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カツオブシムシの駆除方法を解説 発生原因や侵入経路と対策まで紹介

公開日:2026.3.23
カツオブシムシの駆除方法を解説 発生原因や侵入経路と対策まで紹介

しまっておいた衣類に虫食いがあったり、かつお節やペットフードなどの乾燥食品の包装に穴が開いていたりして、不安に感じた経験はありませんか。
こうした被害は一つの原因に限らず、似たような被害を引き起こす虫も存在するため、見分けや対処に迷うことも少なくありません。

本記事では、衣類や食品に被害を与える虫の中でもカツオブシムシに焦点を当て、その特徴や発生原因、適切な駆除方法についてわかりやすく解説します。

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1.カツオブシムシとは?

鰹節など乾燥食品を好む虫

服に穴をあける小型の害虫ヒメマルカツオブシムシの幼虫の写真

カツオブシムシは乾燥食品や布製品を食害する害虫で、日本では「ヒメカツオブシムシ」と「ヒメマルカツオブシムシ」の2種類が多く見られます。どちらも家庭で被害が出やすい害虫ですが、見た目や生態に違いがあります。

ヒメカツオブシムシの特徴


ヒメカツオブシムシの成虫は体長約2.8〜5.3ミリメートルで、黒褐色の光沢がある楕円形の体をしています。発生時期は主に5月から6月で、成虫はキク科の花粉や花の蜜を好むのが特徴です。メスは1匹で約20〜140個の卵を産みます。

幼虫は体長約7〜10ミリメートルで、ウールやシルクなどの動物繊維の衣類に加え、鰹節や煮干し、粉ミルクなどの乾燥食品、虫の死骸なども食べます。かじる力が強く、食品の包装に穴を開けて侵入することもあるため注意が必要です。また、幼虫が開けた穴から別の害虫が侵入し、被害が広がるケースもあります。



ヒメマルカツオブシムシの特徴


ヒメマルカツオブシムシの成虫は体長約1.7〜3.2ミリメートルで、同じく5月から6月頃に発生します。キク科の花(マーガレットやハルジオンなど)を好み、花粉や花の蜜をエサにします。

幼虫は体長約4〜5ミリメートルで、短い毛に覆われた楕円形の体をしています。乾燥食品や衣類を食害し、特に長期間保管している食品や衣類で被害が見つかることが多いです。幼虫期間は約300日と長く、脱皮を繰り返しながら成長します。衣類の近くに抜け殻が落ちている場合は、幼虫が潜んでいる可能性があります。

2.カツオブシムシはどうやって侵入してくる?

洗濯物に付着しているのを気づかず取り込んでしまうことも

晴天の下に干された洗濯物の写真

カツオブシムシは小さな虫でありながら、衣類や食品を食い荒らす厄介な害虫です。家の中への主な侵入経路としては、洗濯物や帰宅時の衣類への付着、庭や花壇からの侵入が挙げられます。

特に洗濯物への付着は、多くの家庭で発生しやすい侵入経路です。カツオブシムシの成虫は白や淡色の衣類に引き寄せられる性質があり、日中に外干しした洗濯物に付着することがあります。そのまま室内に取り込むことで、クローゼットやタンス内に侵入し、産卵されるおそれがあるため注意が必要です。

また、公園や花壇などキク科の植物が多い場所でも衣類に付着することがあります。ガーデニングをしている家庭では、ベランダや庭から侵入するケースもあるため注意しましょう。さらに、購入した花に付着して持ち込まれることもあるため、室内に入れる前に確認することが大切です。

カツオブシムシの侵入を防ぐには?


カツオブシムシの侵入を防ぐためには、洗濯物を取り込む前に軽くはたき、虫が付着していないか確認することが重要です。加えて、クローゼットやタンスには防虫剤を設置し、成虫の侵入や産卵を防ぎましょう。

また、キク科の花をベランダや庭で育てている場合は、周辺に成虫が発生していないか定期的に確認し、発生源を作らないよう管理することが大切です。

3.カツオブシムシの被害に遭いやすいもの

衣類や乾燥食品を好んで食べる

セーターの虫食いの写真

カツオブシムシは衣類や乾燥食品を食害する害虫で、とくに幼虫の被害が大きいのが特徴です。幼虫は動物性繊維や食品をエサにしながら成長するため、放置すると被害が広がるおそれがあります。

衣類への被害


衣類への被害としては、ウール・シルク・カシミヤなどの動物性繊維に加え、綿や麻などの植物性繊維も食害される点が挙げられます。衣類だけでなく、布団やカーペットも被害に遭いやすいため注意が必要です。

幼虫は汗や皮脂汚れが付着した部分を好むため、長期間保管する衣類は洗濯やクリーニングで汚れを落としてから収納しましょう。なお、化学繊維であっても、皮脂やホコリが付いている場合は食害されることがあるため油断できません。



乾燥食品への被害


乾燥食品への被害では、鰹節や煮干し、粉ミルク、ペットフードなどが狙われやすくなります。紙やビニールの包装は簡単に破られるため、そのまま保管していると侵入を許してしまう可能性があります。

また、食品への混入や、ほかの害虫を引き寄せる原因になることもあるため、保存方法の見直しが重要です。乾燥食品は密閉容器に入れて保管し、必要に応じて冷蔵庫で管理すると被害を防ぎやすくなります。

4.カツオブシムシの駆除方法は主に3つ

殺虫剤や高熱処理が有効

殺虫剤を撒いている様子

カツオブシムシが発生した場合は、衣類や食品に被害が広がる前に早めの対策が必要です。成虫と幼虫で有効な対処法が異なるため、それぞれに合わせた方法で駆除を進めましょう。

殺虫剤で成虫を駆除する


殺虫剤で成虫を駆除する方法は、市販のエアゾールタイプを直接吹きかけるだけで手軽に対応できます。さらに、くん煙剤を使えば部屋全体に薬剤が広がり、家具の裏や隙間に潜んでいる成虫にも対応可能です。

ただし、幼虫には薬剤の効果が弱いため、別の対策と併用する必要があります。



高温処理で幼虫を駆除する


高温処理で幼虫を駆除する場合は、65度以上の熱を使うことがポイントです。洗濯乾燥機やスチームアイロン、スチームクリーナーを活用することで、繊維の奥に潜んだ幼虫までしっかり対応できます。

コインランドリーの乾燥機は80度前後まで温度が上がるため、大量の衣類をまとめて処理したいときに適しています。カーペットやソファなど洗えないものは、スチームクリーナーを使うと効率的です。なお、素材によっては高温処理に対応していない場合があるため、事前に洗濯表示を確認しましょう。



専門業者に依頼する


専門業者に依頼する方法は、被害が広がって自力での対応が難しい場合に有効です。専用の薬剤や機材を使い、見えない場所に潜む個体まで含めて徹底的に駆除できます。

再発防止の提案も受けられるため、被害が繰り返されている場合にも適しています。



再発を防ぐための予防策


再発を防ぐための予防策として、衣類には防虫剤を使用し、カーペットや布製品はこまめに掃除することが重要です。また、乾燥食品は密閉容器に入れて保管し、侵入や繁殖を防ぎましょう。

カツオブシムシは一度発生すると繰り返し発生しやすいため、駆除と同時に予防まで行うことが重要です。

5.カツオブシムシは害虫駆除業者に依頼してスッキリしよう

相見積もりで信頼できる業者を見つけましょう

流しの下に薬を噴霧する害虫駆除の作業員の写真

カツオブシムシは自力で駆除することも可能ですが、大量発生している場合や根本から対処したい場合は、害虫駆除業者に依頼する方法が有効です。状況に応じて適切な手段を選ぶことが重要になります。

プロの害虫駆除業者に依頼するメリット


プロの害虫駆除業者に依頼するメリットは、専用の薬剤や機器を使い、卵から成虫までまとめて駆除できる点です。市販の殺虫剤やくん煙剤では取り切れなかった個体にも対応できるため、再発を抑えやすくなります。

また、発生原因の特定や侵入経路の対策についても具体的なアドバイスを受けられます。小さな子供やペットがいる家庭でも、安全性に配慮した方法で対応してもらえる点もメリットです。



信頼できる業者の選び方


信頼できる業者の選び方として、まず複数の業者に見積もりを依頼し、料金や作業内容を比較することが大切です。害虫の種類や被害状況によって適した駆除方法は異なるため、現地調査を行ったうえで見積もりを出してくれる業者を選びましょう。

見積もりを確認する際は、料金の内訳だけでなく、駆除方法や使用する薬剤の安全性もチェックすることが重要です。さらに、再発時の保証や定期点検などのアフターサービスが整っている業者であれば、安心して依頼できます。

被害が広がっている場合や再発を繰り返している場合は、早めに専門業者へ相談することが重要です。

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