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自動車の鍵を作成する際に気をつけたいポイントについて解説します

公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.2
自動車の鍵を作成する際に気をつけたいポイントについて解説します

自動車の鍵を作成する際に気を付けたいポイントを紹介します。自動車の鍵を紛失したり、壊してしまった際などに、新たに鍵をつくる時にはその車の車種とどのような鍵を使っていたのか良く調べてください。鍵を作る場合、主にディーラーやオートバックスなどのカー用品店や、鍵専門店等になると思います。しかし、気を付けたいのは最近の車の鍵は自動車盗難防止などの防犯面からセキュリティシステムが複雑で、コンピューターなどで認証されないとエンジンがかからないようになっています。スマートキーやイモビライザーが付いている車の場合、スペアキーの作成はディーラーでないとできない場合が多いです。

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1. 自動車の鍵作成事例。さまざまなケースを紹介

自動車の鍵の作成には、車の型式や年式が解る車検証を手元に用意してから依頼すること

オイルランプと車の説明書の写真

自動車の鍵にはどのような種類があるのでしょう?

一番シンプルなのは昔ながらのただの鍵です。これは電子的なデバイスが一切入っていないタイプの鍵になります。最近の車では軽自動車の商用車くらいにしか採用されていませんが、このキーのタイプでしたら、街の鍵屋さんなどでもスペアキーの作成は簡単に出来ます。

他にリモコンキーの鍵があります。これは鍵穴に鍵を入れなくてもリモコンで鍵の開け閉めができるタイプです。もともとリモコン機能だけでしたが、現在の車のリモコンキーはおおむね防犯装置のイモビライザーとセットになっています。

さらに、最近の車で主流になっているのがスマートキーというタイプで、エンジンをかける際にも鍵穴にキーを差し込む必要もなくエンジンの指導もワイヤレスで行うことが出来ます。このタイプの鍵はトランスポンダと呼ばれる暗号チップが鍵に組み込まれているため、より防犯機能が高く、鍵を万が一無くしてしまうと大変厄介です。正確に鍵を確認するために車検証を用意しましょう。

防犯機能の高い現在の自動車に採用されているイモビライザー付きのキーは、専用の機材を持っていない業者では対応できません。その車の正規ディーラーに相談するか、鍵専門の業者に依頼する場合には、車の車種や年式、グレードなどの詳細がわかる車検証などを手元に用意して、その車の鍵の紛失に対応できるかどうか、確認をして対応してもらうようにしましょう。

2. 自動車の鍵作成。種類によって条件などはある?

自動車の鍵の作成は、イモビライザーの有無の確認が重要です

車のエンジンスイッチの写真

自動車の鍵の作成の手間や条件などは、鍵の種類によって大きく変わります。特に防犯用のイモビライザーが付いているのかどうかという点は重要です。

イモビライザーが付いているかどうかを見分ける簡単な方法としては車のメーターの中にインジゲーターランプがありますが、イモビライザー付きの車はイモビライザーのインジゲーターランプが点灯しています。インジゲーターランプは駐車中に鍵が差し込まれていない状態で点灯、もしくは点滅してその車にイモビライザーが装着されているかわかるようになっています。

このイモビライザーが付いている車は、ただのリモコンキーや昔ながらの自動車キーなどと違いイモビライザー専用の機械を持っていない業者では鍵の作成が出来ないと考えて間違いありません。イモビライザーが付いているかどうかは、メーター内のインジゲーターランプなどを確認してわかる場合もありますが、確実なのは業者に連絡するときに車検証などで型式や車のグレード、年式などをしっかりと把握することです。せっかく業者に依頼したのに鍵をつくれなかったりしたら二度手間になってしまいますので、車種の判別の為にも手元にかならず車検証を用意してから問い合わせしましょう。

3. 自動車の鍵作成にかかる時間

自動車の鍵の作成はどれくらいの時間が必要でしょうか?

車の鍵とシリンダーキーの写真

自動車の鍵の作成にかかる時間は鍵の種類によってもだいぶ違ってきますが、ギザギザのタイプの昔の鍵や内溝タイプの鍵でも、鍵の専門業者であれば技術があれば、15分から30分ほどでその場で作れるようです。

問題はイモビライザー付きの鍵ですが、これは、その車種に対応している機械を持っているかどうか?鍵屋さんの職人的な技術力によるところで差があるようですが、その場で対応できる場合、現地について長くても2時間以内くらいで鍵を作成してくれるようです。

輸入車などで防犯性の高い複雑な鍵や、最新型のイモビライザーに対応できるところは少ないようですが、それでも車を預けることなく、出張修理で自動車鍵業者が現地に来てくれて、その場で鍵を作ってくれるというのは、大変魅力的ですよね。

鍵の業者が対応できないタイプの鍵(国産車の最新型や、輸入車の鍵など)の場合、ディーラーに依頼をしないと新しく鍵を作れない場合もあります。この場合、鍵の部品を発注して届くまでに1週間や10日かかる可能性もあり、その後キーのイモビライザー等への登録をするのに、鍵と車を預からないといけない場合もありますので、時間がかかります。

特に輸入車のキーの場合、日本では部品が無くて本国に発注をかけ、輸入されてくる場合もありますので、時間がよりかかるケースがあります。防犯対策がよりシビアな輸入車の場合、キーの部品の管理が非常に厳重で、発注があってから作成に取り掛かり日本に送ってくるためです。

4. 自動車の鍵を作成するためにかかる費用

自動車の鍵を作製するための費用はどれくらいかかるのでしょうか?

紙幣と砂時計の写真

鍵の専門業者に依頼した場合の鍵作成費用は、国産車を例に致しますと、最もシンプルなギザギザの刻みキーで11,000円位からとなっています。これが内溝タイプのウェーブキーですと25,000円位からとなるようです。

さらに、最近多くなってきたイモビライザー内蔵のスマートキーですと47,000円位からと料金もだいぶお高くなってきます。

やはり、防犯性の高い最新の鍵は、簡単に複製は作れませんので、時間もかかるし費用もお高くなります。

以上の金額は国産車の場合ですが、輸入車になると部品代なども高額になるためにさらに値段が高くつく場合があります。また車種や鍵の業者によっては複製が作れない車種がありますので、依頼前に車検証を確認しながら業者に相談をするようにしてください。

自動車の鍵の作製をディーラーなどで依頼した場合はどのくらいの費用が掛かるでしょうか?国産車と輸入車、メーカーや車種などでも違いますが、輸入車よりは国産車の方が安くなっているようです。輸入車の場合、費用もかかりますが、部品が届くまでの日数などが国産車よりも必要な点も注意です。

ちなみに一般的な国産車のイモビライザー付きのモデルで15000円~30000円位となっています。これが輸入車の場合はどのくらいかかるでしょうか?例えばメルセデスベンツの場合ですと、イモビライザー付きの鍵の作成は最も安い車種でも35000円位からとなっていて、やはり国産車に比べてお高いようですね。

5. まとめ

自動車の鍵を作成する際に気を付けたいポイントとまとめ

キーホルダーにつけられた2本の鍵の写真

自動車の鍵を作る際には、その鍵がどのようなタイプの鍵なのかをしっかりと把握したうえで、業者に依頼するようにしましょう。

特にイモビライザーの有無は重要ですので、ご自身の車にイモビライザーが装着されているかどうか?メーター内のインジゲーターランプなどを確認するようにしましょう。

また、車の車種や年式の詳細情報が必要な場合もありますので手元に車検証を用意したうえで連絡をするようにしてください。

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