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アシナガバチに巣を作らせない方法!新聞紙で作るダミーの巣が効果的

公開日:2025.4.9
アシナガバチに巣を作らせない方法!新聞紙で作るダミーの巣が効果的

家の敷地内にアシナガバチの巣ができてしまうと、とても困りますよね。
一度巣を作られてしまうと、外出時や窓を開けるたびに刺されるリスクがつきまとい、安心して過ごすことができません。

そこで本記事では、アシナガバチに巣を作らせないための予防策をご紹介します。
あわせて、新聞紙で作れる「ダミーの巣」の作り方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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1.アシナガバチに巣を作らせない方法①薬剤

防虫スプレーや水を撒くだけでも有効

殺虫スプレーーを噴射するイラスト

アシナガバチに巣を作らせないための対策として、蜂が嫌がる薬剤を活用する方法があります。
アシナガバチは特定のにおいを嫌う習性があるといわれており、市販の防虫スプレーや木酢液を使って、巣を作られやすい場所にこまめに散布することで、蜂の侵入を防ぐことができます。
特に軒下・ベランダ・玄関先など、アシナガバチが好む場所には重点的にスプレーを行うのが効果的です。

また、防虫スプレーを使うタイミングも重要で、蜂が活動を始める春先から使用を開始すると、巣作りの予防効果が高まります。
蜂は一度「ここが快適」と判断すると、翌年も同じ場所に巣を作りやすいため、早めの対策がカギになります。

なお、木酢液のような自然由来の成分は、人やペットにも優しく、家庭でも安心して使用できるのが魅力です。

意外な対策として「水を撒く」ことも有効です。
アシナガバチは乾燥した場所を好む傾向があるため、定期的に水を撒いておくことで、不快な環境をつくり、巣作りを防ぐことができます。
ただし、水はすぐに蒸発してしまうため、これはあくまでも一時的な対策として考えましょう。
防虫スプレーとの併用によって、より高い効果が期待できます。

2.アシナガバチに巣を作らせない方法②新聞紙で作るダミーの巣

ダミーの巣を作る方法と適切な設置場所

丸めた新聞紙の写真

アシナガバチには縄張り意識があり、すでに別の巣がある場所には新たな巣を作りにくいという習性があります。
この性質を利用すれば、「ダミーの巣」を設置することで巣作りを予防することが可能です。

■ 新聞紙で作るダミーの巣の作り方
ダミーのアシナガバチの巣は、ご家庭にあるものだけで簡単に作れます。

▼作り方の一例
①新聞紙を丸めて球状にする
②ペットボトルの上部分にかぶせる
③紐などで結び、軒下などに吊るす

新聞紙のシワや色味が本物の巣に似ているため、アシナガバチが「すでに巣がある」と勘違いし、別の場所を探すようになります。

■ 設置場所のポイント
効果を高めるためには、アシナガバチが巣を作りやすい場所に設置するのがコツです。

▼おすすめの設置場所
・軒下
・ベランダ
・物置の角
・屋根裏の入口付近 など

これらの場所に吊るしておくだけで、アシナガバチの巣作りを未然に防ぎやすくなります。

■ 環境から見直すことで予防効果アップ
ダミーの巣だけでなく、蜂が寄りつきにくい環境を整えることも大切です。たとえば、以下のような対策が効果的です。

・庭木を剪定して風通しを良くする
・屋根裏や床下に防虫ネットを張る
・日陰や湿気の多い場所を減らす

このように、蜂の習性を理解したうえでの対策を組み合わせることで、より効果的に予防できます。

3.新聞紙でできたダミーの巣はなぜアシナガバチに有効か

先に別の蜂に巣を作られてしまったと思い込む

アシナガバチの巣のイラスト

アシナガバチは、新たに巣を作る際にまず「安全で快適な場所」を探して飛び回ります。
しかし、先にご紹介したように、すでにほかの蜂が巣を作っている場所には近づかないという習性があります。
これは縄張り争いを避けるための本能的な行動と考えられています。

アシナガバチは縄張り意識が強く、自分のテリトリーに別の蜂がいると判断すると、その場所を避けて別の場所を探します。
この習性を利用してダミーの巣を吊るしておけば、「ここはすでに使われている」と勘違いさせ、巣作りを思いとどまらせることができます。

古い巣を避ける習性も利用できる

また、アシナガバチには古い巣を避ける傾向もあります。
古い巣にはダニや寄生する蛾などの害虫が発生しやすく、蜂にとってリスクの高い場所になります。
こうした寄生虫がいると、幼虫が正常に育たなくなり、巣の維持が難しくなるため、蜂はそうした場所を避けて、新しい環境を探すのです。

つまり、ダミーの巣を吊るしておくことで、「すでに巣があり、しかも危険かもしれない場所だ」と蜂に認識させ、巣作りを抑止する効果が期待できるのです。

■ダミーの巣だけに頼らず、他の対策も併用を
ただし、周囲に他に適した場所がない場合、ダミーの巣を無視して巣作りをしてしまうこともあります。
そのため、ダミーの巣だけに頼るのではなく、複数の対策を組み合わせることが大切です。

たとえば、
・巣ができやすい場所(軒下・ベランダ・物置など)を定期的にチェックする
・アシナガバチを見かけたら早めに防虫スプレーなどで対策する
・防虫ネットや木酢液など、物理的・嗅覚的な予防法を併用する
など、環境ごとに合わせた予防を行うことが効果的です。

このように、アシナガバチの習性を上手に利用すれば、巣作りの被害を未然に防ぐことができます。「作られてから対処」ではなく、「作られる前に防ぐ」ことが重要です。日頃からの小さな工夫で、安心できる住まいを守りましょう。

4.自分でのアシナガバチ対策が難しいときはプロに相談を

相見積もりで実績のあるハチ駆除業者を見つけよう

蜂駆除業者のイラスト

「毎年アシナガバチに巣を作られてしまう」「自分での対策には限界がある」そんなときは、ハチ駆除の専門業者に依頼するのがおすすめです。

とはいえ、数ある業者の中からどこに依頼するか迷ってしまうこともありますよね。そこで、業者選びで押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

① 実績が豊富かどうか
アシナガバチの駆除は、巣の場所や大きさによって対応方法が異なります。経験が豊富な業者ほど、現場に応じた的確な処置が可能です。
これまでの駆除実績が多いかどうかは、信頼できるかどうかを見極めるひとつの基準になります。

② 保証内容があるか
駆除後すぐに巣が再び作られてしまうケースもあるため、保証の有無は重要なポイントです。
保証がある業者なら、一定期間内の再発には無料で対応してくれる場合もあります。

③ 料金体系が明確か
駆除作業には現地調査・安全確認・後処理などさまざまな工程があり、追加料金が発生することもあります
事前に費用の内訳が明確に提示される業者を選びましょう。

④ 対応エリアや対象害虫の範囲が広いか
アシナガバチのほかにも、シロアリ・ゴキブリ・ネズミなど多くの害虫に対応している業者は、経験とノウハウが豊富です。
また、自宅地域が対応エリアに含まれているかも忘れず確認しましょう。

⑤ 自社で集客しているか
公式サイトを持ち、サービス内容がしっかり掲載されている業者は、信頼性が高い傾向にあります。加えて、口コミや評判をチェックすることで、実際の対応力も見えてきます。

依頼前には、必ず複数社から見積もりを
費用だけで決めず、保証・対応力・信頼性も含めて比較検討することが大切です。複数の業者から見積もりを取り、自分に合ったサービスを提供してくれる業者を選びましょう。

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