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混合水栓交換は自分でできる?タイプ別の交換方法と注意点

公開日:2026.3.2
混合水栓交換は自分でできる?タイプ別の交換方法と注意点

混合水栓の交換方法について悩んではいませんか。混合水栓には壁付けタイプやワンホールタイプなど複数の種類があり、設置されているタイプによって交換方法が異なるため、作業内容の判断に迷うことがあります。

また、取り付け構造や配管の状態によって作業の難易度も変わるため、同じ水栓でも交換手順が異なる場合があります。設置されているタイプを確認せずに作業を始めると、取り外しができなかったり、配管トラブルにつながる可能性があります。

この記事では、壁付けタイプやワンホールタイプなど、設置タイプごとの混合水栓の交換方法と、交換時に注意したいポイントについて紹介します。

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1.壁付けタイプの混合水栓交換方法

他メーカーの水栓でも交換できる

タオルの写真

ここでは、壁付けタイプの混合水栓の交換手順を紹介します。

用意するもの


以下の4つを用意してください。

■モンキーレンチ
ナットを外す作業があるため、混合水栓の交換にはモンキーレンチが必要です。

■シールテープ
水栓本体を取り付ける際に、接続部分からの水漏れを防ぐために使用します。

■歯ブラシ
給水管の内部にたまった汚れを掃除するために使用します。

■タオル
作業中に水がこぼれたり周囲が汚れたりした場合に拭き取るために使用します。



交換手順


1.作業を始める前に、必ず水栓の元栓を閉めて水が出ないことを確認してください。

2.ナット、水栓本体、クランクの順に取り外します。

3.クランクを外すと給水管が出てくるため、歯ブラシで内部を掃除します。給水管が汚れていると詰まりや水漏れの原因になることがあります。

4.新しいクランクを一度取り付け、何回転で固定されるかを確認します。このとき、クランクの穴の高さが左右でそろうように確認しておきます。

5.確認が終わったらクランクを外し、シールテープをクランクに巻き付けます。目安として8回転~13回転ほど巻きます。

6.ここで、先ほど確認した固定回転数を基準にします。実際に取り付ける際は、確認した回転数より1回転少ない状態になるようにシールテープを巻きます。

7.例えば最初に6回転で固定された場合は、5回転になるように調整して取り付けます。高さ調整のために逆回転させると水漏れの原因になるため、逆回転は行わないようにしましょう。

8.最後に水栓本体とナットを取り付け、元栓を開いて水が正常に出れば交換作業は完了です。

2.ワンホールタイプの混合水栓交換方法

取り付け方法によって外すための工具が異なる

水を出している蛇口の写真

ここでは、ワンホールタイプの混合水栓の交換方法を紹介します。

用意するもの


以下の5つを用意してください。

■ナット締付器具
シンク下で水栓本体を固定しているナットを取り外す際に使用します。

■水栓プライヤー
水栓まわりの部品やナットを取り外す際に使用します。

■六角レンチ
水栓本体の固定部品を取り外す際に必要になることがあります。

■モンキーレンチ
止水栓や接続ナットを取り外す作業で使用します。

■タオル
作業中に水がこぼれたり周囲が濡れたりした場合に拭き取るために使用します。

また、事前にシンク下にある配管ホースと逆止弁の長さを確認しておきましょう。



交換手順


1.作業を始める前に、必ず元栓または止水栓を閉めて水が出ない状態にしてください。

2.シンク下の止水栓につながっているナットと逆止弁を外します。

3.シンク下で水栓本体を固定している金具を外し、シンクの上から水栓本体を取り外します。

4.本体を外した後は、シンクの穴のサイズを確認します。穴のサイズが3.6cm~3.8cmでない場合は、水栓穴交換アダプターを用意する必要があります。

5.新しい水栓の台座を取り付けます。台座には羽が広がるタイプと広がらないタイプがあるため、混合水栓の種類に合った台座を使用します。

6.台座を取り付けた後、配管ホースを1本ずつシンクの穴から通します。

7.配管ホースを通した後、水栓本体を台座に取り付け、ビスキャップをはめます。

8.逆止弁にパッキンを入れて止水栓に取り付け、その後止水栓に配管ホースを接続します。

9.配管ホースをクリップとキャップで固定します。

10.最後に止水栓または元栓を開き、水が正常に出るか確認できれば交換作業は完了です。

3.ツーホールタイプの混合水栓交換方法

同じメーカーの蛇口を選ぼう

モンキーレンチの写真

ここでは、ツーホールタイプの混合水栓の交換方法を紹介します。

用意するもの


以下の5つを用意してください。

■タオルと洗面器
交換作業の際は水道管の中に残っている水やお湯が出てくることがあるため、タオルや洗面器で受けて周囲が濡れないようにします。

■ドライバー
水栓本体や固定部品を取り外す際に使用します。

■六角レンチ
水栓本体の固定部品を取り外す際に必要になることがあります。

■モンキーレンチ2つ
止水栓やナットを外す際に使用します。止水栓が一緒に回らないよう固定するため、2本あると作業しやすくなります。

■水栓レンチ
シンク下などスペースが狭い場所のナットを外す際に使用します。



交換手順


1.作業を始める前に、洗面台の下にある止水栓を閉めて水とお湯が出ない状態にしてください。

2.止水栓は水とお湯の2か所にあるため、両方とも閉めておきます。

3.モンキーレンチを使い、下側のナットを反時計回りに回して外します。

4.ナットが強く締められている場合は、止水栓が一緒に回ることがあります。その場合はもう1本のモンキーレンチで止水栓を固定しながら作業します。

5.次に上側のナットをレンチで外します。スペースが狭い場合は水栓レンチを使用すると作業しやすくなります。

6.ナットを外したら、取り付け穴に新しい水栓本体を取り付けます。

7.シャワーノズル付きのタイプの場合は、先にすべてのホースを台座に通してから本体を設置します。

8.本体を取り付けたら、下側からパッキン、ワッシャ、ナットの順番で固定します。

9.給水ホースと給湯ホースに逆止弁を取り付け、本体に接続します。

10.なお、寒冷地仕様の混合水栓には逆止弁が付いていない場合があります。寒冷地では凍結防止のため水抜きを行う必要があり、逆止弁があると水抜きができないためです。

11.最後に本体の水道ホースと止水栓を接続します。

12.止水栓を開き、水漏れがないか、水とお湯が正常に出るかを確認できれば交換作業は完了です。

4.シャワータイプの混合水栓交換方法

取り付け穴のサイズに注意する

ドライバーの写真

シャワータイプはコンビネーションタイプの混合水栓とも呼ばれ、水が出る部分と操作レバーがそれぞれ独立して設置されている形状の水栓です。洗面台でよく見かけるタイプで、シャワーホースが引き出せる構造になっている製品もあります。

このタイプは取り付け穴が2つある場合がありますが、ツーホールタイプの混合水栓へ変更することは簡単ではないため注意が必要です。また、取り付け穴のサイズによって設置できる水栓が変わるため、事前に対応するサイズの混合水栓を購入できるか確認しておきましょう。

用意するもの


以下の道具を用意してください。

■タオルとバケツ
作業中に配管内の水が出てくることがあるため、周囲が濡れないように受けたり拭き取ったりするために使用します。

■ドライバー
固定部品の取り外しや調整に使用します。

■六角レンチ
水栓本体の固定部品を取り外す際に必要になることがあります。

■モンキーレンチ
止水栓やナットを外す際に使用します。

■水栓レンチ
シンク下などスペースが狭い場所でナットを外す際に使用します。



交換手順


1.作業を始める前に、水道の元栓または止水栓を閉めて水が出ない状態にしてください。

2.作業中に水が出てくる場合があるため、タオルやバケツを用意しておきます。

3.洗面台の下にあるナットを緩め、逆止弁と給水管の接続部分、ホースの2か所を外します。

4.水栓本体の固定部品を外し、レバー部分と吐水口(水が出る部分)を上方向へ引き抜きます。

5.水栓はホースが付いた状態のまま引き抜きます。

6.新しい混合水栓本体からナット、座金、パッキンを一度外します。

7.取り付け穴にレバーと水栓本体を差し込み、下側からナットなどで固定します。

8.給水管に新しい逆止弁を取り付け、その逆止弁と本体を給水ホースで接続します。

9.最後にシャワーホースとレバー側のホースを接続します。

10.止水栓または元栓を開き、水漏れがないか、水が正常に出るかを確認できれば交換作業は完了です。

5.混合水栓を交換する際の注意点

場合によっては専門資格が必要

水道修理事業者のイメージ絵

ここまで混合水栓の交換手順を紹介しました。混合水栓の交換は住宅設備の中では比較的作業難易度が高くないため、工具と手順を理解すれば自分で作業できる場合もあります。

ただし、状況によっては作業が難しくなったり、交換しても問題が解決しないケースもあるため、次の点には注意してください。

交換前に確認しておきたい注意点


■水漏れが原因ならホースや接続部を確認する
水漏れの原因が蛇口本体ではなくホースや接続部にある場合、混合水栓を交換しても症状が改善しないことがあります。蛇口にヒビが入っていたり金属部分が劣化している場合は、部品交換や修理が必要になることがあります。このようなケースでは作業が複雑になるため、無理に作業を進めず専門業者へ相談する方法が安心です。

■電気を使う水栓は資格が必要な場合がある
混合水栓の交換自体は基本的に専門資格がなくても行える作業です。しかし、タッチレス水栓のように電気を使用するタイプの場合は注意が必要です。100V電源配線やアース配線などの電気工事が伴う場合は、第二種電気工事士の資格が必要になります。作業内容に電気工事が含まれる場合は、自分で作業せず専門業者へ依頼しましょう。

■古い水栓の処分方法を確認する
取り外した古い水栓は、不燃ごみまたは粗大ごみとして処分するケースが一般的です。ただし、自治体によって処分方法が異なる場合があるため、事前に自治体のルールを確認しておくと安心です。



混合水栓の交換作業に不安がある場合や、配管の状態が分からない場合は、水栓交換や蛇口交換に対応している専門業者へ相談する方法が安全です。専門業者であれば、配管の状態を確認したうえで適切な方法で交換作業を行ってもらえます。

6.混合水栓交換のポイントまとめ

混合水栓交換はタイプ確認と注意点の把握が重要

ここまで、壁付けタイプ・ワンホールタイプ・ツーホールタイプ・シャワータイプなど、さまざまな混合水栓の交換方法を紹介しました。混合水栓は見た目が似ていても構造が異なるため、交換する際は設置されているタイプを確認することが重要です。

設置タイプや取り付け穴のサイズを確認せずに水栓を購入すると、取り付けできない可能性があるため注意が必要です。特に洗面台やキッチンでは、取り付け穴の数やサイズ、ホースの長さなどが製品によって異なる場合があります。

また、水漏れの原因が水栓本体ではなくホースや接続部にある場合は、混合水栓を交換しても症状が改善しないことがあります。配管の状態や劣化状況を確認したうえで、必要な部品交換や修理を行うことが大切です。

さらに、タッチレス水栓のように電気を使用するタイプでは電気工事が必要になることがあり、作業内容によっては資格が必要になる場合もあります。作業内容が分からない場合や工具がそろっていない場合は、無理に作業を進めないようにしましょう。

自分で作業するのが難しい場合や配管の状態が分からない場合は、水栓や蛇口交換に対応している専門業者に相談する方法が安心です。専門業者であれば設置環境を確認したうえで適切な混合水栓を選定し、安全に交換作業を行ってもらえます。

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