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もしかして故障?ガス床暖房の修理に関するお役立ち情報をご紹介します!

公開日:2023.7.21 更新日:2024.4.12
もしかして故障?ガス床暖房の修理に関するお役立ち情報をご紹介します!

ガス床暖房が動かなくなった、とお困りではないでしょうか。ガス床暖房は部屋全体を自然と温められる暖房機器です。床下にあるため、目立ちませんが、気づかないうちに故障してしまうことも。
今回はガス床暖房の故障事例や原因、対処方法、修理費用の相場について解説します。ガス床暖房の故障が疑われるときに、ぜひ参考にしてください。

1.ガス床暖房で修理が必要になる事例

ガス床暖房はメンテナンス不要!ただし、壊れると対処が大変に

ガス床暖房が施された部屋の写真

ガス床暖房は床下に施工するもので、施工した後は人の目に触れることはなく、メンテナンスの必要もありません。

ただし、壊れると大変なのがガス床暖房です。耐用年数は配管が約30年、給湯器が10年ほどだといわれています。

また、東北地方など寒さが厳しい地域の場合は不凍液の交換が必要です。不凍液など必要なメンテナンスを怠っていると、配管の破裂などのトラブルを引き起こします。

ガス床暖房は全てつながっているため、配管がダメになると全体の故障につながります。床下暖房の上には、フローリングやベニヤが施工されているため、そのままの状態の場合修理業者にも手出しができません。

そのため、修理しようとする場合、まず床を全てめくってから修理することになります。壊れると非常に面倒なのが床下暖房です。

毎日行うようなメンテナンスはありませんが、必要に応じて、定期的なメンテナンスを怠ると大事になることは覚えておきましょう。

上記の点から適切にメンテナンスさえされていれば、ガス床暖房は耐久性が非常に長く、エアコンのような掃除が必要ないため、非常に便利です。ガス床暖房を導入するのに数10万円近くの費用がかかりますが、それに見合う効果はあるでしょう。

2.ガス床暖房が故障する原因とは?

ガス床暖房の故障原因は、適切なメンテナンスをしていない場合が多い

適切なメンテナンスがされたガス床暖房の写真

ガス床暖房の故障原因は適切なメンテナンスをしていない場合が多いでしょう。

ガス床暖房は適切な施工・適切なメンテナンスがされていれば、30年はもつともいわれている機械です。

故障する場合、壊れる場所は大まかに以下のものがあります。
・配管
・給湯器

配管が故障する原因としては、経年劣化かなんらかの衝撃による損傷、凍結による膨張が考えられます。経年劣化以外の要因は事前のメンテナンスで対処でき、経年劣化は30年近くまでは問題なく動かせるため、ガス床暖房を傷つけることがないよう気をつけることが大切です。

ガス床暖房の配管は不凍液が流れていますが、こちらは消耗品のため交換しなければいけません。それを怠ると、配管全体の損傷が必要になり、非常に大変な工事が必要になるでしょう。

すぐに動かなくなったなどの場合は、施工不良や機材のトラブルが原因と考えられます。保証期間内であれば、メーカーや施工会社に問い合わせることで、対処してくれるでしょう。ただし、修理のためには床をめくる必要があり、大掛かりな工事となることには注意が必要です。

3.ガス床暖房で修理が必要になった時の対処方法

ガス床暖房が故障した場合、床を全てめくる必要あり!非常に大掛かりな工事になることも

ガス床暖房のリモコンを操作している写真

ガス床暖房の故障原因が配管によるものの場合、床を全てめくる必要があります。配管は全て床に隠れてしまっており、どこが故障しているかは目視で確認しなければ判断できません。そのため、小さな配管の故障であっても、床を全てめくる必要があります。

床をめくってから配管の修理をし、そこから新しい床に張り替えれば工事完了です。大掛かりな工事が必要になるため、工事期間も1週間からそれ以上かかることが多いでしょう。

工事期間はその部屋に入れなくなるため、場合によってはホテルなどに一時的に移動して生活する必要があります。

熱源である給湯器が故障している場合は給湯器の修理や交換をして対処します。給湯器は表に出ているもののため、交換や修理が用意で、内容次第ですが、費用も安く工事も1日で終わるでしょう。

4.ガス床暖房の修理費用の相場はいくら?

ガス床暖房の修理相場は30万円〜!非常に高いため、修理しないもの選択肢

費用相場のイメージ写真

ガス床暖房が故障した場合、修理費用は非常に高額になります。なぜなら、今ある床を全てめくる必要があり、作業手間と、床の交換費用がかかってしまうためです。

床暖房の施工範囲にもよりますが、30万円から80万円近くの修理費用がかかるでしょう。故障するまでは大きなメンテナンス費用はかかりませんが、修理する必要があるとなると、大掛かりな工事になるのが床暖房です。修理費用を考えると、あえて修理しないでおくのもよいかもしれません。

メンテナンスにかかる費用は、大まかに不凍液の交換と給湯器のメンテナンスぐらいです。不凍液の交換費用は施工範囲にもよりますが、3万〜6万円ほどかかります。

しかし、温暖な地域で凍結する心配がないような地域であれば、不凍液自体が必要ありません。給湯器のメンテナンスといっても、特別なことをする必要はなく、必要に応じてお手入れすれば問題ありません。

5.まとめ

ガス床暖房の故障は大掛かり!メンテナンスも不要だが、故障した場合はよく考えて

スリッパやブランケットで暖をとっている写真

この記事ではガス床暖房の故障事例や原因、対処方法、修理相場について解説しました。

ガス床暖房はメンテナンスが不要で、快適かつ安全なのが魅力ですが、修理する場合、大掛かりな工事が必要になることもあります。この記事を参考に、ガス床暖房のトラブルがあった場合でも、スムーズに対処できるよう準備しておきましょう。

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