が鳩の巣を駆除する際にはいくつか注意点があります。

①ハトは鳥獣保護法の対象になっている
都市部でも多く見かける生き物であっても、勝手に巣を駆除していいわけではありません。
鳥獣保護法によって保護されていることから、許可なく巣を駆除することは禁止されています。

もしこれに違反した場合は、1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が課せられることに。
駆除作業を始める場合は、前もってお住まいの自治体の役所へ駆除の許可を申請しておかなければなりません。

②健康被害を受ける
ハトにはクリプトコッカス症やサルモネラ食中毒など、伝染病や感染症などを引き起こす可能性があります。もしむやみに触れたり、巣があった場所の近くの空気を吸い込んだりすると、感染症にかかる恐れがあります。

ですので、鳩の巣を駆除する際にはマスクをする他、ゴーグルを身に着ける、長袖、長ズボンを必ず着用するなどの対策が必要です。

③ハトに攻撃される
ハトに対して大人しい印象を抱いている方も少なくないですが、執着心が強く、自分のすみかを脅かされると攻撃してきます。
巣に接近するだけで集団になって襲ってくることもありますので、巣を駆除する際には注意しましょう。

5.鳩の巣駆除なら専門業者がおすすめ

専門業者の選び方

卵が産まれているハトの巣の写真

ハトは数が多い上、感染症にかかる危険性もあるので、個人での作業は困難を極めます。そこで頼りになるのが専門業者。

ただし、業者の中には優良業者と言われるところとそうでないところが存在します。
ここでは優良業者を見つける上ために押さえるべきポイントをご紹介します。

・業者の評判を確認する
優良業者の場合、依頼者から高く評価されています。業者のホームページや口コミサイトには実際に依頼された人の声が掲載されていますので、確認しておきましょう。

・自治体から認定されている
きちんと作業してくれる業者ですと県や市などから認定を受けています。ホームページで確認できない場合は、一度お電話してみて確かめてみましょう。

・見積もりを把握する
業者にお願いする前に見積もりを把握します。最近では多くの専門業者が無料見積もりを実施していますので、積極的に活用しましょう。

見積もりは巣があった場所の清掃や消毒など必要な作業が含まれているか、いらないオプションが付いているかなどを確認するのに役立ちます。

・アフターサービスが充実している
多くの業者では作業後の点検や再発した場合の無料駆除などのアフターケアを行っています。
費用を確認するだけではなく、どのようなアフターサービスがあるのかも確認しましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害鳥駆除110番

害鳥駆除の新着記事

おすすめ記事