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台風時期の窓ガラス割れには気をつけよう

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.4
台風時期の窓ガラス割れには気をつけよう

台風の時期に多い窓ガラスの割れに関連する情報を簡単に紹介します。このトラブルは気をつけていても、突然起こることがありますので、事前の対策が必須です。窓ガラスが割れてしまってはケガをする可能性がありますし、部屋の中が破片や雨で荒れることもあります。そのような事態になってからでは、専門業者に電話しても遅きに失してしまいます。そこで今回は実際の被害事例や事前に出来る対策、注意点などの情報を紹介していきますので、参考にして下さい。

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1. 台風が接近した時の窓ガラスの注意点

台風が接近する前の窓ガラスでのさまざまな注意点を分かりやすく紹介します

ひびが入ったガラスの写真

ここで注意すべき点として最初に紹介するのは、ガラスの傷です。窓ガラスと言うのは面で強度を保っていますので、少しの傷でも割れの原因になります。特に強い風が吹く台風では、本来面で支えているはずが傷の部分だけ脆弱になり、圧力のバランスが崩れやすくなるので要注意。

いろいろな物が飛んでくる外側はもちろんですが、おもちゃや家具が当たることもある内側も念入りに点検しておきましょう。

第二の注意点としてはゴムパッキンです。窓とサッシの間には、雨風が入らないようにゴムパッキンが取り付けられています。パッキンは常に日照りや雨に晒されていますので、気づかないうちに硬化したり、ヒビが入っていることがあります。

ゴムパッキンが機能していないと、台風の時にガラスがぐらつき、割れにつながることがあります。特に建ててから年数が経過している家では、この現象が顕著に現れますので、事前にチェックしておきましょう。

ここでの注意点として最後に紹介するのが、窓周りの整理整頓です。台風の風は時に40㎞/h以上にもなることがありますので、信じられない物が舞い上がる危険性があります。窓辺に脚立や鉢植え、自転車などを置いているとそれが風にあおられ窓ガラスにぶつかることも。そうならないためにも台風の前には整理整頓を心がけて下さい。

2. 台風により窓ガラスが割れた事例

台風により窓ガラスが割れた事例を紹介します。ゴミバケツが飛んでくることも

ゴミバケツの写真

このトラブル事例で最初に紹介するのは、ゴミバケツが飛んできてガラスが割れたケースです。そのお宅では台風が接近しているので、窓の周りをきちんと掃除していたのですが、突然ゴミバケツが飛んできてガラスが割れてしまいました。

さらに慌てて破片を片付けようとした結果、割れたガラスで腕を切るけがをしてしまいました。飛んできたゴミバケツは恐らく自宅から約30m離れているゴミステーションのものだったようです。

つまりそれだけの距離をゴミバケツが舞い上がりながら移動したということになります。いくら素材がプラスチックでも、飛んでいる物が衝突する訳ですから、かなりの力が加わったのでしょう。

このように台風の時は予期せぬものが窓ガラスに衝突することがあります。今回はゴミバケツでしたが、その他の事例を見ても看板や屋根の瓦、路上ののぼり旗により、窓ガラスが割れたことが報告されています。

このトラブル事例から見ても台風の時の飛翔物から窓ガラスと生活の安全を守る方法は限られています。詳しくは次項でお伝えしますが、ガラスが割れてからでは遅いので、事前に対策しておきましょう。ちなみに今回の修理費用は自治会が負担したようですが、所有者が分からない物でガラスが割れてしまった時は自己負担になるのでご注意下さい。

3. 窓ガラスにおける台風対策とは?

窓ガラスにおけるいろいろな台風対策を分かりやすく紹介していきます

シャッターが閉まった窓の写真

この場所での台風対策で最初に紹介するのは、雨戸の動作確認です。雨戸やシャッターは旅行や帰省などで長い間家を留守にする時や、台風の時にしか閉めませんよね。

いざ台風が接近した時に閉めようと思うと、レールに汚れが溜まってうまく閉まらないことがあります。その時点から掃除をしていては効果が期待できませんので、台風シーズンになる前にチェックしておきましょう。

次に紹介する対策は、窓の内側を整理しておくことです。いくら気をつけていても、台風によって窓ガラスが割れる可能性はゼロにはなりません。部屋が散らかっていたり、窓際にソファやベッドを置いたままにしていると、割れた時に被害が拡大してしまいますし、対応が遅れてしまいます。

すぐに応急処置するためにも、台風接近時は窓ガラスの近くに物を置かないようにしましょう。前もって雑巾や作業用軍手、段ボールなどを準備しておくことも対策としては有効です。

この場所での台風対策で最後に紹介するのは物置の固定です。これは敷地内に倉庫や物置があるご家庭だけですが、台風が接近する前にしっかりと固定されているか確認しましょう。大型の台風であれば物置くらいの重さの物でしたら簡単に飛ばすことが出来ますので、窓ガラスが割れないようにしっかりとチェックして下さい。

4. 台風に備えて窓ガラスにできる施工方法

台風が接近する前に出来る施工。防犯ガラスに変更しておくのも一つの方法です

ひびが入った窓ガラスの写真

このトラブルは前もって施工しておくことでリスクを大幅に減少させることが出来ます。台風が接近する時期は、毎年7月から10月ですね。つまり11月から6月の間で対策しておけばいいということになります。

最近では、窓に防犯ガラスが標準装備されている住宅が増えてきましたが、古いマンションやアパート、一戸建てではまだ昔のガラスが取り付けられています。

昔のガラスとはフロートガラスのことで、厚さ3㎜から4㎜、安価な代わりに耐久性が低いガラスのことです。

さらにこのガラスは、割れた時に大きな塊となって飛び散り、割れ口も鋭利なため、怪我をしやすいのが特徴です。台風での対策を考える上ではこれらの危険が少ない防犯ガラスの施工が有効でしょう。

防犯ガラスでしたら、二枚の板ガラスの間に0.76㎜から2.3㎜の特殊フィルムが挟まれていますので、強風で物が飛んできて窓ガラスが割れたとしても、破片が飛び散ることはありません。もちろん強化ガラスと比較すると強度は劣りますが、住人の安全を考えるなら防犯ガラス一択です。さらに泥棒の侵入を防ぐことが出来るので、まさに一石二鳥ということになります。

防犯ガラスはフロートガラスと比べ価格は割り増しになりますが、安全を買うと考えて頂けると納得のお値段です。自分で取り付けが出来なくもないですが、施工の際は専門業者に依頼しましょう。

5. まとめ

窓ガラスにおける台風被害と対策法の重要ポイント、情報のまとめ

雨水がついた窓ガラスの写真

ここまでこのトラブルに関連する情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねて重要ポイントを紹介します。

このトラブルを対処するためには、シャッターや雨戸の設置、窓ガラスの点検、防犯ガラスへの交換が有効とされています。

初心者の方が何から始めていいのか分からない場合は、防災士や防災アドバイザーがいる専門業者に依頼して、相談しながら施工方法や対策を決めておくことをお勧めします。

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