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《給湯器・コンロなど》ガス機器の修理を種類別に紹介します!

公開日:2023.7.21 更新日:2024.4.12
《給湯器・コンロなど》ガス機器の修理を種類別に紹介します!

ガスコンロ、ガス給湯器、ガスファンヒーター、ガス床暖房などのガス機器は、日々の生活に欠かせないものであり、故障してしまうと、困ってしまいますね。生活に影響するため、早めに修理したいもの。

今回はこれらの器具の故障原因と対処方法について解説します。これらの器具が故障した場合でも、慌てず対処する参考にしてください。

ガスコンロの修理について紹介します

ガスコンロは10年以上経過したものは修理より交換を!最新モデルは機能も優秀

火がついているガスコンロの写真

ガスコンロは10年以上経過したものであれば、修理よりも交換をしてしまうのがおすすめです。

どれだけ丁寧に扱っていても、ガスコンロは毎日の使用で徐々に劣化し、12年を目処に部品の限界を迎えます。10年以上経過しているガスコンロの部品はメーカーでも製造を中止していることが多く、故障が軽微なものであっても、対応できないことが少なくありません。また、修理を依頼する場合、修理業者の施工費がかかるため、どうしても7,000円近くはかかってしまいます。

また、修理したとしても、別の部品の耐久性の限界がきていることも多く、修理したが別の部品が壊れるなんて事態も珍しくありません。その場合、再度修理を依頼することになり、修理代金が非常にもったいないことになります。数万円かかることもあるでしょう。

そのため、10年以上経過したガスコンロを修理するのは、あまりおすすめできません。

ガスコンロを新しく買い換える場合、20,000円も出せば、ある程度のガスコンロは購入できます。交換費用もかからないため、余分な経費もかかりません。最近のガスコンロは安全性能に優れ、掃除のしやすさや、火加減の調整がしやすいものも増えています。そのため、ガスコンロを変えてしまった方が生活もより便利になりますよ。

ガス給湯器の修理について紹介します

ガス給湯器は10年を目安に交換がおすすめ!急に壊れることもあるため、早めの対処を

ガス給湯器の温度調節部分の写真

ガス給湯器は10年を目安に交換してしまうのがおすすめです。ガス給湯器はガスコンロと同様高温になるため、毎日の使用でどうしても部品に負担がかかってしまいます。そのため、丁寧に扱っている場合でも、10年ごろに部品が壊れてしまいがちです。

ガスコンロと同様10年で部品の製造が終わるものも多く、修理しても別の場所が故障することは少なからずあります。給湯器が故障した場合、簡単なものであれば7,000円ですが、故障場所が多い場合や重大な故障の場合は数万円を超えることもあります。別の部品が壊れる可能性もあり、あまりおすすめできません。

新しい給湯器の交換は20万円ほどはかかります。しかし、10年に一度必要な工事だと考え、あらかじめお金に余裕を持たせておきましょう。急に壊れて使えなくなることもあるため、早めの相談がベターです。

リモコンのみが壊れてしまっていることもあるかもしれません。この場合はリモコンを交換することで、改善することもあります。この場合の費用は7,000円から15,000円前後です。

10年を経過していない場合であれば、そのような工事で対応するのも選択肢でしょう。

ガスファンヒーターについて修理を紹介します

ガスファンヒーターはこまめなフィルター掃除が大切!定期的な掃除が長持ちのポイント

ガスファンヒーターの写真

ガスファンヒーターはこまめなフィルター掃除が大切です。

ガスファンヒーターは適切にメンテナンスされている状態であれば、10年近くはもつ耐久性がありますが、フィルターが掃除できていないことで、ファンヒーターに余分な負担を与えてしまうためです。フィルターが掃除できていない場合、吸気が十分にできなくなり、温かくならないなどのトラブルが起こります。

また、内部にホコリが入り込んでしまうことも。入り込んだホコリが燃え、ファンヒーター内部が高温になり、部品に余分な負担をかけてしまいます。その結果、10年を迎えるより前に故障することがあるのです。そのような事態を回避するためには、定期的な掃除が欠かせません。

掃除をしていれば、ガスファンヒーターは長持ちし、10年以上使えるようになるでしょう。

10年以上経過したガスファンヒーターが故障した場合は、修理よりも買い替えを検討しましょう。ガスファンヒーターはガスの修理業者からも購入できますが、ネットで購入するのも選択肢です。ネットで購入する場合は、ガスの規格がきちんと対応しているか、確認して購入すれば、間違いありません。

ガス床暖房の修理について紹介します

ガス床暖房はメンテナンス不要だが、故障原因は分かりにくい!大掛かりな工事が必要になる

ガス床暖房のリモコンを操作している写真

ガス床暖房は一度施工してしまえば、メンテナンスの必要がなく、長い間使えます。ただし、故障してしまった場合は原因が分かりにくく、大掛かりな工事が必要になります。

ガス床暖房が故障する主な場所は配管と熱源の給湯器です。給湯器の故障は交換や修理で対処でき、修理費用といっても、それほどはかかりません。

ただし、配管が故障した場合は、対処が大変になります。今ある床を全てめくってから配管を修理し、床を全て張り替える必要があるためです。工事の時間がかかるだけではなく、工事費用も非常に高額になります。修理内容がそれほど大掛かりではなかったとしても、配管をめくって中身を確認するまではどこが原因かわからないため、些細な内容でも大掛かりになってしまいます。

メンテナンスは基本的に不要ですが、寒い地域の場合は不凍液の補充や交換が必要なため、注意しましょう。

工事が大掛かりになってしまうことから場合によっては修理をせず、そのまま放置することも選択肢です。ファンヒーターやエアコンなど別の暖房手段に頼ることになりますが、それでもそのように対処した方がよいことが多いでしょう。

ガス機器の修理情報まとめ

ガスコンロや給湯器、ファンヒーターや床暖房が壊れた場合は早めに修理や交換を!

ガスコンロを点検している事業者の写真

この記事ではガスコンロや給湯器、ファンヒーター、床暖房が故障する原因や対処方法について解説しました。

これらの機器は経年劣化によって壊れることも多く、故障のサインが見られたら早めに修理や交換をするのがベターです。この記事を参考に故障の兆候にいち早く気づき、問題が大きくなる前に対処しましょう。

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