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《剪定・伐採など》大きくなりすぎた庭木の対処法をご紹介します!

公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.12
《剪定・伐採など》大きくなりすぎた庭木の対処法をご紹介します!

庭の木が大きくなりすぎると、さまざまなトラブルにつながります。

この記事では、大きくなりすぎた庭木のトラブル事例や対処法などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

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1.大きくなりすぎた庭木のトラブル事例

庭がジメジメしたり、隣人トラブルにつながる恐れも・・・。大きくなりすぎた木は剪定や伐採を行いましょう!

大きくなりすぎた庭木の写真

庭に植えた木は手入れをしないと、いつのまにかどんどん成長してしまいます。イチョウやカエデ、金木犀など品種によっては10メートル以上の高さまで成長する場合もあります。

大きくなりすぎた庭木を放置していると、庭に日が入らずジメジメと湿気が多くなってしまったり、害虫・害鳥の発生や大量の落ち葉などで庭の掃除が面倒になったりするだけでなく、伸びた枝や落ち葉による隣人トラブルや、倒木による事故といった様々な重大トラブルにつながる恐れがあります。

こういったトラブルのリスクを生まないためにも、庭木の手入れは重要です。
成長しすぎた庭木の手入れは剪定や伐採・伐根といった方法を行います。

庭木の剪定とは、成形のために枝を切ったり、余分な枝葉を切ることで風通しをよくしたりするお手入れ方法です。見た目を整えるだけでなく、木の成長をコントロールしたり、害虫の発生や繁殖を予防したりといった効果が期待できます。

庭木の伐採とは、立木を根元から切る作業のことです。木の切り株を根元から抜き取る作業を伐根といい、切り株をそのまま放置しているとシロアリの発生などの二次被害につながる恐れがあるので、伐採と伐根はセットで行うことがおすすめです。

剪定すべきか、伐採すべきか悩んだ時は、その庭木が必要かどうかを考えて手入れ方法を選ぶようにしましょう。 記念に植えた樹木など、長い時間をともに過ごしてきた樹木を伐採してしまうのは、心苦しいものです。逆にインテリア感覚で植えていて、もう必要ないと思ったら思い切って伐採してしまうのもありです。

ただし、樹形が乱れて近隣に迷惑をかけうる状況であったり、倒木の恐れがある根返りをしていたり、庭木が枯れたり病気になっていたりする状況など、剪定では対処できない場合は、伐採が必要になります。

2.大きくなりすぎた庭木の高さを抑えたい場合は?

庭木の高さを抑えるための剪定としては、「切り戻し」や「芯止め」といった方法が有効です!

庭木を剪定している事業者の写真

「切り戻し」とは、成長しすぎた枝や茎を切ることで、樹形を小さくして高さを抑えることができます。
そのほかの効果としては、不要な枝を減らすことで風通しをよくして害虫の被害を予防したり、新芽などに養分をまわして成長を盛んにしたりといったものがあります。
切り戻しに適した時期は、樹木の種類や目的によって異なるので、分からない場合はプロに相談するのがおすすめです。
剪定方法は、不要な枝の1/2~1/3程度の中間部分を切り取っていきます。その際には、新芽の生えてくる膨らんだ部分を切らないように注意が必要です。
切り戻しを行った枝の切り口をそのままにしておくと、水分や養分が出て行ってしまったり、雑菌などが入り庭木が弱ってしまったりといった可能性があります。そのため、癒合剤などを塗ることをおすすめします。

「芯止め」は、大きくなりすぎた庭木を小さくさせたいときや、庭木をこれ以上成長させたくないときに有効なお手入れ方法です。
樹木の中心にあり、成長力が最も強い主幹と呼ばれる枝の一部を切り落とすことで、それ以上縦方向に成長しないようにします。主幹の成長を止めることで、養分は脇芽に行き渡るので、芯止めを行った樹木は横にボリュームのある樹形になります。
そのため、芯止めを行う際は、高さだけでなくフォルム全体のバランスを考えることが重要なポイントです。
剪定方法は、主幹をお好みの高さで切り落とすとったシンプルなものです。ただし、一生成長が止まる訳ではないので、庭木の成長に合わせて適宜の剪定が必要です。
芯止めの場合も切り口には、癒合剤を塗るようにしましょう。

「切り戻し」や「芯止め」といった庭木の剪定には専門的な技術が必要です。また、どちらも高所での作業になるので、大きくなりすぎた庭木の対処はプロの業者へ依頼することがベストです。
はしごなどの不安定な足場での作業は大変危険で、最悪の場合死亡事故にもつながる恐れがあるので、できる限りプロへ依頼することをおすすめします。

3.不要になった大きくなりすぎた庭木はどうする?

いらなくなった庭木は、伐採・伐根で対処!危険が伴い、後処理も面倒な作業なのでプロへの依頼が賢明です。

切り落とされた庭木の写真

前前項でも少し触れましたが、木の根元から切り落として庭木の除去を目的に行うのが、伐採・伐根です。

伐採・伐根は、庭木のメンテナンスではなくあくまでも除去することが目的なので、時期などは関係なく、いつ行っても問題がないといった特徴があります。

木の伐採を行う際は、倒す方向や安全性の確認など、どのように木を切るかだけでなく、切り落とした後の樹木の一時保管の場所や処分場所についても考えないといけません。

また、切り終えた根をそのままにしておくと、また新しい芽が生えてきたり、シロアリの住処になったり、地盤沈下の原因になったりといった恐れがあるので、しっかりと根を取り除く伐根作業が必要です。

のこぎりでは対処できない場合はチェーンソーなどの使用が必要になりますが、チェーンソーの扱いは素人には難しく、周囲の建物の破損や、怪我や最悪の場合死につながるような事故のリスクが伴います。
そのため、安全面や後処理のことを考えて、業者へすべてお任せすることが賢明でしょう。

4.自分で剪定を行う際の注意点

切り戻しに関する豆知識とは?切り戻しに関する豆知識についてご紹介します。

剪定ばさみの写真

自分で剪定を行う際には以下のことに注意してください。また、安全面にも十分に考慮した上で行いましょう。

・剪定時期
多くの木の成長が活発になる夏に剪定を行ってしまうと、せっかく剪定を行ってもまた枝が成長して伸びてきてしまう恐れがあります。
また、成長にたくさんの養分を使用しているので、その状態で剪定をしてしまうと木を弱めてしまうことにもつながります。

・切り口のケア
剪定を行った枝の切り口は、謂わば傷口のような状態になっています。傷がふさがるまではそこから水分や養分がどんどん出て行ってしまう状態なので、それらの流失を防いで保護するために、癒合剤を塗ることが重要です。
また、雨水や雑菌などの侵入を防ぐといった役割も担ってくれます。

・清潔な器具を使用する
枝を切る際に使用する高枝ばさみなどの器具が不潔な状態だと、切り口から雑菌が入り、枯れなどの原因になる恐れがあります。
また、作業の際は手袋を装着することで、より菌の侵入を防げるだけでなく、怪我やかぶれなどから身を守ることができます。

・作業は晴れた日に行う
湿気が多い日に剪定を行うと、切り口が湿ってしまい、害虫の被害に遭いやすくなってしまう恐れがあります。そのため、乾燥しやすい天候のいい午前の間の作業をおすすめします。

・きちんと計画を立てる
大きくなりすぎた庭木は剪定にも多くの時間と労力を費やすことになります。 複数ある場合は一日では終わらないかも知れないのでしっかりと計画をたてて臨むことが大切です。

5.まとめ

ここまでご紹介した大きくなりすぎた庭木の対処法に関する情報をまとめてご紹介します。

大きくなりすぎた庭木を剪定している写真

大きくなりすぎた庭木を放置していると様々なトラブルに発展する恐れがあります。

そのため、切りもどしや芯止めといった庭木剪定や、伐採・伐根などで対処しましょう。 剪定や伐採といった作業は技術を要するだけでなく、高所の作業のため危険が伴いますので、安全のためにもプロへお任せすることをおすすめします。

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