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家の窓ガラスが割れてしまった・・・。その場合の原因と対処方法まとめ

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.2
家の窓ガラスが割れてしまった・・・。その場合の原因と対処方法まとめ

形あるものはいつか壊れる…とよくいいますが、壊れやすいものの筆頭は窓ガラスです。最近の窓ガラスは強化ガラスになっていますが、それでも割れる原因はどこにあるのか、その対処とガラス割れしない対策などを紹介します。

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1. ガラスが割れる原因とは

ガラスが割れる原因はさまざまです。

粉々になったガラスの写真

昨今のガラスは強化ガラスを始めとして割れにくくなっているのですが、割れないガラスというのは存在しません。ガラスが割れる原因を挙げてみると大きく3つに分かれます。
・物がぶつかる
・経年劣化
・温度差
以上の3つです。

物がぶつかることが一番代表的なガラスが割れる原因です。強い衝撃を加えると強化されたガラスであっても割れてしまいます。日常的な生活の中では掃除機が当たってひび割れから割れてしまうこともありますし、強風での飛来物によって割れてしまうこともあります。そのため台風がやってくるときは雨戸を閉めることが必須となっているのです。

また、最近はそれほど見ないのですが金網入りのガラスの場合、金網が経年によって錆びてしまい、そこからガラスにひびが入り、結果として割れてしまうこともあります。

最後に温度差によるガラスの破損です。寒暖の差が激しいときはガラス内に歪みが生じる場合があります。ガラス内部に大きな力が働き、その力に耐えきれなくなったときにひび割れが起き、結果として割れてしまうことがあるのです。窓ガラスに直射日光が当たる場合も、窓枠などに隠れてさほど温度が上がらない部分とのガラス内部による温度差でも稀にひび割れが起きるケースもあるのです。

2. ガラスが割れたときの応急処置方法

割れにくいとされる住宅のガラスですが、割れるときは割れるものです。

白い淵の窓ガラスの絵

飛来物による割れなど、予期せず窓ガラスが割れてしまうこともあります。ガラスが割れてしまったら業者に頼んでガラスを入れ替えてもらうしかありません。ガラス業者が来てくれるまでは、ガラスが割れたときの応急処置は自分自身で行わなければいけません。

まずは、危険のないように破片をすべて取り除くことから始めましょう。窓枠だけにするのが望ましいですが、ガラスが残っていて触るのが危険と感じた場合は、触らないほうが賢明かもしれません。その場合は、ガラスが残ったままでもいいので、十分に気を付けながら、段ボールなどの厚手の紙などで覆うように窓枠に貼り付けます。そうすることで割れ残ったガラスが外れそうになっても段ボールを当てているので安心です。

いずれにしても、ガラス業者が来てくれるまでは、雨風はしのがなければいけないので風雨対策が必要です。応急処置としては窓枠を段ボールで塞ぐようにしておきましょう。段ボールを当てているだけの応急処置なので見た目もいいとはいえませんが、ガラス業者が来てくれるまでの辛抱です。

3. ガラスが割れたときの掃除の仕方

割れたガラスは刃物と考えてよいほど危険なため、2次被害を起こさないよう注意が必要です。

青いすべり止めのついた軍手の写真

ケガをしないように応急処置の際には肌の露出は抑えて手には軍手などをはめるようにしましょう。また、ガラスの破片を踏むこともあるので、家の中であっても靴など足を守ることができるものを履いておくと安心です。

ひび割れ程度でしたら、補修テープを貼るなどの対処でいいのですが、大きく割れた場合は破片の始末をしなければいけません。まずは飛び散った破片を集めて段ボールなどに入れましょう。手でつかめるサイズの破片を取り除いたあとは、ほうきで掃いて粘着ローラーを使って細かな破片を取り除きます。掃除機を使いたくなりますが、破片によって故障してしまう可能性があるので、掃除機の使用は控えたほうがよいです。

窓枠に残ったガラス片も取り除きたくなります。そうしたほうが望ましいのですがかなり危険です。取り除くのが大変であり、力が必要なときは無理に取り除かずにガラス業者に任せたほうがいいでしょう。ガラス業者が対処してくれるまでは、近づかないようにしたほうがいいです。気を付けたいのは小さなガラス片です。きちんと掃除をしたつもりでも目につきにくく残っているものです。そのため念には念を入れて床掃除などをするようにします。

4. ガラス割れしないための対策

ガラス割れしない対策としてもっとも有効なのは、割れにくいガラスを使うことです。

立てられた板ガラスの写真

割れにくいガラスとなると以下の2種類のガラスが有名です。
・強化ガラス
・防犯ガラス
現在出回っているガラスのほとんどが強化ガラスといってもいいでしょう。何十年も前の軽く叩いただけで割れるようなガラスと比べると、現在使われているガラスの強度は驚くほど上がっています。強化ガラスでも、さらに強化されたものがあり、学校などで使われている強化ガラスは一般的なガラスの5倍の強度があるとされています。もっとも強化ガラスは絶対に割れないということではありません。割れにくいガラスではあるのですが、ガラスである以上割れるリスクは当然あります。

防犯ガラスは強化ガラスのさらに上の強度を誇るものです。高価になるので、一般的に利用されることはありません。特殊な施設などで使われるガラスと考えたほうがいいでしょう。構造は2枚の強化ガラスを張り合わせ、間には樹脂を使ってさらに強度を上げているのが一般的です。

ガラス割れしないためには、強化ガラスを使うのが一般的です。また、泥棒や空き巣狙いなど、外的な要因によるガラス割れを防ぐには、夜や出かけるときは雨戸を閉めるなどの習慣をつけるようにします。

5. 業者にガラス割れの修理を依頼する際の注意点

窓ガラスが割れたときのガラス交換には当然費用がかかります。

窓ガラスを修理している事業者の写真

費用は安いに越したことはないのですが、たいていは近くのガラス業者か、施工でお世話になったガラス業者に頼むのが一般的でもっとも安心です。

ガラス割れの際は、応急処置をしてガラス業者の到着を待つことになります。早く来てもらったほうがいいのですが、ガラス割れというのは突然やってきます。業者に在庫がないとすぐに手配できない場合もあるでしょう。そうなると、防犯上の問題を考えて、少しでも早くガラスを交換してくれるほうが安心なので、早急に対処をしてくれる業者を探しましょう。

ガラス業者の選定はこれからのことも考えて、スピーディーに対応してくれて、なおかつ土日でも対応してくれる業者がいいでしょう。また、誠実な対応はもちろんですが、詳細な見積書をきちんと提出してくれる業者を選ぶようにしたいところです。

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