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屋根断熱と天井断熱はどっちが快適?メリットとデメリットを比較

公開日:2023.12.13 更新日:2024.4.22
屋根断熱と天井断熱はどっちが快適?メリットとデメリットを比較

家を長持ちさせるためには、適切な修理やリフォームが必要です。特に、屋根や天井の断熱性は、住み心地や光熱費に大きな影響を与えます。
しかし、どういった点を注意すればよいのか、迷われる方も多いでしょう。

このコラムでは、屋根断熱と天井断熱の違いやメリット・デメリットなどを比較して解説します。

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1.屋根断熱や天井断熱で得られる効果とは?

省エネ効果が期待できる

省エネのイメージ写真

家の断熱は、快適な生活空間を保つための重要な要素の一つです。

特に、屋根や天井の断熱は、夏の暑さや冬の寒さを防ぐ役割を果たしています。
建物の断熱は、屋根、外壁、床面という三つの部分で構成されています。その中でも、太陽の熱の影響を最も受けやすいのが屋根です。
したがって、屋根や天井の断熱を重点的に行うことで、全体の断熱性が向上し、効果的な省エネを実現することができます。

さらに、断熱が進むと各部屋の温度差が減少します。部屋間の温度差が大きいと、人体にとってはストレスとなり、疲れやすくなるでしょう。
また、大きな温度変動は血圧の変動を引き起こし、心臓や血管に負担をかけることも知られています。
屋根や天井の断熱を強化することで、そのような体への負担を軽減し、より快適な生活環境を実現することができます。

そのほか、断熱性が向上すると、冷暖房の効果もアップします。
特に、夏や冬の極端な気温の時期には、冷暖房の使用時間が長くなりがちですが、良好な断熱性により、室内の適温をキープする時間が延長されるため、冷暖房にかかる費用も大幅に削減できます。

このように、断熱は家計にも優しいのです。屋根や天井の断熱を見直すことで、省エネと快適な生活環境の両立が実現できるでしょう。
リフォームや修理の際は、この点をぜひ考慮に入れてみてください。

2.屋根断熱のメリット・デメリット

小屋裏を有効活用できるが高コスト

小屋裏に入れる住宅の写真

屋根断熱は、屋根の裏側に断熱材を設置することで、室内温度を一定に保つことを目的とした工法です。
この工法は、夏場の猛暑によって屋根が高温になる際、屋根からの熱が室内に伝わりにくくするために利用されます。
屋根断熱を導入することで、屋根の直下に位置する部屋、通称小屋裏の温度が大幅に下がります。

屋根断熱のメリットとしては、屋根と天井の間にできる”小屋裏”のスペースを活用できる点です。
断熱を行わない場合、小屋裏は夏場にはサウナのような状態になりますが、屋根断熱を施すことで、小屋裏の空間も室温が保たれ、快適な部屋として活用できます。冬場は屋根からの放射冷却により室内の熱が奪われ、室温が低下しやすいので、壁の断熱材の厚みよりも2倍程度厚い断熱材を使うとよいでしょう。

小屋裏の空間を有効活用することで、部屋の天井を高くすることもできます。その結果、部屋には開放感が生まれ、インテリアのアレンジも楽しめるでしょう。

屋根断熱のデメリットとしては、コスト面が挙げられます。
屋根断熱は、屋根の傾きに沿って断熱材を入れるので、天井断熱よりも施工に手間がかかるのです。また、高性能の透湿気密シートなども必要となるため、工事費が高くなります。
天井にシミやカビが発生するなどのトラブルが生じた際、原因を究明するために屋根材や天井材を剥がす必要があります。これにより、追加の修繕費用がかかるでしょう。

そのほか、小屋裏のスペースを活用して天井の高い部屋にした場合、空調費も増えるでしょう。

屋根断熱のメリット・デメリットをしっかりと把握した上で、自宅の状況に合った選択をすることが重要です。

3.天井断熱のメリット・デメリット

コスト削減になるがロフトは使えない

コスト削減のイメージ絵

天井断熱は、家の断熱手法の中でも注目される方法のひとつとして取り上げられます。
断熱材の厚さに制限がないため、性能を最大限に引き出すことができるでしょう。断熱の性能を追求する際には、天井断熱が非常におすすめです。

天井断熱のメリットとしては、天井の面積が屋根よりも小さいため、施工費が比較的抑えられる点があげられます。
グラスウールやロックウールといった断熱材はコストも低めで、全体のコスト削減にも貢献します。

また、冷暖房効率も向上することも天井断熱の大きなメリットのひとつでしょう。
天井断熱を採用することで、天井下の空間だけをターゲットにした冷暖房が可能となり、効率的なエネルギー消費を実現できます。

しかし、天井断熱にもデメリットがあることを忘れてはいけません。
天井断熱のデメリットのひとつに、小屋裏をロフトや勾配天井として利用することが難しくなる点が挙げられます。

また、天井断熱の施工には高い技術と経験が必要です。断熱材を隙間なく敷き詰めるための技術や天井の構造に関する知識が要求されるため、施工業者の選定には十分な注意が必要です。

断熱リフォームや修理を計画する際は、天井断熱のメリットとデメリットをしっかりと理解し、最適な選択を行いましょう。

4.天井断熱と屋根断熱の選び方

天井断熱と屋根断熱の併用は推奨されない!そのため、生活スタイルに合った断熱方法を選択しよう

住宅の断熱のイメージ写真

お家の快適性を高めるための断熱は、その家の構造や住む人のライフスタイルに応じて適切な方法を選択する必要があります。
コストを重視する場合、天井断熱は適切な選択となるでしょう。

一方で、高い性能を追求するか、小屋裏のスペースを活用する計画があるのであれば、屋根断熱が適しています。例えば、勾配天井やロフトを設ける場合、屋根断熱は不可欠です。

次に、気密性の確保に関して考えると、外張り断熱工法を選択する場合、天井断熱との組み合わせは難しいです。気密性を最優先にしたいのであれば、外張り断熱と屋根断熱との組み合わせがいいでしょう。

また、屋根断熱と天井断熱の併用については慎重に検討する必要があります。
併用すると、小屋裏が密閉空間となり、部屋としての利用や収納としての利用が難しくなるでしょう。効果についても両方に断熱を施すメリットは少なく、屋根断熱のみで断熱材を厚くする方が有効です。

結論として、屋根断熱と天井断熱の併用は推奨されません。お家の特性や利用予定をしっかりと考え、最適な断熱方法を選択しましょう。

自分の家にあった最適な断熱方法については、信頼できる専門業者に相談するのがおすすめです。

5.屋根断熱や天井断熱のリフォームは専門家に依頼しよう

建てた後でも断熱リフォームが可能

リフォームについて話している依頼者と事業者の絵

断熱性は、近年の住宅にとって重要な要素となってきています。特に2022年6月に建築物省エネ法が改正されたことから、高い断熱性が住宅に求められるようになりました。
これにより、小規模の住宅でも省エネ基準が適用されるようになっています。

そのため、過去に建てられた建物の中には、現在の基準を満たしていないものも多いでしょう。しかし、建てた後でも、リフォームによって断熱性を向上させることができます。

天井断熱や屋根断熱は、断熱性の向上に特に効果的です。これらの断熱リフォームを行うことで、生活の快適性を高めるだけでなく、光熱費の削減も期待できます。

このようなリフォームは専門的な知識を必要とするため、自ら行うのは難しいでしょう。そのため、天井や屋根の断熱リフォームを考える際は、専門事業者に相談し、適切な見積もりを取得することが大切です。

もちろん、断熱リフォームを検討する際には、費用も気になるところでしょう。しかし、断熱性を向上させることで得られる省エネ効果や快適性を考えれば、長期的な投資として非常に価値があると言えます。

また、リフォームすることで、家の寿命を延ばす効果も期待できます。特に日本の梅雨や厳しい冬を快適に過ごすためにも、断熱リフォームの導入を検討する価値は大きいでしょう。

専門事業者としっかり相談し、自分の住まいに合った方法を選ぶことが大切です。

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